散る桜　目で追えるのも　あと何度

夢桜春の夜明けを待ち焦がれ

同じ痛みなら

人が傷つくより

私が傷ついた

ほうが

ずっといいと思ってた

その結果

私はすっかり

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貴方に渡された

紅葉かんざし

孫に渡す

溢れんばかりの笑顔

そこにはあの頃の私がいた

鈍くて何も感じない痛みよりも鋭くて何かを感じる痛みの方がいい

哀しくて切ない心の痛み

身体をぶつけたときよりの痛みよりも

怪我したときよりの痛みよりも

とてもチクチクとする心の痛み...

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