日本百名山 ~ BSプレミアム ~ ①
- カテゴリ:レジャー/旅行
- 2021/09/16 00:53:06
こんばんは!16日(木)は南西諸島から西日本、東日本の太平洋側から
東北南部太平洋側は、雲が広がり雨の降る所が多いでしょう。
その他の地方は概ね晴れる見込みです。
台風14号は16日にかけて東シナ海でほとんど停滞した後、
次第に進路を東北に変え、17日(金)朝には対馬海峡へ進み、
温帯低気圧に変わる見込みです。台風から変わる低気圧は、
17日から18日(土)にかけて西日本から東日本を東北東へ進む見込みです。
訪れるのは北海道の大雪山(たいせつざん)。
広く嫋(たお)やかな峰々を巡(めぐ)ります。
涼を求めて雪渓を行く
火山が生んだ造形
❝日本一のお花畑❞
初夏ならではの絶景
神々の遊ぶ庭
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大雪山
北海道の中央部に聳える大雪山系。
その山域は南北60km、東西50km、日本最大の国立公園です。
アイヌ語で神々の遊ぶ庭を意味するカムイミンタラと呼ばれ、
古くから崇められてきました。
カムイミンタラ
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神々の遊ぶ庭
〇旭岳(あさひだけ)(2291m)
目指すのは最高峰の旭岳、標高2291m。
2万年前の噴火によって誕生した山です。
ロープウェイを使えば日帰りでも登れますが、
今回は一泊二日でその魅力を堪能します。
JR旭川駅から車で1時間半。
〇層雲峡
登山口のある層雲峡です。
ロープウェイ乗り場でガイドの方と待ち合わせ。
おはようございます。
ガイドの方「おはようございま~す」
〇国際山岳ガイド 宮下岳夫(みやしたたかお)さん
「今回案内する、え~、国際山岳ガイドの宮下岳夫です。
よろしくお願いしま~す」
国際山岳ガイドの宮下岳夫さん。
北海道で生まれ育ち、幼い頃から大雪山に足を運んできました。
厳冬期の山スキーから夏の縦走まで
大雪山の楽しみ方を隅々まで知り尽くしています。
「今、え~、山雪(さんせつ)の時期で、え~、ハイマツの緑と、
白い、え~、残雪のコントラストが楽しめる大雪山の最も美しい時期です。
え~、雄大な裾のの広がりと、これは世界でも屈指の広大な
お花畑が大雪山の魅力です。
今回は是非皆さんにお花畑と大雪山の大きさを味わってもらいたいと思います」
初夏の大雪山を行(ゆ)く一泊二日の山旅。
1日目
一日目、ロープウェイとリフトを乗り継いで、まず黒岳へ。
雪渓歩きをしながら北海岳に向かい、
御鉢平(おはちだいら)の広大な景色を楽しみます。
さらにお花畑を通り抜け、初夏ならではの絶景が見られるという白雲岳へ。
この日は白雲岳の麓のキャンプ指定地でテント泊。
2日目
二日目、固有種を堪能しながら北海岳に戻ります。
その後、御鉢平の稜線を進み、最高峰の旭岳を目指します。
下山はロープウェイを利用。
大雪山の人気スポットを巡(めぐ)る中級者向けのコースです。
まずは黒岳を目指して出発。
七合目まではロープウェイとリフトで。
正面に聳える山、あれが黒岳。
20分程で標高1510mの七合目に到着。
「おはようございま~す。
こちらの、え~、登山事務所で登山届を書いてですね」
〇林野庁 上川中部森林管理署
黒岳森林パトロール事務所
森林事務所で登山届を記入、火山情報もチェックします。
*撮影:6月下旬
「じゃあ行きましょうか」
はい、よろしくお願いしま~す。
午前8時半、七合目をスタート。
早速急な登り、頑張るぞ~。
「いきなり残雪登場です」
わはは、雪ですか~?大丈夫かな~?
「気温が高いんで雪は柔らかいんで、
え~、今日はステップカットといって、ここがこう雪をですね、
蹴り込んで足場を作って行きますんで、
この足場に沿って上がって来てください」
はい、分かりました。
宮下さんが作ってくれた足場を辿(たど)り、慎重に登って行きます。
青空に残雪、眩しいけど爽やかだなぁ。
登り始めて1時間
「黒岳の頂上はいきなり別世界になりますねぇ。
今日は晴れてるから全部見えますよ~」
別世界ですか~?
「え~、そう、これまでとは全然違いますね~。
わ~、凄い、良く見えるわ~、やったぁ~」
〇黒岳(1984m)
「今回最初のピーク黒岳頂上です」
わぁ~、今までの景色とは全然違う、雄大ですね~。
「あ~、そうですね~、この広がり、裾のの大きさ。
え~、今回歩くつーとが全部見えてるんですけど、
左の岩のゴツゴツした山が白雲岳で、北海道第三位の高峰ですねぇ、
2230m。
そして手前になだらかな山頂があるのは、北海岳です。
そして、え~、ちょっとなだらか山、あれが目指す旭岳です」
あれが最終目的地なんですね~。
「アイヌの人達は大雪山を総称して、神々の遊ぶ庭、
カムイミンタラと呼んで、神が庭へ降りてきて、
遊んでいく場所として崇めていたんですねぇ。
我々もえ~、神のおすそ分けを今日は頂きましょう。
ここで山旅スケッチ。
今回はここで終了と致します。
次回は神々と生きるアイヌの人々につきまして、
川村カ子ト(かわむらかねと)アイヌ記念館の方に
教えていただくところから始めます。
そうですね、カムイミンタラですので、「カムイ」が神様ですね。
なるほど~、トマムですか。
とても素敵なリゾート地ですね。
機会がありましたらスキーや温泉が個人的に興味があります。
勿論美味しいものも豊富でしょうね。
個人的にはトマムに行きたいです(*^^*)