日本百名山 ~BSプレミアム~ ①
- カテゴリ:レジャー/旅行
- 2020/11/19 00:09:09
こんばんは!19日(木)は沖縄は概ね晴れますが、その他の地方では雲が多く、
北海道では終日、西日本では午後を中心に雨が降り雷を伴うところもあるでしょう。
訪れるのは奥羽山脈の北に聳える和歌岳(わがだけ)。
巨木の森とお花畑が広がる稜線を辿(たど)ります。
巨木の森
雲上の楽園
雄大な稜線歩き
巨木の森 天空の花咲く秘境へ
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奥羽山脈 和歌岳
飽きたと岩手の県境に聳える和歌岳(1439m)。
東北地方の背骨と成す奥羽山脈の奥深くにある山です。
秋田のJR角館駅でガイドさんと待ち合わせ。
こんにちは~。
ガイドさん
「こんにちは~、まずまずいぐきてきだんす」
うぇ?
〇登山ガイド 藤村岳穀(たかのり)さん
「あっ、あの~、よく来て、よくいらっしゃいましたっていう意味の
秋田弁です。今のは、はい」
あっは、お世話になります。
「ガイドの藤村といいます。よろしくお願いしま~す」
角館に生まれ育った藤村岳穀さんにとって和歌岳は幼いころから
父親に連れられ登ってきた故郷の山。
その魅力を知ってもらおうと多くの登山者を案内しています。
「和歌岳はですね、実はあの山の奥の奥の奥にある山になるので、
実はあの、角館の街からはね、全然見えないんですよ。
ですけども、あの~、林道をね車で少し走っていくと
あの、見える場所があるので、ちょっとあのこれからね、
これからね、そちらの方に和歌岳の山を見に行きたいと思います」
向かったのは岩手との県境にある峠。
「少~し雲あるんですけれども、ちょうど和歌岳のね、
え~、山頂部分が見えていますね。
三角の一番高い所、あそこが明日我々が行く和歌岳になります」
遠いなぁ~。
どこから登って行くんだろう?
「左側にずう~っと続いてる稜線。あれを明日我々歩くことになりますね。
まぁ、あんだけ山の奥にある山なので
手つかずの自然が残っているって山になりますね」
秘境和歌岳を目指す日帰りの山旅。
登山口を出発し、ブナやミズナラの巨木を巡り、
薬師岳を越え、広大なお花畑へ。
大展望の稜線を歩き、ニッコウキスゲが咲く和歌岳の山頂を目指します。
下山は同じ道を戻る全行程8時間の健脚者向けのコースです。
〇甘露水口(420m)
朝7時、角館駅から車で1時間の登山口へ。
「はい、それではですね、ここ甘露水口(かんろすいぐち)からですね、
いよいよ本格的な登山道に入っていきます」
いよいよスタート。
*撮影:7月中旬
「え~、足元の根、十分に注意しながらゆっくり登って行きましょう」
は~い。
え~、出だしから急な登りだなぁ~。
緑が綺麗。
「天気もいいし、あの木漏れ日が、ね、漏れてる感じで
気持ちのいい登りですね。
登ること15分。
「目の前にあるこれミズナラという木になるんですが
ベタっとくっつくと、私二人分ぐらいでちょうど手が周るようだと
3m以上、うん、あるんですが巨木と言われている木はね、
あの~、幹周り3m以上のものが巨木っていう
呼ばれ方をするものになるので、これはもう間違いなく、うん、
巨木と呼ばれるものの一つですね」
幹周り3m以上が巨木の目安なんですね。
あっ、こっちにも太い木。
「ブチ模様みたいな模様な木がブナになる」
え~、これはブナなんですね~?
「こっから先にはね、いわゆる巨木と呼ばれる木がね沢山出てきます。
それをね、え~、見ながら登って行きましょう」
巨木が立ち並ぶ道を進みます。
「ちょっとね~、あっちの方を見てみてください。
まさにこの森を代表する巨木の一つといっていいと思います」
何の木なんですか?
「あれはあの~、シナノキ。上だけ見るとね、
こういっぱい木が寄り添ってる感じなんですけど、
目線を移してもらうと一本の株からね、株立ちしてるのが分かると思います。
大体樹齢が200年ぐらい以上。
幹周りの太さで6m以上あるかな~って感じですね」
木の幹にびっしり苔が付いてる。
「東北地方ではマンダの木とかって呼んだりします。
結構ね昔から生活に密着してる木で、マタギさんが、あの~、
蓑を作るのに皮を剥いで、それを乾かして細かく裂いて加工して
三つにして作ったんだと思います」
今回はこのあたりで終了と致します。
次回はガイドの藤村さん一押しの巨木の紹介から始めます。
どうぞよろしくお願いします。
とてもかわいいですね。GETをおめでとうございます(祝)
そうですか、例えば盆栽でも苔だけの盆栽もあるほどですね。
苔がいろいろな植物の寝床であったりすることもあるぐらいです。
あはは、そうですね、秋田です。秋田は今回で3度目ですね。
素敵な山が多いです。
飽きたって何かと思ったら、秋田ねw