日本百名山 ~ BSプレミアム ~ ③
- カテゴリ:レジャー/旅行
- 2021/09/02 00:53:02
こんばんは!2日(木)は北日本で晴れる所が多いでしょう。
東北南部では午前中を中心に雨が降る見込みです。
東日本から西日本は雲が広がり雨の降る所が多いでしょう。
雷を伴った激しい雨の降る所もある見込みです。
落雷や竜巻などの激しい突風、降雹や局地的な激しい雨に注意してください。
南西諸島は曇りや晴れとなり、午後は雨の降る所がありそうです。
雪解け水が流れる
清らかな滝
初夏を喜ぶように
咲く花々
楽園の様な
山頂の湿原
初夏!輝く天空の大湿原
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苗場山
〇登山ガイド 高波太一さん
高波さんの父親は苗場山の山頂で2006年まで山小屋を営んでいました。
高波さんもその手伝いをしながらガイドになりました。
*撮影:6月中旬
全開は出発して3時間、山の中腹まで来た所までのご紹介でした。
今回はまずは高山植物のご紹介から始めます。
「イワカガミがね、沢山咲いてます」
〇イワカガミ(ピンク色のお花)
〇マイヅルソウ(白色のお花)
「マイヅルソウ、小っちゃいけど可愛いね、集まって咲いてるんですよ」
「あ~、綺麗なのが咲いてますねぇ、ちょうど。
ムラサキアシオツツジという花ですね」
〇ムラサキアシオツツジ
ムラサキアシオツツジ(紫八染)
紫で八回染めたような鮮やかさが名前の由来なんだって。
「ここにね=、凄い綺麗な花咲いてますよ」
〇サンカヨウ(白色のお花)
「これ、サンカヨウって花ですね」
実はこのお花、雨に濡れると大変身を遂げるんですって。
何と花びらが透明に。
は~、まるでガラス細工みたい。
森を抜けると今度は
「樹林帯を抜けましたね。
こっから岩場になってきます。
鎖にはあまり頼らずに岩をちゃんと掴んで登るのが大事ですね」
鎖に頼りっきりじゃあ駄目なんですねぇ。
「グングン高度を稼いでいきますよ」
は~い。
「ちょっと左を見てください。
綺麗な花、見つけました。
おっきくて薄紫で凄く綺麗な花ですよね」
〇シラネアオイ
「シラネアオイといいます」
このお花、雪解けの頃、ここを訪れる登山者に大人気なんだそうです」
「世界中で日本の特にこの雪国にしか咲かないっていうのは、
大きな特徴だと思いますね」
「お父さんが登山道整備で何度も苗場山登ってたんですけど、
笹の中に結構咲いているんですよ。
ただね~、その笹を刈ると、陽が当たるようになって、
沢山このお花が増えるんですね。
お父さんと二人でこの綺麗な花を増やしたくて、
草刈りを沢山したなっていうのを思い出しますね」
高波さん親子が増やしてきたシラネアオイ。
今では苗場山を代表する花の一つです。
標高2000mを超えました。
「雪が出てきましたね」
結構残ってますねぇ。
「気をつけないと」
うわぁ。
「あははははは」
地面の熱で下の雪が先に溶け、空洞が出来てしまうんです。
「こういうことあるんでね、
あの~、やっぱりガイドは先頭必ず歩かないといけない。あはは」
出発から4時間半
「あ~、そしたらね私の好きな苗場の山頂湿原辿(たど)り着きました」
ついに到着ですか?
わぁ~、広~い。
山頂部は600ヘクタール。
実に東京ドーム130個分です。
冬は一面雪に覆われていますが、この季節、雪解け水が溜まって出来た池、
池塘が姿を現します。
〇池塘
そしてこの池塘には稲の苗に似た草が生えます。
この光景から苗場山と呼ばれるようになったといいます。
「やぁ~、いい所ですね~。
本当に天井の楽園というか綺麗ね~、水も沢山」
あ~、雲が映り込んでますね~。
これって氷ですかぁ?
「氷が溶け切らず、低温っていうことが分かるんですけど、
この時期しか見られないんですよ」
へぇ~~。
「こんな綺麗なね~山頂があるのって他で見たことが無いんで
奇跡なんでね所だと思います私は」
山頂の一番高い地点を目指し、さらに1時間歩きます。
「ちょっとここでですね振り向いて見ていただきたいんですけれど、
立山と北アルプスの方の山々がねここから眺めることが出来ます」
西には修験の山として知られる立山。
〇立山
そして岩と雪の殿堂、剱岳。
〇剱岳
南西にはアルピニストに人気の穂高岳。
〇穂高岳
そして尖った姿で目を引く槍ヶ岳。
〇槍ヶ岳
あっ、ここにも雪が。
木道も随分濡れてる。
ここで山旅スタイル。
今回は見える山々の絶景を見ましたところまでと致します。
次回は濡れた木道の歩き方の説明をガイドの高波さんに教えていただきます。
どうもお疲れ様です、ももさん。
お忙しい時間帯にこうしてコメントをありがとうございます。
良いことをおっしゃりますね、風流風雅ですね。
なるほど~、小さな花たちも同じですか。
哲学のようであり、穏やかで素敵な表現ですね。
小さな花たちも同じですね(*^^*)