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日本百名山 ~ BSプレミアム ~ ①


こんばんは!18日(木)は北日本から西日本の日本海側で雪が降るでしょう。

東北太平洋側や東海地方、四国や九州西部でも雪や雨の降る所がある見込みです。
暴風雪や暴風、高波、大雪に警戒・注意して下さい。
その他の地域は概ね晴れる所が多いです。
南西諸島は雲の多い天気となりそうです。

訪れるのは修験の山、大峰山。
世界遺産の奥駈道(おくがけみち)を辿(たど)る山旅です。

多彩な紅葉
大峯奥駈道
世界遺産
1300年の歴史
紀伊山地
最深部

            大自然に抱かれた修験の道
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                大峰山

紀伊半島を南北50㎞に渡り貫く巨大な山塊、大峰山。

〇八経ヶ岳(はっきょうがたけ)(1915m)

その最高峰が標高1915mの八経ヶ岳です。

〇和佐又山(わさまたやま)登山口(1140m)

奈良県吉野町から車で1時間、
山深い和佐又山登山口でガイドさんと待ち合わせ。

おはようございます。

〇ガイド 上野勝美(うえのかつみ)さん

「おはようございます~。ガイドの上野です。
 よろしくお願い致しま~す」

アウトドアメーカーのサラリーマンから14年前ガイドに転身した上野勝美さん。
大峯山など熊野古道を案内する傍ら、
修験者として大峰山で修行に励んでいます。

この時期の見どころを教えてください。

「大峰は、え~と、およそ1300年前ですね。
 その修行道を始めた
 役小角(えんのおづの)っていう方が
 開山された山で、修行道の行場らしい岩場に登って行くんですけれども、
 え~、稜線に上がれば、え~、カエデなんかが沢山あって
 紅葉も進んでいるみたいなので、あの、楽しみにしてください」

修行道の開祖、役小角が開いた大峰山を巡る一泊二日の山旅。

1日目

和佐又山登山口を出発。
修行の場、笙の窟(しょうのいわや)を経て、
険しい岩場を登り詰め、大普賢岳へ。
ここから世界遺産大峯奥賭道を巡る。
紅葉を楽しみながら進み、この日は
行者還(ぎょうじゃがえり)の小屋に宿泊。

2日目

彩り豊かな奥駈道を歩き、弥山(みせん)を経て、
眺望の素晴らしい八経ヶ岳山頂を目指します。

帰りはトンネル西口へ下山。
梯子(はしご)や鎖場(くさりば)が連続する
健脚者向けのロングコースです。

*撮影:10月中旬

午前8時出発

あ~、太陽が眩し~い。気持ちいいな~。

「そうですねぇ、光が射して綺麗ですよね~」

〇和佐又のコル(鞍部(あんぶ))

30分程で和佐又山のコルへ。

「あ~、この木を見てくださ~い」

変わった木肌ですね~。

「そうですね、あの~、ヒメシャラっていう木で、
 木肌がもうツルツルしてて」

ほんとだ。

〇ヒメシャラ

すべすべしてる。

「僕はまぁ、この山域で一番好きな木なんです~」

どうしてですか?

「触ってみるとですね、冷た~く感じるんですよね。
 夏場僕は修験道の修行をするじゃないですか?
 まぁ、その時凄く暑くってですね、
 こういう木を見つけると、この木を見つけると、
 こういう形で、ちょっと体を冷やせるというか、はい、
 癒しの木なんです」

癒しの木?

ヒメシャラは木の皮がとっても薄い。
だから幹の冷たさを直下に感じるのかもしれませんねぇ。
それにしても夏の暑い日に修験道が木に抱きつく姿を
想像すると笑っちゃいそ。ウフフ、ごめんなさ~い。

道が険しくなってきた。

うわぁ~、凄い絶壁だ~。あっ、洞穴(ほらあな)がある。

〇笙の窟(しょうのいわや)

「ここがこの界隈で一番大きい笙の窟っていう窟になります」

笙の窟?

〇窟(いわや)

「窟っていうのは、まぁ、あの、自然に出来たこういう洞窟というか、
 洞穴というか。雨露が凌げるのでここで寝泊まりしながら、
 山を巡拝するというような形なのと、まぁ、仏像を目の前に、
 え~、勤行(ごんぎょう)ですね、お勤め、読経をするというような
 場所になります」

〇大峯七十五靡(おおみねななじゅうごなびき)

大峰山には七十五もの行場があって、
修験者はそれらを巡りながら修行をするそうです。

「大峰がまぁ、南北に50kmあるとわれてるんですけども、
 ちょうどこの大普賢岳のこの界隈だけにこういう窟が点在しているんですよ」

〇朝日窟

〇鷲ノ窟

そうなんだ。

ちなみに窟がどんな所にあるかというと、
こ~んな高さ1500mの断崖絶壁にあるんです。

「1300年前から行者がずうっと籠(こも)って
 修行をしていた場所になりますね。歴史のある場所になります」

脈々と続いているんですねぇ。

大普賢岳を目指して一気に標高を上げる。
段々紅葉も増えてきたけど、道も険しくなってきた。

「そうですね、難行苦行です。
 それからしばらく梯子も出てきますけれども、
 足元と鎖気をつけて行ってみましょう」

はい。

岩の壁に付けられた梯子。はぁ~、傾斜が凄いな~。

今度は木の根が絡まった岩。わぁ~、段差もきつい。

また梯子だ~、ほんとに厳しい道が続く。

「そうですね、一番、まぁ、大普賢岳までの区間で
 一番険しい場所ですね~」

登り始めること3時間近く

ようやく道がなだらかなになった。

今回は大普賢岳の到着手前までと致します。
勝手ながらですがご了承ください。
次回は大普賢岳に登頂し、大普賢岳の眺望を眺めるところから始めます。

アバター
2021/02/18 22:58
こんばんは!夕方から一段と冷え込んできました。
どうもお疲れ様です。
はい、そうですね。こちらのガイドさんがヒメシャラの木に
番組では笑顔ですりすりしておりました。
はい、そうですね、癒しの木です。
アバター
2021/02/18 22:22
今日もヒメシャラが出てきましたねw
癒しの木なんですねw




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