日本百名山 ~ BSプレミアム ~ ①
- カテゴリ:レジャー/旅行
- 2021/06/07 00:47:21
こんばんは!7日(月)は南西諸島は曇りか雨でしょう。
西日本から北日本は概ね晴れますが、東日本太平洋側では雲が広がり、
一部で雨が降る見込みです。
お花畑が広がる初夏の平標山(たいらっぴょうやま)。
上越国境の花の百名山を旅します。
梅雨の晴れ間
青葉香る登山道を行く
世界有数の豪雪の山
胸躍らせ
たおやかな尾根を進む
一面に花々が咲き競う
雪が育むお花畑
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谷川連峰 平標山
群馬と新潟の県境に聳える谷川連峰。
〇仙ノ倉山(2026m)
その最高峰、仙ノ倉山の西にあるのが平標山。
〇平標山(1984m)
山頂部のお花畑で知られる花の百名山です。
*この番組は2020年7月20日に放送したものです
上越新幹線の越後湯沢駅から車で20分。
〇登山口
平標山の登山口に到着。
おっ、あの方ですね、おはようございます。
女性の方「おはようございま~す。
今回ご案内させていただきます、
登山ガイドの飯田千香子と申します。
どうぞよろしくお願いしま~す」
〇登山ガイド 飯田千香子さん
お願いします。感染症対策もバッチリ。
「そうですね、今回はあの、このシールドマスクを付けて、はい。
万全の対策で進んで行きたいと思います」
登山ガイドの飯田千香子さん、
東京の大学で庭づくりを学び、13年前、湯沢に移住。
〇高山植物の知識を活かしたガーデナー。
登山ガイドの傍ら、高山植物の知識を活かした
ガーデナーとしても活躍しています。
この山の魅力は?
「そうですね、平標山はあの凄く豪雪地帯にあるんですね。
雪融けが結構遅いので、あの~、季節がギュッと詰まって、
あの~、この時期ですと沢山のお花が一気に、
あの見える所も凄く大きな魅力の一つだと思います」
わぁ~、ワクワクしてきました。
平標山を巡る日帰りの山旅。
登山口からダケカンバの森を進み、ヤマツツジなどの花畑を楽しみながら
登って松手山(まつでやま)へ。
様々な花々が咲く稜線を進み、平標山の頂を目指します。
さらにこの日の一番の見どころ、山頂直下のお花畑を楽しみます。
下山は同じ道を戻る中級者向けの山旅です。
*撮影:6月下旬
午前7時出発
ここから登り始めですか?
「そうですね~、こちら松手山コースとなりまして、
あの、松手山を経由して平標山の山頂を目指して行きま~す」
は~い。
花の山、楽しみ。
おっ、今日はちょっと風がありますね。
う~ん、山の空気、違いますね~。
「ここから木の階段がしばらく続きます~」
階段、結構急ですね~?
「松手山まで約2時間位なんですけど、
その間あの、高低差約600m位登って行きますので、
あのゆっくりと登って行きたいと思いま~す」
かなりの標高差です。
「なるべく歩幅を短くして、階段の段差が高い所は、
あの、両足一回揃えて一息ついてまた登るような感じで登って行くと、
あの、いいかもしれませんね~」
先を急ぐよりものんびりマイペースが良さそうですねぇ。
青葉がいっぱい、初夏ならではの気持ち良さですねぇ。
「え~、大体この辺り、標高まぁ1000m前後ぐらいですねぇ。
ちょっとね周りを見渡していただくと、
え~、こちらある木がダケカンバですね」
〇ダケカンバ
白い幹がすっと伸びて凛々しくて格好いいな~。
「幹がペラペラと、幹の樹皮がペラペラとめくれてるのが特徴ですね~」
「白くて目立つ木がありますね。
これもあのダケカンバの仲間のシラカバの木ですね~」
ダケカンバ見た時、シラカバに似てるなって思ったんですよねぇ、そっくり」
〇シラカバ
「シラカバの木の特徴としてはもうパット見て、全体的に白いんですけども、
若い枝が黒いというのが特徴で、節の部分をですね、
枝が落ちた節の部分も黒くなっているのが
このシラカバの特徴になりま~す」
お~、確かに、言われてみると違います。
「その他ですね、ヤマモミジ、モミジの木があったりとか、
ミズナラの木など、あの、かなり沢山の種類の木があるのが
この標高帯1000m辺りの特徴になります」
広葉樹の葉っぱからの木漏れ日、美しいな~。
少し傾斜が緩くなってきた。
「あっ、右側の斜面を見てみてくださ~い」
ん?緑の中に赤い花が。
〇ヤマツツジ
「ヤマツツジですねぇ、綺麗に咲いてますね」
ほんとですね~、野生のツツジの中で、もっとも代表的な花なんだそうです。
陽の光に花びらが透けてる。
足元がゴツゴツとしてきました。
あっ、森が明るくなってきましたよ。
「あの大きな樹木の森を抜けて、尾根にとりついて明るくなってきましたね」
あ~、ここにもヤマツツジ。
「はい、一旦森を抜けましたけども、
またあの再度この中の森に入ってちょっと急な登りですね。
また歩いて行きま~す。
平らな所で呼吸を整えながら行きたいと思いま~す」
は~い、ついて行きま~す。
〇6月下旬
花の盛りを迎え彩り豊かな尾根
登山口から30分、標高差200m近くを登って来ました。
「ちょっと段々森が深くなってきまして、
空気がちょっと森の中でこもるようになってきて、
ちょっと暑くなってきましたので、
私あのこのシールドのマスク、外させていただきます~」
頑張って登って来たし、汗もかいてきましたよねぇ。
こういう時は熱中症にならないように、シールド外しましょう。
「この辺りでちょっと一旦小休止しましょう」
喉も乾いてきましたもんねぇ。
「復帰しま~す」
飯田さん、おすすめの飲み物があるんですよね。
<山旅スタイル> 登山におすすめ甘酒!
〇登山におすすめ甘酒!
「南魚沼はあの米処なので、甘酒も沢山お店でも販売されていますので、
是非登山の前に寄っていただいて、甘酒持っていただくと
いいかなぁと思います」
おすすめの理由は?
「甘酒はあの水分補給、エネルギー補給が出来る他、
登山に必要なビタミンBと鉄、ナトリウムなども、
あの補給出来るので、もうマルチな飲み物になります」
〇登山で失われがちな
ビタミンやミネラルを補給できる
登山で失われたビタミン、ミネラルも補給出来るんですねぇ。
「甘酒はですね、大きく分けて2種類。
酒粕から出来ているものと米麹から出来ているものがあります」
〇酒かすからはタンパク質
米こうじからは糖分も補給できる
酒粕からはタンパク質も、
そして米麹からは糖分も補給出来るんだそうです。
水の貴重な山では消毒用のアルコールなどで用意しておくのもお忘れなく。
「じゃあ、甘酒いただきま~す」
成分や味を比べて、お気に入りの甘酒、探してみよう。
「甘くて美味しいです。元気が出そうです。
この後も頑張って行きましょう」
午前8時、再び森の中を進んで行きます。
「この辺りはまた木が大きくなってきまして、この木はミズナラの木ですね。
どんぐりが秋になる木で、熊が沢山あのどんぐりを食べる木ですね」
この辺り、右も左もミズナラ。
熊が喜ぶ森なんだろうな~。
登山口から標高差300mを登って来ました。
「あっ、この右側見てみてくださ~い」
わぁ=、可憐な色。
「この綺麗なピンクのお花はタニウツギという植物です~」
〇タニウツギ
形も可愛らしいですねぇ。
「この日本海側、特に雪が多い所にあの生息している植物なんですけども、
あの~、庭木にも良く使われる植物ですね」
今回はこの辺りで終了と致します。
次回は飯田さんの庭造りからです。
はい、ジャスト3000文字なのですよ。
ですのでこのような区切りに致しました。
なるほど~、では酒粕を上手に使用してこの暑い夏を乗り越えてお過ごしくださいませ。
酒粕がタンパク質
米麹がタンパク質+糖分
でしたら登山しない私は酒粕を選ぼう( *´艸`)