日本百名山 ~ BSプレミアム ~ ①
- カテゴリ:レジャー/旅行
- 2021/08/03 00:35:33
こんばんは‼3日(火)は北日本で概ね晴れるでしょう。
山沿いではにわか雨や雷雨がありそうです。
東日本から西日本は晴れ間もありますが雲が広がりやすく、
東海や近畿では雨が降る見込みです。雷を伴って激しく降ることもあるため、
落雷や突風、短時間強雨に注意してください。
南西諸島は曇りや雨となるでしょう。
訪れるのは八ヶ岳。
火山が創り出した荒々しい岩の峰を縦走します。
初夏八ヶ岳連峰に分け入る
爆裂火口
自然が生んだ驚異の造形
氷河期からの生き残り
貴重な花畑
花が彩る岩の峰
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八ヶ岳
長野と山梨に跨る八ヶ岳。
なだらかに広がる裾野が特徴です。
しかし、八ヶ岳連峰は数多くの火山が連なり、
荒々しい一面も持ち合わせています。
中でも南八ヶ岳の硫黄岳から横岳を経由し、
赤岳に続く険しい岩場は登山者に人気の稜線です。
JR中央本線の茅野駅からバスで40分。
〇美濃戸口
長野県茅野市
登山口で案内をしてくれる方と待ち合わせ。
おはようございます。
〇登山ガイド 村上周平さん
「おはようございます。
今回八ヶ岳を案内させていただきます村上です。
よろしくお願いします」
長年、八ヶ岳で登山ガイドをしている村上周平さん。
山岳救助も行っています。
以前は横浜でフランス料理のコックをしていましたが、八ヶ岳に魅せられ移住。
その経緯を奥さんが本にまとめ、TVドラマにもなりました。
〇富士見高原エターン物語 著者 村上方子さん
「八ヶ岳の魅力はですね、あの荒々しい岩峰と
そこにあの素晴らしい展望が待っているんですけれども、
そこにあの可憐な花がいっぱい咲いているんです。
で、その中でもですね、まぁ本州でほんとに珍しい花も咲いてますんで、
ちょうど今、見頃だと思うんで、これを案内したいと思います」
八ヶ岳の三つの山を縦走する二泊三日の山旅。
登山口を出発し、沢沿いの登山道を歩き、テント場に宿泊。
二日目、まずは硫黄岳に登り、その後、横岳の稜線を進み山小屋へ。
三日目、八ヶ岳の主峰で最高峰の赤岳へ。
山頂で大展望を味わう中級者向けのコースです。
〇南沢ルートで下山
*撮影:6月中旬
朝10時、標高1490mの登山口を出発。
蝉が鳴いてますね。
「そうですね、春ゼミは煩(うる)さいぐらいですねぇ」
春ゼミですかぁ?
〇エゾハルゼミ
「エゾハルゼミです。
もう、体こんなに小っちゃいんですけど、こんなにね大きな鳴き声で」
「ここがあの~、山の神といいまして、
あのまこの辺はあの~、そうですね、カラマツとかシラビソとか、
あの~、樅の木とかがほとんどなんですけど、
ここだけあの、ゴヨウマツ、立派なゴヨウマツが二本生えてまして」
〇山の神
ピッタリ寄り添って立つ二本のゴヨウマツ。
地元では山の神と呼ばれている。
「ここに祠が、可愛い祠があったんですけども、
二年程前にですね、台風でちょうどこの真ん中に
後ろから倒木が倒れてきまして、
あの、そのせいでちょっと潰れちゃったんですよ祠が今。
最初、倒れているのを見た時はびっくりしたんですよね。
ちょうどここにスパーンと落ちてて、あの~、祠がね。
御神木の身代わりになったんじゃないかと思っている人ですけども」
パッパ♪ 礼
沢沿いに出た。
「風が抜けて気持ちいいですよね~、う~ん。
沢の音も気持ちいいし。
もうあの~、八ヶ岳の稜線から全部流れてきた水なんで」
うわぁ~、綺麗ですね~。
あっ、緑の岩がありますねぇ。
「ちょっと湿気が多いんで、やっぱり苔が凄いですね~」
「樹林の中のね、あの苔とかが綺麗ですよねぇ」
〇スギゴケの仲間
「これはスギゴケなんですけども」
うわっ、びっしり。
〇イワセントウソウ(白いお花)
あっ、苔の中に小さな花が。
標高2200mまで来ました。
「赤岳鉱泉のテント場に到着しました。
今日はここに泊まりますんでテント張って。
お疲れ様でした」
明日から本格的な岩登り。
今夜はゆっくり休みましょう。
今回は一日目のこのテント場までと致します。
次回は二日目の朝に出発し、硫黄岳、横岳、赤岳を目指します。
どうもお疲れ様です。
どうでしょうか、アップダウンがありますとやっぱり大変なようですね。
割かし稜線がなだらかであったりすると歩きやすいといわれていますね。