日本百名山 ~ BSプレミアム ~ ③
- カテゴリ:レジャー/旅行
- 2021/10/19 00:50:57
こんばんは!19日(火)は、北日本から西日本では、
午前中は晴れ間もありますが午後は雲が広がりやすく、雨の降る所が多いでしょう。
また、所々で雷雨となる見込みです。落雷や突風、急な強い雨に注意してください。
南西諸島は曇りや雨となるでしょう。
日本第2位
北岳へ
ダイナミックに
変化する光景
日本第3位
間ノ岳へ
標高3000mの
尾根をゆく
天上の散歩道
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北岳・間ノ岳
〇山岳ライター 高橋庄太郎さん
高校時代、テントに泊まりたくて山岳部に入ったという高橋さん。
以来テント泊は何と1500回以上。
その豊富な体験を生かした本が人気なんです。
*撮影:8月上旬
前回は北岳山山荘の近くでテント泊の所までの紹介でした。
今回はテントでの快適な過ごし方を高橋さんにご紹介していただくところから
始めます。
<山旅スタイル> テントで快適な夜を¡
〇テントで快適な夜を¡
テントで快適な夜を過ごすには?
「ちょっとまずこの真下、向こう側」
〇谷川からの風に注意
「谷から吹いてくる風によってテント、
バーンって飛ばされる時があるんですね。
入口を谷側に向けると、なんで横にしたと」
「この寝袋、到着したらすぐに出す」
〇寝袋をすぐに広げる
「この中に入ってるダウン、羽毛がありますよね?
これって時間が経たないとふっくらしてこないですね。
で、ふっくらしないと効力が発揮されないんですよ」
〇荷物を使用頻度に応じて並べる
「足元から頭にかけて使う頻度が高いものをこういう風に並べる。
家の中で生活する時も置き場ってあるじゃないですか?
自分の部屋でこれはここに置くとか、それとおんなじで、
こちらに着いて寒いな~と思った時に、
真っ暗でも手を伸ばせばここに防寒具こうある。
まぁそういう感じで生活出来るように」
さっすがテント泊の達人、これなら快適な夜が過ごせそう。
3日目
朝4時出発
「しゃ~、お~、あ~、いい場所ですねぇ。
ちょっとここで日の出を待ちましょうか?」
〇富士山
何と目の前に富士山が。
「出てきましたね~、この朝のオレンジ色が綺麗ですよねぇ。
透明感のあるオレンジ色」
朝日を浴びながら登って行く。
緑と岩に覆われた南アルプス屈指の尾根を進む。
「今歩いてる登山道なんですけど、まぁ北岳から標高3000m、
ずうっと超えてるんですね。
で、こんな高所をですね、これだけ長い区間歩けるのはもう日本でここだけで、
天上の散歩道なんて呼ばれ方もしてます」
これが天上の散歩道、北岳から間ノ岳まで、4kmに渡る稜線だ。
「お~、ライチョウだぁ」
えっ?
「ホーホーホーホー」
「あ~、あっち向いた、お~う」
〇ライチョウ
クゥ~♪ クゥ~♪ クゥ~♪ クゥ~♪
この夏、生まれたばかりのライチョウの雛。
クゥ~♪ クゥ~♪
親鳥は雛たちが遠くに行かないよう、自分の居場所を鳴き声で知らせる。
クゥ~♪ クゥ~♪
「あそこあの~、黄色い花が岩の上に咲いてるんですよ。
岩の上に咲いてるとなんか絵になりますね~」
〇ミヤママンネングサ
ほんとに綺麗。
〇イブキジャコウソウ(紫色のお花)
〇中白根山
ここは北岳と間ノ岳の途中にあるピーク。
「はい、着いた~。
素晴らしいですね、全方向ぐるっと見えますよ~。
何とここから1位から5位まで全部見えちゃうんですね~。
アザーハイ、日本で1番高い山、富士山ですね」
1位
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富士山(3776m)
シルエットが素敵。
「そして2番目、昨日登って来た北岳です」
2位
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北岳 (3193m)
「やっぱ格好いいよな~、北岳って」
そしてこれから目指す第3位の間ノ岳。
3位
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間ノ岳(3190m)
「同じく第3位の山があちらにあります。
北アルプスの穂高岳です」
同じく第3位、標高3190mの奥穂高岳。
3位
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奥穂高岳(3190m)
その隣には第5位、点に突き立つ山。
「槍ヶ岳です。
わっ、これだけ離れててもね、槍ヶ岳って分かりますよね」
5位
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槍ヶ岳 (3180m)
1位から5位までを一望に。
まさに日本トップクラスの絶景ポイントだ。
「あ~、富士山が左手にあり、右手には中央アルプスが立ち並んでいて、
もう最高です」
ほ~んと、最高です。
「もう山頂が見えますよ、間ノ岳だ」
今回は間ノ岳が見えました所までで終了と致します。
次回はこの間ノ岳を目指し、間ノ岳から眺められる山々のことや、
高橋さんの北岳と間ノ岳への想いを教えていただきます。
そうですね、ワクワクしますね。
そうですね、虫が厄介ですよね。
煙等をたきますと、こちらがまいっちゃう場合もですので、
考えてやらないとですね。
虫が入ってこなければいいのですが(^^;)