Nicotto Town



日本百名山 ~ BSプレミアム ~ ②


こんばんは!26日(水)は北日本から東日本で晴れる所が多いでしょう。

北海道では午後を中心に一部で雷雨の恐れがあり、
北陸や東北では雨の降る所がありそうです。
西日本は日中は晴れる所が多いですが、夕方以降は西から天気が下り坂となって、
夜には九州や四国で雨が降る見込みです。南西諸島は曇りや雨となるでしょう。

エメラルドグリーンの海
テーブルサンゴの森
神秘的な地下世界
ジャングルに流れる
勇壮な滝

             亜熱帯 生命の頂
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              西表島 古見岳

*この番組は2020年5月18日に放送したものです

*撮影:3月中旬

〇ガイド 八幡暁さん

これまで世界中をカヤックで巡ってきた八幡さん。
海や川を旅することで見えてくる自然や生命(いのち)の
大切さを伝えてきました。

昨日は八幡さんが河口近くのおすすめの場所に案内してくれた所までの
ご紹介でした。
今回はそのおすすめの場所の紹介から始めます。

それはジャングルの下にある鍾乳洞。

「ここなんですよ」

え?ここは入れるんですか?

「よし行こう」

いや、相当狭いですよ、立ってるし」

「よいしょっ」

「うわっ、足もう水浸しですけど、うわっ、これは天井低いし狭いですねぇ」

「ここ抜けたらさ~、凄いでかいホールがあるから」

ほんとですか?何か信じられない。

「広くなってるんですよ」

広くなってる?

「へぇ~、こんな世界もあるんだっていう感じ。
 ほい、来た~、うわぁ~」

あっ、八幡さん、立ち上がった。

「見て?天井、これ」

うわぁ~、広い。

〇鍾乳洞

珊瑚や貝などが堆積して出来た石灰岩が雨水などで溶かされて
こうやって鍾乳洞出来るんですって。

「ほら天井見ると溶け出したでしょ?
 石灰質が溶けてきて氷柱石(つららいし)とかいってる状態なのかな」

水に溶かされていた石灰が再び固まって
少しずつ伸びたのが氷柱石なんですって。

〇つらら石(鍾乳石)

西表のジャングルの下にはこんな鍾乳洞が沢山あるんだとか。
地下に広がる不思議な世界です。

さぁいよいよルツン川を遡って行くぞ。

ここで旅の相棒と待ち合わせだそうです。

「おはようございます」

相棒「おはようございます」

「ではよろしくお願いします」

相棒「はい」

「西表の山は人の暮らしと自然が凄い近いフィールドなので
 西表で生まれ育ったはちろうさんに助っ人で来ていただきました」

〇島人(しまんちゅ)石垣八郎さん

八郎さん「よろしくお願いします」

よろしくお願いします。

八郎さんの八と八幡さんの八で八八コンビだ。

「末広がり」

八郎さん「あははは」

あははは、ハッピー倍増ですよ。

「色んな西表の話を聞きながら行きます」

八郎さん「はい」

「はい」

八郎さん「じゃあ、行きましょうね」

お願いしま~す、楽しみです。

「ちょうど」

「なんかツツジみたいですね。
 幻の花っていわれているセイシカたまたま咲いてました。
 こんな低い所に」

凄いですね、早速ハッピー。
ツツジの仲間のセイシカ。

〇セイシカ 聖紫花

漢字では聖なる紫の花と書くんだとか。
西表などで見られる珍しい花なんですって。
気品がありますねぇ。

「高~いとこ咲いてんですね、凄い咲いてるな。
 上の方でってのは分かるんだけど、近寄れないみたいなことが多いです」

こんな近くでいきなり幻の花に出会えちゃいました。

ルツン川に沿ってジャングルの道を進みます。

あれ?何かありました?

「これ、沖縄に来たら誰もが口にするんじゃないかな。
 シークヮーサーって知ってるでしょ?」

はいはい。

「ミナミレモンですね」

〇シークヮーサー

シークヮーサーといえば沖縄を代表する果物ですよね。

お家の庭に植えて実を搾って食べるんですって。

八郎さん「ほとんどの人が植えてますね」

「ほとんどですね」

八郎さんも?

八郎さん「う~ん、うちの家にもあるよ、あは。
     もう色んなあの、天ぷらとかなどにも搾ってかけて
     食べたりはします。
     もう暑い時期だから最高ですね。
     体にはまぁレモンだからいいかなぁ~って感じで」

さっぱりして美味しいですよね~。

さらに進んで行くと

八郎さん「あっ、ちょっと面白いヤツがありますねぇ」

「ああああ~」

八郎さん「これですね、コミノクロツグっていうんですよ」

〇コミノクロツグ

コミノクロツグはヤシの仲間。
こちらではこの葉を使って帽子や籠などを編むんですって。

八郎さん、この葉で編んだオモチャを持ってきてくれました。

八郎さん、「これが指ハブっていうヤツなんですけど」

〇指ハブ

八郎さん「で、そういう時にそう、指を入れるんです、指を入れて」

「あ~~~、あははは」

八郎さん「引っ張るともう動けないんですよ」

ははは、八郎さんも遊んだんですか?

八郎さん「うん、子供の頃こうやって、
     え~って泣けやくて、もうするとじいさんばあさんいって、
     こうやって抜いてあげるとえ~ってよく遊びましたね」

エヘヘ、楽しそう。

で、このコミノクロツグ、指ハブだけじゃなくて、
島の暮らしにかかせないんだそうです。

幹を覆う繊維を編んで、縄や網にして使われてきたんですって。

八郎さん「網を作って海に入れて、
     魚をかけて、昔は獲っていたっていうことがありますね」

漁に使ってたんですねぇ。

「まぁこうやって生きた知恵を持っている人がまだね現役で生きている。
 こうやって今での暮らしと密着してるっていうのが凄いいいですね」

「大切ですね?」

八郎さん「そうですかね?」

お二人「アハハハハハ」

ここで山旅スケッチ。

<山旅スケッチ> マングローブ染めを体験

西表島にはマングローブ染めという草木染めがあります。

〇マングローブ染め

古くは漁で使う網や布を染めていたんですって。

〇永露芳子(ながつゆよしこ)さん

永露芳子さんは島を訪れる人たちにマングローブ染めを
誰もが楽しめるようにアレンジして体験してもらっています。

*オヒルギは台風などで倒れた木を使用

マングローブのオヒルギの樹皮を煮出して作った
染料液を使ってTシャツを染めます。

八幡さんも初めて体験することに。
Tシャツの中の染めたい部分を糸で縛ります。
染料液にTシャツを入れて何度も擦って染料を馴染ませていきます。

「やぁ、いい経験だ」

永露さん「良かった、良かった」

染めあがりましたか?

永露さん「じゃあ広げてみてください」

「おお、いいじゃないですか」

永露さん「面白いじゃないですか」

「ねぇ」

永露さん「うん」

「いや、ほんとにいいわ」

格好いいですねぇ。

八幡さんも出来栄えに大満足。

永露さん「木や草からもらった色で染めるのも
     またこう、驚き、喜び、楽しみ、色んな発見があるじゃないですか?
     そういう日々が、う~ん、何か幸せな感じですね」

西表の自然の恵みを感じさせてくれた体験でした。

ユツン川をさらに上流へと進んで行きます。

今回はこの辺りで終了と致します。
次回は八郎さんが地元の子供達がやっている遊びを教えてくれるところから
始めます。




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2021/05/26 23:00
こんばんは!お月様はぼやけてしか見れませんでした。
ももさん、どうもお疲れ様です。
はい、ありがとうございます。
かなり書きました。今回は人数が多いですね。
そうですか、奄美大島ですと湯湾岳でしょうか?
この山が一番奄美大島で最高峰の山です。
湯湾岳のお水を使用する黒糖焼酎の「れんと」は美味しいですよ。
そうですね、マングローブが生い茂る西表島にも行ってみたいですね。
アバター
2021/05/26 21:50
今日もずいぶん書きましたねw
お疲れ様です(*^^*)

奄美大島で泥染したことを思い出しましたw
西表にも行ってみたいです(*^^*)




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