Nicotto Town



日本百名山 ~ BSプレミアム ~ ②    


こんばんは!3日(水)は西日本から東北の日本海側や北海道、

それに伊豆諸島では雲の多い天気となり、所々で雨が降るでしょう。
雷を伴う所もある為、落雷や竜巻などの激しい突風、局地的な激しい雨に
注意してください。その他の地域は晴れる所が多いですが、
近畿や山陽ではにわか雨や雷雨の所もありそうです。

日本有数の
  花の宝庫
日本アルプス
 屈指の難ルート

             ❝不帰ノ嶮❞を越えて
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                白馬岳

〇登山ガイド 佐藤玲奈さん

佐藤さんは東京出身ですが、幼い頃からスキーをする為に長野に来ていました。
30代の時長野への移住を決意。
今ではガイドとして険しい岩場も案内する程。

*撮影:8月中旬

前回は一日目、キャンプ地のテント場で宿泊のところまでの紹介でした。
今回は二日目、険しい岩場のルートに入って行きます。

2日目

翌朝

「いよいよ険しい岩場のルートに入ってきたいと思います」

「そこにライチョウいますね~」

え?

あっ、ほんとだ~。

「ヨーロッパのライチョウは狩猟の対象だったみたいで、近くに来ない」

〇ライチョウ(雷鳥)

「日本のライチョウはね、猟の対象にしてなかったんでね、
 こうやって近くにね良く歩いてキュってくれますね」
へぇ~、そうなんですね~。

「いよいよね、これから行く不帰ノ嶮が見えてきました」

今回のルート、最大の難関、不帰ノ嶮。

〇不帰ノ嶮(かえらずのけん)

〇Ⅲ峰

三つの峰からなり、急峻な岩場が続きます。

〇Ⅱ峰南峰

〇Ⅱ峰北峰

〇Ⅰ峰

「不帰ノ嶮っていうんで、名前のように、一度行ったら帰って来れないというね、
 怖い名前が付いているんですけれども、安全に通過して行きましょう」

ここで岩場に入る準備を確認。

<山旅スタイル>
 岩場に入る準備

「水筒などをですね、ザックの外にデットに閉まって方も
 いらっしゃるかと思うんですけれども、
 岩に引っ掛けたりとか、危ないので、
 ザックの中にですね、しっかりしまいましょう」

〇水筒→ザックの中へ

「身の回りについても同じように整理していきたいと思います。
 例えばこういった肩掛けカバンですね。
 こういったものを下げて歩きますと、
 足元が見えなかったりして、危ないので、
 ザックの中にしまって歩いて行きましょう」

〇肩掛けカバン→ザックの中へ

岩場では両手で岩を掴むことも。

〇ストック→ザックの中へ

ストックは邪魔になるのでしまいましょう。

〇サイドストラップで固定

ザックに入らない場合は、ブラブラしないよういしっかり固定しま~す。

「岩場では落石とか、え~、転倒などによるね
 怪我を防止する為に、ヘルメットは必ず被って行きましょう」

〇ヘルメットを装着

「引っ掛けたりするものは危ないので、
 ザックの中に極力しまって安全に通過して行きましょう」

「ではいよいよね下って行きますけども、
 ちょっとザレててね、あのズルズル滑りやすいですが、
 一歩ずつ踏み締めてゆっくりと落ち着いて降りて行きましょう」

三つの峰からなる不帰ノ嶮、登ったり降りたりを繰り返します。

二つ目の峰を進みます。

「はい、ついにね、Ⅱ峰北峰に到着致しました」

〇Ⅱ峰北峰

「あっ、はっ、は~、は~」

「ここからの下がね、は~、え~、へ~、
 不帰ノ嶮のね、一番の大変な難所になります。
 まぁあの日本のね、アルプスの登山ルートの中でも、難関の一つになりますね」

不帰ノ嶮の中でも最も厳しいⅡ峰北峰からの急な下り。

〇Ⅱ峰北峰

垂直に近い岩壁を鎖や梯子(はしご)を頼りに
一気に200mも降りなければなりません。

「これから梯子や鎖が連続して、出てきますので、
 あの~、しっかりとね、落ち着いて行けば問題はありませんので、
 あの~、焦らずに歩いて行きましょう。
 はい、ではここからね降りて行きますが、
 まず私が先、行きますので、良く見といてくださいね~。
 こういった鎖場ありますので、持っていただいて大丈夫です。
 ゆっくりとね、下を足元見ながら一歩ずつ確実に
 足を降ろして行きましょう」

鎖を利用しながら、切り立った岩壁を降りて行きます。

気が抜けない難所が続きます。

「は~」

「い~」

え~、そこを渡るんですか~?

「まぁ梯子なんですけど、こう空ければこの鎖こうやって持ったまんま、
 ゆ~っくりと慎重に来てもらえば大丈夫ですからね~」

風も強いので慎重に。

そして最後に難所中の難所か。
高さ50mの巨大な岩を一気に下るのです。

Ⅱ峰北峰を出て1時間

「はい、お疲れ様です。
 やっとね不帰ノ嶮の難所の岩場を無事、通過しました。

今回は二日目の無事に通過をした所までと致します。
次回は三日目、白馬岳山頂直下の山小屋を目指します。


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2021/11/04 01:18
こんばんは!先程部活でお世話になりました。
どうもお疲れ様です。
はい、生きて帰って来れないという意味です。
アバター
2021/11/03 23:09
ネーミングが怖いのはそれだけの意味があるんですね><




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