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日本百名山 ~ BSプレミアム ~ ②    


こんばんは!23日(木)は北日本から東日本で日中に晴れ間がありますが、

関東や東北太平洋側では朝までを中心に、北陸や東北日本海側、
それに北海道では午後を中心に雨が降るでしょう。
所により雷を伴った激しい雨が降る見込みです。
落雷や竜巻などの激しい突風、降雹、局地的な激しい雨に注意してください。
西日本は概ね晴れますが、日本海側では午前中に雨の降る所もありそうです。
南西諸島は晴れや曇りとなり、所によってにわか雨があるでしょう。

緑輝く
 山のふところへ
森を彩る夏の花
祈りの道をたどり
天空の岩場を登る
息をのむ絶景

               神の領域をゆく
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                八海山

〇木村和也さん

10年前、東京から故郷新潟にUターンした木村和也さん。
八海山の麓に広がる魚沼盆地で米作りをしながら、
登山のフリーペーパーを編集。
初心者でも楽しめる山の情報を幅広く発信しています。

*撮影:7月上旬

前回は薬師如来を見上げる女人堂の所までの紹介でした。
今回は故郷の雪の風景に魅了をされました画家の紹介から始めます。

<山旅スケッチ> 白の世界

故郷の雪の風景に魅了された一人の画家がいました。

〇富岡惣一郎(とみおかそういちろう)(1922-1994)

新潟県出身の富岡惣一郎。

〇南魚沼市トミオカホワイト美術館

八海山の麓にその作品を集めた美術館があります。

〇雪雲・八海山 1993年

これは雪の八海山を描いた一枚。
塗り込められた白い絵の具が、豪雪地帯の雪深さを表しています。

〇けやき四本 1981年

作品の多くは白を基調としたもの。
富岡はこう言っています。

小学校時代の

雪明かりの中の小道の感動が

雪の世界、白黒の世界に没入する

きっかけとなってしまった。

〇妙高山 1976年

白にこだわる富岡は絵具も開発。
富岡ホワイトと名付けました。

〇信濃川・卯ノ木 1984年

それは時間が経っても黄色っぽくならない画期的な白でした。

〇南魚沼市トミオカホワイト美術館
 角田由美子さん

「まぁ自分が雪国人、雪国で生まれたからこそ
 表現出来る世界があるということで、まぁ常にこの白の世界を
 描いてきたんですけれども、故郷を想う温かみのある風景といいますが、
 雪なんですけれども、冷たさを持たず、
 はい、その情を持った絵がピカソといいますか、
 はい、表現をしていると思います」

雪深い故郷を愛した富岡惣一郎。
その思いが白い作品に込められています。

出発から3時間

まもなく薬師岳だ。

「薬師岳に到着です」

〇薬師岳(1654m)

標高は1654m。

「こっちには魚沼盆地が見えています」

わぁ~、田んぼがまるで緑の絨毯。

「そうですね、米処ですからねこちら」

〇魚沼盆地

八海山の雪解け水は湧き水。
盆地特有の朝晩の寒暖差。
それが美味しいお米を作りだしている。

尾根ずたいに進んで行く。
その先には目指す岩の峰々が待ち受けている。

〇八海山 千本槍小屋

「山小屋に到着しました。
 今日はここに泊まります。
 お疲れさまでした」

ありがとうございました。

翌日天候が崩れた。
残念ながら先に進むことを諦め、下山することに。

*撮影:8月上旬

一カ月後、改めて山小屋から頂上を目指す。

〇九合目(1650m)

「暑いです、ほんとに暑いです。
 八海山はもう標高が低いんで、
 あの~、どうしても夏はこの暑さがもう付きものなんで、
 まぁ水分補給をちゃんとして、
 で、今日はこれが、あの、八海山のメインの場所である、
 八ツ峰地蔵に登りますんで、
 え~、安全にゆっくり、しっかり歩いて行きましょう」

はい、よろしくお願いします。

いよいよ八海山の核心部へ。

〇八ツ峰

これから向かうのはギザギザの岩の峰が連続する八ツ峰。

まず、地蔵岳に登り、そこからアップダウンを繰り返し釈迦岳。
そして大日岳まで縦走する。
岩場や鎖場が続く八海山最大の難所だ。

「じゃあ行きます。
 こっからあの、八ツ峰が始まるんで」

さっ、いよいよ岩の峰にとりつく。

早速、急な岩場だぁ。

結構濡れてますね~?

「そうですね、割とここはいつもいつも湿っていて、
 で、この岩がまた滑るんで、気をつけてくださいね」

はい。

尾根に出た。

〇ピーク①
 地蔵岳(1707m)

「はい、八ツ峰最初のピーク、地蔵岳に着きました。
 じゃあちらに行きましょう」

あっ、何か並んでる?

お地蔵さんだ~。

険しい岩山を無事登れるよう、お願いしておこう。

尾根を縦走し、次のピークに向かう。

〇ピーク②
 不動岳(1703m)

「はい、え~、八ツ峰の2つ目のピーク、不動岳です」

ここに祀られているのは、不動明王。
一斉の煩悩を祓ってくれるという。

「おすすめするのは初心者はここまで。
 で~、やっぱりこの先はそれなりに歩き慣れていて、
 岩場に慣れてる方に行って欲しい。
 そういう山域です」

え?ここからが大変?

「そうです、安全に行きましょう」

はい。

「よいしょっ」

うわっ、凄い鎖場、緊張するな~。

ここで山旅スタイル。

今回はこの鎖場の所で終了と致します。
次回は鎖場の折り方を木村さんに教えていただくところから始めます。

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2021/09/24 01:00
こんばんは!日付変わる手前のお忙しい時間帯にどうもありがとうございます。
秋分の日をお疲れ様でした。
ももさん、そうですね、八海山の八ツ峰はですね、
下から見ましても山頂部がギザギザしています。
つまりアップダウンが激しいだろうなと連想が出来るほどです。
昨日検索をして調べたのですが、やっぱり梯子や鎖が大変なようですので、
握力や体力が強い人や、技術や経験がある方ではないと厳しい山のようです。
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2021/09/23 23:40
鎖場があるなら相当大変な登山になりそうですね(^^;)




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