日本百名山 ~ BSプレミアム ~ ④
- カテゴリ:レジャー/旅行
- 2021/11/19 00:32:34
こんばんは!19日(金)は北日本や東日本日本海側では雲が広がりやすく、
雨の降る所が多いでしょう。雷を伴い激しく降る所もある見込みです。
北海道では雪の混じる所もありそうです。
南西諸島は曇りや雨となり、雷を伴い激しく降る所もある見込みです。
その他の地域は晴れるでしょう。
険しい岩場
頂を彩る紅葉
切り立つ稜線
錦に染まる修験の峰
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石鎚山
〇登山ガイド 越智清加さん
案内してくれる地元の登山ガイド、越智清加さん。
越智さんは、地元の保険会社に勤めていた27歳の時、
初めて石鎚山に登りました。
その後、山にのめり込み、地元の山岳会に入会。
経験を積み、登山ガイドになりました。
*撮影:10月下旬
前回は弥山山頂の山小屋に宿泊のところまでの紹介でした。
今回はいよいよ2日目、石鎚山の山頂を目指します。
2日目
翌朝
「おはようございま~す」
おはようございま~す。
「風強いですね~、ご来光見えるかな。
ちょっとこちらです、行ってみましょう」
「あっ、明るくなってきてる~」
「あ~、綺麗です」
午前6時すぎ、陽が昇ります。
紅葉も朝日を浴びてキラキラしてる。
あ~、天狗岳も赤一色に染まってる。
今日はこの紅葉の稜線を歩くんだ。
「天狗岳に向かって行きたいと思います。お願いしま~す」
お願いしま~す。
午前8時、いよいよ山の稜線へ。
「わぁ~、どんどん雲が動いてます」
〇滝雲
「滝雲になってる~」
わぁ~、ほ~んと。
滝みたいに流れ落ちてますね~。
御岩がスパンと切れてますが、怖がらずにこの岩を歩いて行きま~す」
わぁ~、スパッと下まで切れ落ちてる。
「この辺りも真っ赤です。
あ~、綺麗ですね~、今日、お天気最高だ」
ナイフリッジと呼ばれる鋭い歯のような岩の稜線を進みます。
「この高度感、凄いですね、これね」
「足元注意で~す」
ガイドの越智さんにしっかり付いて行こう。
「ちょっと」
出発した弥山の奥宮を背に登って行く。
〇弥山
「よいしょっ」
「見てください、この絶壁の所まで来ました。
下から見ると一枚岩です」
うわぁ~、吸い込まれる~。
これが昨日見た北壁か~。
「最後の登りで~す、目の前です天狗岳」
〇天狗岳山頂
「はい、お疲れ様でした~、天狗岳到着です」
やった~。
「やっとやっと到着しました~」
「見てください、この景色」
あ~、四国の山並みがずう~っと先まで続いてますね~。
「松山市も遠くに見えています」
松山市の向こうには、瀬戸内海。
よ~く見える~。
ぐる~っと360度、紅葉に包まれた石鎚山。
登った者だけが味わえる贅沢なひととき。
「もうここ頑張って登って来たご褒美ですね~。
神様からのプレゼントだ~」
「その日その時その瞬間にしか出会ないそんな風景を見せてくれる山なんです。
空が綺麗だったり、雪が綺麗だったり、あの~、花が咲いてたり、
ずっとずっと何か惹かれ続けていける存在なんですね」
〇登山ガイド 越智清加さん
「時々に見せてくれる石鎚の表情っていうのが、私はほんと大好きです」
石鎚山の修験の道を辿(たど)り、
秋の色とりどりの豊かな紅葉を満喫した山旅でした。
石鎚霊山ロープウェイの山麓下谷駅からスタートをしました。
そして山頂成就駅まで行き、出発をしました。
まずは法螺貝の音が聞こえました。
そして歩き始めて30分、石鎚神社に到着をし、
神社にあります神門(しんもん)から広葉樹の森を下って行きました。
木の寒暖がしばらく続き、やがて試しの鎖がありました。
神様に登山をしていいかどうかを試すという意味の鎖場でした。
登り切りましたら、今度は反対側に下り。
下り切るまでが試しの鎖です。
そして歩き始めて2時間、夜明峠へ。
ここにはナンゴクミネカエデやツルリンドウが咲いていて綺麗でした。
しばらく行きますと、一の鎖があります。
一の鎖、二の鎖、三の鎖と続きます。
三の鎖は長さが68mあり、一番長かったです。
斜度は70度もあります。
そして弥山の山頂へ到着です。
ベニドウダンツツジの赤、シコクシラベの緑色と美しいです。
雲海も素晴らしいです。
このような修験の山、四国最高峰の石鎚山。
こちらは冬は雪も降り幻想的です。
いつまでも修験の文化やこのような素晴らしい大自然が
様々なことに繋がっているんだなと感じましたお山でした。
はい、滝雲はあります。
とても幻想的ですよ。
流石はももさん、はい、雲海のことです。
雲海を見てみたいですよね?
お忙しいところどうもありがとうございました。
雲海の親戚でしょうか?(^^;)