日本百名山 ~ BSプレミアム ~ ④
- カテゴリ:レジャー/旅行
- 2021/01/21 00:22:18
こんばんは!21日(木)は北日本で雲が広がりやすく、
北海道では午前中に雪の降る所がある見込みです。
東日本は晴れるでしょう。西日本も日中は晴れますが、夜には雨の降る所が
ある見込みです。南西諸島は曇りで雨の降る所があるでしょう。
美しい湿原に鮮やかに咲く花
秋深まる山麓で森の恵みに出会う
錦に彩られた山肌に心躍らせ
絶景が広がる頂を目指す
~~ 久住山 ~~
*この番組は2017年2月20日に放送したものです
*撮影:2016年10月中旬
〇登山ガイド 藤田佳代さん
九重の自然の素晴らしさを伝えたいとガイドになった藤田さんです。
前回は法華院温泉山荘を出発し岩場を登り切り、
窪地で霧がたまりやすく道に迷いやすい北千里ヶ浜までご紹介をでした。
今回は道に迷わないように地図の使い方のご紹介から始まります。
<山旅いろは>
「九重連山ではルートも多く、分岐点も多いので
道迷いをする方が大変多いです」
〇知っておきたい地図の使い方
「そうならない為に3つのポイントでアドバイスしたいと思います。
では1つ目のポイントです」
い 2万5千分の1の地図
「登山では2万5千分の1の地形図を持ちましょう。
5万分の1の地形図に比べて実際の風景に近く
より正確に地形を把握することが出来ます」
「2つ目のポイントです。地図は迷った時に出すのではなく」
ろ 自分の位置を確認する
「常に周りの風景と地図を見合わせることによって
自分の位置を把握することが大事です」
地図には等高線という同じ高さの点を結んだ線があります。
この等高線の間隔によって傾斜の緩急が分かります。
〇等高線の間隔が広い
「例えばこのように等高線の間隔が広い場所は
こちらですねぇ、傾斜が緩やかになってます」
〇等高線の間隔が狭い
「一方でこういう風に等高線の間隔が狭い場所は傾斜が急になってます」
等高線の情報を見ることで現在地を確認するのに役立ちます。
は コンパス直進
「3つ目はコンパス直進です。
これは急な天候悪化で周りの地形が見えなくなっても
現在地が分かっていれば迷わずに目的地に着けるというテクニックです」
「まずコンパスを用意します」
コンパスの針が指す北に地図を合わせます。
@地図の北(磁北)
次に地図上の現在地と目的地を結んだ線の上にコンパスを置きます
〇コンパスの針とリングのN(北)を合わす
リングを回しコンパスの針とリングのNの位置を合わせます。これで準備完了。
紙とコンパスの針とリングのNの位置を
絶えず合わせて歩けば目的地の方向です。
「以上3つのアドバイスを参考にして
九重連山で安全な登山を楽しんでください」
北千里ヶ浜を抜けると残すは久住山の山頂です。
「空が近づいてきましたねぇ」
展望良さそうですねぇ。
「期待感膨らみますねぇ」
は~い。
〇久住分かれ(1640m)
「はい、ようやく上がってきました~」
分岐点の久住分かれまで登ってきました。
「あれがこれから登る久住山ですよ」
ここまで登ってきてやっと久住山の頂が目の前に。
〇久住山
山頂部は岩稜帯でひと際存在感があります。
いよいよ山頂に向かって最後の登りです。
岩がゴロゴロする荒々しい道を進んで行きます。
風が吹く中、息を切らして登ること40分。
わぁ~。
「あ~、中々こんなに綺麗に見えること無いですよ~。
いい時登ってきましたね~。あ~」
眺め最高ですね~。
山小屋から登ること3時間余り、いよいよ山頂です。
「はい、ようやく久住山山頂に到着しました。お疲れ様でした。
はい、頑張りましたね、えへっ」
着いた~。
〇久住山山頂(1787m)
*正確には1786、5mです
標高1787mの久住山山頂です。
山頂からは大パノラマ、九州を代表する山々が見渡せます。
霞の上に浮かぶのは百名山の一つ祖母山(そぼさん)。
美しい姿で佇(たたず)むのは豊後富士と呼ばれる由布岳です。
そして火の山阿蘇山が比類無き迫力で聳えています。
〇登山ガイド 藤田佳代さん
「九重連山って、あの~、こう山が沢山あるんですけど、
それぞれ個性的で、で、しかも初心者の方からベテランの方まで
力量に合わせて楽しめる山なのでこの雄大な自然をですね、
来ないと中々伝わらないと思うんですよね。
だから是非来ていただきたいなって思います」
実りの季節を迎えた豊かな森と美しい紅葉、そして大迫力の大展望。
九重連山の自然を満喫した山旅でした。
一泊二日の山旅はいかがだったでしょうか?
大船山(たいせんざん)から眺めたタデ原(たでわら)湿原は
美しかったですね。そして森の中にはカシワのどんぐりがありましたね。
ムカゴやオニグルミなどもありましたね。
そして坊ガツル湿原があり、その先の大船山があり、
かなりゴロゴロした岩場の急登がでしたね。
分岐点の段原から眺めた坊ガツル湿原の美しさ。
とても紅葉が綺麗でしたね。日本庭園のような御池の見事さもでしたね。
九重連山にある久住山、とてもいろいろな魅力がある山でした。
ももさんのおられます地域はいかがでしょうか?
なるほど~、お庭にテントを張れるスペースがありますか。
あはは、持っていませんか。場所がある場合はテントがありましたらいつでも出来そうですね。
今はテントの大きさや用途など様々にありますので、気分転換などにも良さそうですね。
庭にテント張りたくなりました(^^;)
持ってないけどw