日本百名山 ~ BSプレミアム ~ ②
- カテゴリ:レジャー/旅行
- 2021/09/29 00:34:27
こんばんは!29日(水)は北日本で午前中は晴れますが午後は雲が広がり、
夜には日本海側を中心に雨が降りそうです。
東日本から西日本は、晴れ間がありますが雲が広がりやすく、
所々でにわか雨がある見込みです。南西諸島は曇りや晴れとなるでしょう。
大型で非常に強い台風16号は今後も日本の南を北上し、
1日(金)頃には伊豆諸島にかなり接近する見込みです。
伊豆諸島では30日(木)から非常に強い風が吹き、
1日頃は大荒れとなる恐れがあります。
29日から2日(土)頃にかけて南西諸島や小笠原諸島、
西日本から北日本の太平洋側では、うねりを伴って大しけとなる所があるでしょう。
高波に警戒をしてください。
青空の下
稜線をゆく
❝秘境中の秘境❞
パンケメクンナイ湿原
荒々しい
岩の頂
❝秘境❞の大自然
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ニセコ連峰 目国内岳
〇登山ガイド 古市竜太さん
千葉県出身の古市竜太さん。
ニセコ連峰の自然に魅せられ、26年前に移住。
登山やスキーなど一年を通してニセコの自然の魅力を伝えています。
*撮影:7月中旬
前回は森林限界を超え、日陰の少ない稜線の所までの紹介でした。
今回は稜線での熱中症対策をガイドの古市さんに
教えていただくところから始めます。
<山旅スタイル> 稜線での熱中症対策
「このコースはね、あの~、東から西に向かって歩きますので、
西をずうっと後頭部に浴びるんですね」
〇ポイント
日差しから後頭部を守る
「やっぱり心配な方は大きめの防止を持って来るんですとか、
え~、手拭いやね、タオルをここにこう西が当たらないように
ケアしてもらうのがいいと思います」
強い日差しを浴びながら稜線を歩く場合は、つばの広い帽子を被り、
タオル、手拭いなどを利用して後頭部を守りましょう。
〇エネルギー 塩分の補給
エネルギーと塩分の補給も大切です。
〇ミックスナッツ
こちらは古市さんオリジナル。
栄養価の高いミックスナッツ。
五種類のナッツに塩を振りかけ、オリーブオイルで炒めたもの。
〇五種類のナッツ
・アーモンド
・カシューナッツ
・ピスタチオ
・ヒマワリの種
・カボチャの種
・レーズン
糖分を摂る為のレーズンも加えてあります。
「で、オリーブオイルと塩で炒めることによって
ナッツに塩分がですね万遍なく行き渡るんですよ。
ですので、塩分を無駄なくですね、体に吸収することが出来ます」
目国内岳を目指し、笹原が広がる稜線を進む。
「わぁ、いい風ですね~。
ここはですね、山と山に挟まれたちょっと低くなったね、鞍部なので、
ガスが入ってしまうことが多いんですけれども、
今日はほんとにね、湿気も少なくて、気持ちがいいですよね」
道が険しくなってきた。
足を踏み外さないよう、慎重に。
「ちょっと岩に手、当てたりしてバランス保ちながら来てくださ~い」
はい。
「結構ね岩が出てきて秘境の山っぽいですね」
❝秘境❞の山っぽい
確かに探検してる気分です。
「あっ、可愛らしい黄色いお花が沢山出てきました」
〇ハイオトギリ
「ハイオトギリといいます。
僕なんかはこれ見るとね、あ~、夏が始まったなぁと思います」
「まぁ夏の花ということで、こちらも見てください」
〇エゾシオガマ(白色のお花)
「これはエゾシオガマといいます。
白くてね~、もう上から見たら不思議なグルグル、
風車のように回って見えるお花です~」
確かに風車だ。
〇ミヤマホツツジ(赤紫色のお花)
こちらは咲き始めたばかりのミヤマホツツジ。
花びらが反り返り、雌蕊(めしべ)は象の花みたいに、グイ~~ン。
〇ツマトリソウ(白色のお花)
凛とした花はツマトリソウ。
花びらを縁どる淡い紅色がとっても綺麗。
「お~っ、山頂の岩、大きい岩が完全に見えてきましたよ」
一段と道が荒々しくなってきた。
「ちょっとした岩登りの感じですね。
ここも手、使って安全に来てください」
はい。
「頭とかぶつけないようにね~、
気をつけてくださいね、もう少しですよ~」
出発から2時間半
〇目国内岳 山頂(1220m)
「はい、到着です。
目国内岳山頂、1220mです」
お疲れ様でした~。
山頂は巨大な岩が積み重なったまさに岩の頂。
「こちら来てください。
はい、東側見てください、凄いですね~」
〇前目国内岳
「ニセコ連峰のね、連なり。
奥にはニセコアンヌプリ、そして羊蹄山がドーンと見えますね~」
〇羊蹄山
「蝦夷(えぞ)富士」
「蝦夷富士ともね呼ばれる凄い型の美しい山ですよねぇ。
こういった景色を見てると、悠久の時間といいますか、
この時間の感覚がね、無くなっちゃうぐらいのそういうゆったりとしたね、
気持ちになれるんですよねぇ。
ほんとにここはねニセコのね、秘境といえるんじゃないでしょうか?」
〇悠久の時間
〇ニセコの秘境
さらに奥へと進みます。
「目国内岳よりさらに奥側はね、通る人も少ないので、
なかなかうっそうとしていますねぇ」
「道も曲がってますし、膝も右から左から来て、
密林を探検してるようなそんな感じですねぇ」
〇密林を探検
山頂を出て40分
「わ~、着きましたよ~」
今回はパンケメクンナイ湿原に着きました所までと致します。
次回はこのパンケメクンナイ湿原の紹介から始めます。