私には、唯一ひとりだけ女友だちがいる。友だちなので、平気で私の家に遊びに来るし泊ってもいく。悪友たちは言う、よく関係を我慢できるねって。それくらい、魅力的な子なのだ。実際に何度かそういう場面はあったけど、一線は越えなかったので今があるのだろう。彼女はレズでも性同一性障害でも何でもない、普通の女性であ...
✪マークはメルヘン・ファンタジー・人間模様の小話でし
私には、唯一ひとりだけ女友だちがいる。友だちなので、平気で私の家に遊びに来るし泊ってもいく。悪友たちは言う、よく関係を我慢できるねって。それくらい、魅力的な子なのだ。実際に何度かそういう場面はあったけど、一線は越えなかったので今があるのだろう。彼女はレズでも性同一性障害でも何でもない、普通の女性であ...
あなたが望まなければ、飛び込むことはない。わたしから逃げることも自由です。だれからも、逃げることは自由です。
とてつもなく無謀なことに、話は進んでいた。たまにそんなことはないだろうか、その話題だけが独り歩きしてしまう。そして、話は次第に大きくなってしまう。私は興奮して、ドキドキしていた。久々に感じる、この胸の高鳴りをどうしょう。夢だったらこんなに夢中になれはしない、私はつかのま悲しい未来の不安に襲われてる。...
以前に見た。ロウソクの炎を見た時、そう思った。懐かしいと同時に胸がいっぱいになる、そんな炎だった。わたしが、わたしでいる以前。ずっとずっと昔。同じようにその炎を見て、同じように感じていた。お寺の本堂の中には、たくさんの人で混みあっていた。四方を山で囲まれたこの場所は、夏になると、とてつも暑くなる。タ...
青い目の金髪の女性が含み笑いをした、私が言った言葉が子供ぽいと。近くのカフェで悪友の恋人と偶然に会う。「恋人じゃないわょ・・S〇Xフレンド」そうだった、たしかそう言ってたかなりの不思議ちゃんだ。「ハーフなの ?」美しい顔立ちにすらりとしたボディ、「イエス」でも英語(アメリカ)はしゃべれないそうだ。こ...