日本百名山 ~BSプレミアム~ ①
- カテゴリ:レジャー/旅行
- 2020/11/30 00:04:34
こんばんは!30日(月)は北陸から北の日本海側を中心に雨や雪が降り、
雷を伴う所もあるでしょう。南西諸島も雲の多い天気となりそうです。
その他の地域は概ね晴れる見込みです。
訪れるのは山形の出羽三山。生まれ変われるとされる霊峰で
鮮やかな紅葉を満喫します。
古(いにしえから続く
修験の道
国宝五重塔
標高1400m
広大な湿原
真っ盛りの
紅葉
錦に染まる 生まれ変わりの山
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出羽三山
*撮影:10月上旬
JR鶴岡駅から車で30分。出羽三山神社に向かいます。
山形の中央に連なる羽黒山、月山、湯殿山。
この三山を合わせ、出羽三山と呼ばれます。
6世紀に開山されて以来、人々の信仰を集める巡礼の地として栄えてきました。
出羽三山を巡ることは死と再生の意味を持つ生まれ変わりの旅とされ、
今も多くの人が巡礼に訪れます。
案内してくれる方とは羽黒山の麓にある出羽三山の門前で待ち合わせ。
おはようございま~す。
ガイドさん「おはようございま~す。ガイドの芳賀です。
宜しくお願いしま~す」
〇ガイド 芳賀成史(はがのりひと)さん
宜しくお願いしま~す。
この地で生まれ育った芳賀成史さんは月山の頂上に建つ山小屋の三代目。
出羽三山で山伏として修業にも励んでいます。
今回はどんな旅になるんですか?
「羽黒山で一度死んで月山で母胎に帰り
湯殿山で生まれ変わるという生まれ変わりの旅になりますね。
先人たちが築き上げた歴史や文化は勿論ですが、
登りやすい、大変登りやすい月山、豊かな自然が魅力的な山です」
出羽三山を巡る一泊二日の山旅。まずは羽黒山。
国宝の五重塔を眺め、杉の巨木が立ち並ぶ参道を登ります。
芭蕉ゆかりの地、南谷(みなみだに)に立ち寄り
山頂の出羽三山神社(三神合祭殿)に参ります。
次は車で月山に向かいます。
八合目の登山口から湿原が広がる弥陀ヶ原を巡り、
真っ盛りの紅葉を楽しみ月山神社(月山山頂)の建つ山頂へ。
二日目は麓(ふもと)の湯殿山でお参り。
梯子(はしご)がかかる急登を越え、
紅葉の染まる月山を望む絶景ポイントを目指します。
下山はリフトに乗って姥沢口(うばさわぐち)へ。
全行程20km近くの初級者向けルートです。
午前7時、しゅっぱ~つ。
「ここ隋神門から御神域になりま~す」
御神域か。身が引き締まるな。
「凛としますね」
樹齢300年を超える杉の巨木の中を歩いて行く。
「はい、こちらが国宝に指定されている羽黒山五重塔です」
わぁ、森の中に五重塔が。
〇国宝 羽黒山五重塔
五重塔も杉と同じように真っすぐに建っているから調和がとれてる感じ。
それにしても結構大きいなぁ。
「高いしょう?高さ29まります」
いつ頃出来たんですか?
「平安時代になりますよね」
*特別な許可を得て撮影しています
「平将門が創建したといわれています」
今建っているのは室町時代に再建されたもの。
白く見えるのは木の地肌をそのまま生かす伝統的な手法で
建てられているからなんですって。
荘厳で美しいなぁ。
ここから先、登りが始まる。
随分先まで医師団が続いてますねぇ。
「そうですね、2446段あります」
そんなにあるんですか?
「山頂まで続いてますよぉ」
うわっ、ホントに終わりが見えな~い。
この石段の長さは1、7km。高さ300mを一気に登る。
う~ん、まさに修行だな。
「はい、山頂はこちらなんですけど、ちょっとおもしろい場所があるんで
行ってみましょうか>」
はい。
一旦石段の参道から離れて寄り道。何があるんだろ?楽しみだなぁ。
10分程歩くと突然開けた場所に出た。あ~、明るくなったな~。
「全然違いますよね?景色がね」
〇南谷
「南谷っていう所ですね」
まるで公園みたいだなぁ。
ん?なんか石碑がある。芭蕉の句碑?
「はい、芭蕉がここを好んで、え~、長期に渡って滞在した場所になります。
ここを拠点に出羽三山参りをしたといわれていますね」
〇寺院の礎石の跡
かつてここには立派なお寺があったんだそうです。
今回はここまでと致します。ご了承ください。
次回はこの南谷で芭蕉がどのような思いでこちらに滞在をしたか等から
ご紹介予定と致します。
どうもお疲れ様です。
そうですね、黄泉がえりでしょうね。
自分自身の過去した過ちといいますかミステイクを一旦消せるって意味が
凄いなと感じますね。
それから努力をして新しい自分を創り出していくっていう意味でしょうね。
努力と行動が大事ですって意味ですね。