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日本百名山 「安達太良山」~BSプレミアム~①


こんにちは!みどりの日です。北海道は雲が広がり夕方から雨の地域が多い
ようです。東北から九州も全般的に雲が多く、ところにより雨の地域がある
ようです。沖縄は雲があるものの、晴れの地域が多いようです。

日本百名山 「安達太良山」 -春を待つ白き峰ー 撮影:3月中旬

安達太良高原スキー場 登山口 標高950m
登山ガイド 五十嵐潤さん

「動物の足跡、食痕(しょっこん)などのフィールドサインが
 見つかると楽しいかなと思っています」

<ルート>
奥岳登山口~勢至平(せいしだいら)~山小屋(1泊)
2日目
山小屋~沼ノ平~安達太良山~奥岳登山口

下山は同じルートを戻る12kmの工程です。
気象庁の火山情報を確認して出発

スタート地点から足場は雪です。
キツツキの仲間でコゲラがおります。スズメと同じぐらいのサイズです。
エナガという小鳥が集材に使うものを集めているのか卵を産むための活動を
しているようです。しばらく行くと雪の山道に入ります。

<山旅いろは>
アイゼン、スノーシュー
@足が潜る時はスノーシューを使う
@雪が固い時はアイゼンを使う
@登山靴の時はフラットスッティングで歩く(足の裏全体を使って歩く)

山小屋まで3時間程の登り。傾斜がきつくなった場合はキックステップと
いう歩き方。つま先から雪面を突き刺すように進む。

葉痕(ようこん)・・・葉が枝に付いていたところに残る跡

ヤマウルシ・・・山漆の木にハート型の葉痕が雪で残ったりすることが
        あります。

コブシ・・・春になると白い花を咲かせる。木蓮(もくれん)科の植物

ミズナラ、ナナカマド(高山植物)も自生しております。

登山口から2時間程登ってきた。
勢至平(1300m)この辺りになると木々が少なくなり、風をさえぎる
ものが少なくなり、風が強い。目指す安達太良山の山頂が見えます。
溶岩大地の勢至平を進みます。ここは山から吹き下ろす風の通り道。
マツボックリがあります。二ホンリスが食べた跡のもので、ニホンウサギの
足跡があります。向こうの急斜面にはニホンカモシカがいます。

*新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐため、現在くろがね小屋は
 営業を休止しています。

山小屋に到着。(1350m)
鐘を鳴らして中に入ります。木造2階建ての山小屋
毎年2万人以上が立ち寄ります。
登山者に人気なのが源泉かけ流しの温泉です。

<山旅ナビ>
岳(だけ)温泉
安達太良の出で湯は8km程下った温泉街まで引かれている。
その引き湯の長さは日本一とも言われております。

岳温泉神社
平安の昔から知られる温泉は神として祭られ、大切にされてきました。
その湯を守り続けているのが湯守(ゆもり)と呼ばれる人たちです。

*火山性ガスの危険があるため、一般の人は立ち入りが出来ません。

安達太良山の山旅ですが今回は岳温泉までとさせていただきます。
次回は岳温泉の湯守さんのお仕事から始める予定です。
湯守さんがおられることにより安心で安全な温泉がいろいろな方々に
恵みをもよおします。
2日目はアイゼンを使用したりしての安達太良山の頂上を目指します。

雲が多くいつ雨が降り出してもおかしくない地域、すでに雨の地域、
暑いや蒸し暑い、涼しい、寒いといった様々な気象がある一日に
なるかもしれません。どうぞ臨機応変に服装等も変化させたりも
よろしいかもしれません。
どうもありがとうございました。





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