日本百名山 ~ BSプレミアム ~ ①
- カテゴリ:レジャー/旅行
- 2021/04/23 00:51:08
こんばんは!23日(金)は北日本から東日本で概ね晴れるでしょう。
西日本も晴れますが、午後は雲が広がりやすい見込みです。
南西諸島は午前中を中心に雨となるでしょう。
訪れるのは東京の高尾山。
日本一人気の山の魅力を山の編集長と楽しみます。
朝日が照らす
早春の森
湖と山々の大展望
純白に輝く氷の鼻
神々しくそびえる富士山
誰もが知る山を誰よりも楽しむ
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東京 高尾山
東京八王子市の南西に聳える高尾山。標高599mの低山ですが、
首都圏からのアクセスしやすい為、年間300万人が訪れる人気の山です。
京王高尾山口駅で案内してくれる方と待ち合わせ。
〇高尾山口
おはようございま~す。
ガイドの方「あっ、おはようございます。
萩原(はぎわら)です。今日はよろしくお願いします。
〇山の編集長 萩原浩司(はぎわらひろし)さん
山岳関連の出版社で編集長を務める萩原浩司さん。
山の編集長の愛称で登山の情報やテクニックを発信しています。
ウラヤマからヒマラヤまでど~んな山でも登っちゃう
萩原編集長に高尾山の魅力を案内してもらいま~す。
高尾山久しぶりです。登山口はこっちでしたよね~?
「ちょっと待ってください。え~、高尾山の入山口は確かにこちらなんですが、
今日は反対側のコースを辿(たど)りたいと思います」
反対側?
「はい、私のおすすめのコースなんですが、
え~、高尾山の南側には南高尾山陵という、
え~、尾根がずっと続いておりまして、そこに七つのピークがあります。
私はこれを南高尾セブンサミッツと呼んでいます」
〇南高尾セブンサミッツ
「え~、今日は七つのピークの一つ一つ越えながら、
高尾山の頂上を目指したいと思います。
それでは出発しましょう」
はい、何やらいつもの高尾山とはちょっと違うみたい。楽しみです。
1日目
高尾山をもっと知る為の一泊二日の山旅。
一日目、高尾山口駅を出発。
早春の明るい尾根を進み、南高尾の七つのピークを越え、高尾山の山頂へ。
この日は麓で宿泊。
2日目
高尾山の中腹でご来光を望み、薬王院の森を歩き、奥高尾縦走路へ。
目指すは陣馬山で大展望を堪能します。
下山は陣馬高原下へ。二日間で合計30km余り、
初心者も楽しめるコースです。
*撮影:2月下旬
歩いているのは住宅街、この先に登山道があるのかなぁ?
あっ、もう桜が咲いてる、ピンクが綺麗だな~。
「もう春が来ているという証拠ですね。
さぁここからこの細い道を登山道に向かって登って行きます。では」
分かりましたぁ。って、え~~、こんな所からぁ?
登山道の入り口には全然見えませんが。
と思いきや、歩くこと1分ですっかり森の中。
住宅街の目と鼻の先にこんな山道があるんだな~。
登ること15分
「あっ、朝日が眩しい」
開けた所に出ましたね。
「そうですね、ちょうど今陽が昇ってきたところですね。
え~、ここは高尾山をぐるりと周る
稜線のちょうど尾根にたどり着いたところです。
では尾根道を辿って行きたいと思いま~す」
は~い、分かりました~。
鳥のさえずりに気持ちのいい木漏れ日、いい朝だな~。
森の空気を吸いながらどこまでも歩いて行けそうな尾根道です。
あれ?編集長、何か見つけました?
「足元にこのフワフワした綿毛がちょっと気になりますよね」
〇コウヤボウキ
「このコウヤボウキという名前の、え~、植物なんです」
ホワホワした綿毛が風に揺れてる。
飛んでった種はそろそろ芽吹く頃かな?
「ゆっくり下りますよ」
アップダウンで繰り返し歩くこと1時間半。
「最初の頂、草戸山の山頂目指して頑張りましょう」
はい。
「さぁ、空が段々広くなってきましたよぉ」
「南高尾のセブンサミッツ、最初のピーク、
草戸山の山頂です」
〇草戸山(364m)
「その展望台の上に登ってみましょう」
一体何が見えるんだろう?
「素晴らしい展望です。横浜方面、そして都心方面ですね。
その辺りの街並みが全て、今日はほんとにクリアに晴れてますね」
ほんとだ~、奥に見えているのは、武蔵小杉のタワーマンションかな?
セブンサミッツの二つ目、
榎窪山(えのくぼやま)を越え、さらに先を目指します。
「さぁ、この先にですねぇ、ちょっとお見せしたいものがあるんです」
え~、何があるんですか?
「行ってみましょう」
「この登山道の一つのモニュメント、こちらです」
わぁ、凄~い、鷹が彫ってある。そしてこっち側には~、ふくろうだ。
風倒木を使ったって書いてある。
*ふくろうの木には風倒木を使用しています。
これ、どうやって作ったんだろう?
男性の方「このふくろうね、
僕が作ったんですよ、これで」
え?
男性の方「チェーンソーでね、はい。
チェーンソーカービングって言ってね
チェーンソーだけで彫り物に
する技術があるんですよ」
凄い、これ一本で?
男性の方「あそこ折れたやつありますよね?
ああいうやつを利用して、あの、とってます。
あっ、とってますじゃねえや、彫ってます。うん」
こうしたモニュメントを作るだけでなく、
ボランティアの皆さんが登山道の整備にも一役かっているそうです。
男性の方「台風シーズンなんか特に、あの、風倒木が多いんで、
道をふさいだり通れなくなったりするんで、
それをこう、どけたりね、あと、道の段差を直したり。
テーブルもね、チェーンソーでこう丸太を二つ割りにして、
あの、割って、それであの、こうやって休憩の時にあの、
皆んなで楽しんでもらって。
やりがいあります。頑張ります」
周りのお仲間の方(4名)「あはははははは、パチパチパチパチ♪」
「また立ち寄らせていただきま~す。失礼しま~す」
周りのお仲間の方「どうも~」
ありがとうございま~す。
ボランティアのみなさんが、この登山道を守ってくれてるんだな~。
「さぁ見えてきましたよ~、正面に見えるこの壁のような階段、
泰光寺山(たいこうじさん)の登りです」
今回はこの辺りで終了と致します。
次回は泰光寺山への続く登りから始めます。
どうもお疲れのところありがとうございます。
あはは、そうですね、実際にしかも昨日登られた方の方が説得力がありますものね。
同じ高尾山ですがコースが違うはずですね。
ノエママンの方のコースも面白そうですよね。