二百十日
- カテゴリ:占い
- 2020/08/31 14:11:46
ニコットおみくじ(2020-08-31の運勢)
こんにちは!九州から東海は晴れるが昼から雷雨。北陸・関東から北海道は
終日ぐずつく。特に関東や東北南部では午後から激しい雨。
沖縄は終日雨で高波や暴風に気をつけてください。
【二百十日】
にひゃくとおかとは雑節の一つで立春を起算日として
210日目(立春の209日後の日)である。
日付ではおよそ9月1日頃である。
チア風の多い日もしくは風の強い日といわれるが、必ずしも事実ではない。
<文学>
〇夏目漱石『二百十日』 1906年
小説は漱石の実体験を元としておりそれは二百十日ではあるが
1899年の9月1日である。
〇宮沢賢治『風の又三郎』 1934
『風野又三郎』1924年の設定そのままである
1924、1934といずれも9月1日である。
●関東大震災 1923
関東大震災の日付は1923年9月1日
1960年 従来の二百十日と併せて災害についての認識と心構えの
準備を喚起する日として防災の日に制定された。
<意義>
八朔(旧暦8月1日)や二百十日と共に農家の三大厄日とされている。
@季節の変わり目の目安となる「季節点」の一つ
台風が来て天気が有れやすいと言われている。
夏目漱石「二百十日」にも台風とは明言は無いが描かれている。
台風襲来の特異日とされ、奈良県大和神社で二百十日前3日を行う
「風鎮祭」、富山県富山市の「おわら風の盆」など各地で
風鎮めの祭りが催されてきた。
この日の頃に台風が多いという事実はなく、むしろ8月下旬と9月中旬の
台風襲来の山にはさまれ、二百十日頃の台風はむしろ少ない。
気象学者の堀口由己は「この頃が稲の出穂期に当たり、強風が吹くと
減収となる恐れがある為に注意喚起する意味」で言われ始めたので
あろうとしている。
<巷説>
歴学者渋川春海が貞享暦を編んだ際初めて採用した言われる。
渋川は釣り好きで隠居していたある日、江戸品川の海に船を出そうとした時、
一老漁夫が海上の一点の雲を指し、「50年来の体験によると210日目の
今日は大暴風雨になる可能性が高いから船を出すのは止めた方が良い」と
教えた。これが果たしてその通りになり、その後も注意していると
確かに210日頃は天気が荒れる事が分かり、貞享暦に書き入れたという。
上記に対してのことかは関連が定かではないのですが、現実沖縄県に
台風9号がおりますので該当の方お気をつけてくださいませ。
そして特に東日本では夜?から夜半?地域によってはかもしれませんが、
雨になる所もありそうですので、どうぞご無理をしないで雨や雷雨には
ご注意くださいませ。
感じるものはありますでしょうか?そうですね、9月1日は気を付けようや戒めようや
確かめようなどの予防面の意味合いが強いですね。
お互いに気を付けて生活をしていきましょう。