日本百名山 ~ BSプレミアム ~ ①
- カテゴリ:レジャー/旅行
- 2021/12/10 00:16:44
こんにちは!10日(金)は、北日本と九州、南西諸島は概ね晴れるでしょう。
その他の地方は午前中を中心に雲が広がりますが、次第い晴れる見込みです。
訪れるのは陸奥(みちのく)の名峰、岩手山。
錦に染まる稜線と荒々しい岩尾根を辿(たど)ります。
錦秋の縦走路
紅に染まる峰
断崖絶壁鬼ヶ城
紅葉と岩尾根をゆく
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岩手山
奥羽山脈の最高峰、岩手山。
麓から望むと嫋(たお)やかな姿をしています。
〇岩手山(2038m)
しかし、山頂部は複雑な形。
実は噴火を繰り返してきた活火山なんです。
盛岡駅から車で1時間、登山口でガイドの方と待ち合わせ。
〇松川温泉登山口
おはようございます。
ガイドの男性の方「おはようございま~す」
〇登山ガイド 畠山聖徳(はたけやまきよのり)さん
「登山ガイドの畠山聖徳です、よろしくお願いします」
岩手山の麓に生まれ育った畠山聖徳さん。
高校時代は山岳部。
岩手の山をくまなく歩いてきました。
インターハイの登山大会で優勝したこともあるんです。
「今回のルートは、荒々しかったり、え~と、稜線がですね、
美しく見えたりするダイナミックなルートになってます。
そして、何といっても、魅力の一つが紅葉です。
東北随一のね、紅葉の見どころでもあるので、
そこも楽しみの一つだと思います」
岩手山を目指す一泊二日の山旅。
1日目
一日目、まずは樹林帯を登って稜線へ。
紅葉の絶景ポイント、三ツ石山(みついしやま)を目指します。
この日は山小屋で一泊。
2日目
二日目は険しい岩の尾根、鬼ヶ城(おにがじょう)を辿(たど)り、
標高2038mの岩手山山頂に立ちます。
変化に富んだ中級者向けのコースです。
*下山は上坊コース
*撮影:9月下旬
「朝の空気が気持ち~ですね~」
火山情報をチェックして出発。
「今これ辺り一面がブナの木です」
随分立派な木ですね~。
「恐らく樹齢が、200年以上はあると思います。
まの辺はまだあの、強風にも晒(さら)されない所なので、
高~く成長してますよね」
「わ~、こっちもこの枝っぷりも凄い堂々として迫力があっていいですね~」
ブナの森を奥へと進んで行く。
気持ちのいい道ですね~。
本格的な登りが始まる。
「はい、稜線までここが頑張りどころですよ~。
焦らずゆっくり行きましょうね~」
マイペース、マイペースっと。
わ~、青空。
「風が抜けるから気持ち~ですね~」
「お~、だいぶ上がって来ましたね~。
もうスタート地点よりだいぶ木々が小さくなってきましたね」
どうやら森林限界を超えたみたい。
「さ~、そして今回の山旅の全容が見えてきますよ~。
ほほお~、いいですね~」
もしかしてあれが~?
「あれが岩手山です」
〇岩手山
どっしりした山だな~。
「右に見える稜線が、これから我々がね、ずうっと歩く稜線になってます」
〇裏岩手縦走路
「裏岩手縦走路って呼ばれてますね~」
あの稜線を行くんですね~?
「距離的には長いんですけど~、極端なアップダウンは少ないので、
こう、ゆっく~り、気持ちい山歩きを楽しめると思います」
山の上の方が赤くなってますね~?
「紅葉がもう始まってるので~、紅葉の中をずうっと歩けますよ~。
で、一際(ひときわ)燃えるような山ありますよね~?
あれが三ツ石山です」
あの岩がちょこんと突き出てる山ですか~?
「そうですね、一番の今日のクライマックスだと思います」
〇三ツ石山
楽しみだな~。
さぁここから稜線歩き。
「今もう裏岩手縦走路に出てるんですけれども、ここ県境に位置するんですよね。
この縦走路が県境に位置します。
右手が秋田県、左手が岩手県です」
岩手 秋田
秋田県と岩手県の県境、ここは奥羽山脈のど真ん中です。
「こういうなだらかな稜線にこんないい道があるっては最高ですね~。
やっぱりこの道を切り拓いた先人の人はほんと凄いですね~」
この道はどのようにして切り拓かれたのでしょうか?
今回はこの奥羽山脈の県境の所で終了と致します。
次回は、裏岩手縦走路の開拓秘話の説明から始めます。
ももさん、お忙しいお時間にこうしてコメントをありがとうございます。
どうもお疲れ様です。
そうですね、牙を剥くは恐ろしいですね。
はい、地震が各地で多いですね。
何事も無いことを心より願います。
地震多いね><