日本百名山 ~ BSプレミアム ~ ③
- カテゴリ:レジャー/旅行
- 2021/12/22 00:25:33
こんばんは!22日(水)は、北海道では日本海側を中心に雪が降り、
大雪となる所もある見込みです。
非常に強い風も吹く予想で、猛吹雪や吹き溜まりによる交通障害や脳風、
高波に警戒してください。東北の日本海側も雪が降り、ふぶく所もあるでしょう。
北陸は雲が広がり、午前中を中心に雨や雪が降る見込みです。
東北から東日本の太平洋側は概ね晴れるでしょう。
西日本は晴れ間もありますが雲が広がりやすく、近畿から山陰では所により
雨が降りそうです。南西諸島は雨の降る所が多く、
先島諸島では雷を伴って激しく降る所もある予想です。
1300年の歴史
❝蔵王古道❞
いまも残る
信仰の痕跡
神が宿る頂へ
よみがえった信仰の道
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
蔵王連峰 熊野岳
〇登山ガイド 石沢孝浩さん
地元山形で生まれ育った石沢孝浩さん。
20年程前からガイドの仕事をしています。
*撮影:9月下旬
前回は二合目到着の所までの紹介でした。
今回は垢離場と呼ばれる所の紹介から始めます。
〇垢離場(こりば)(二合目)(750m)
「こちらは垢離場っていうんですよ。
垢離場っていう字はですね、私どもの汚れた垢、それが離れるという。
あの~、実はこの上流に滝がありまして、
その滝で心身の罪、穢れを清めてですね、上がって行ったんですね~」
へぇ~。
〇垢離場滝(こりばのたき)
湧き水が源となっている垢離場滝。
落差は10m。
あの絵馬にもここで心身を洗い清める登山者の姿が。
「じゃあ私達はここで体を清めたということにして、早速行きましょう。
はい、どうぞ」
「は~い、こちら見てくださ~い。
このコースの最大のアトラクション、丸太橋を渡ります」
長さ10m程の丸太橋。
すこ~し傷んでいて滑りやすいので、こうして体を屈(かが)めると安心。
わぁ~、結構道が険しくなってきた。
「は~い、ちょっと道も狭くなってきましたからね、
十分気をつけて行きましょう」
「よい~っしょ。
何かいよいよ修行の境地に入ってきますよね~?」
確かに、そんな感じ、は~、は~。
「は~い」
出発して4時間半
〇不動滝(四合目)(1090m)
「はい、四合目不動滝到着です」
不動滝。
〇源義家が不動明王を祀ったとされる源頼朝の先祖、義家が暴風雨を治める為、
ここに不動明王を祀ったという。
「ちょっとこの木を見てくださ~い」
〇スギ
「杉の木ですけども、この木も古くからここにあったんでしょうね~」
滝と杉の大木。
〇滝 〇杉
確かにあの絵馬にも描かれています。
「は~い、また西側、平らになって歩きやすくなりましたね」
そうですね~。
「は~い、見てくださ~い」
〇ブナ平(だいら)
「ここはねブナ平っていうんですよ。
ほら?幹がすうっと伸びてね~、綺麗~なブナ林ですね~。
やはりこれが蔵王のブナの美しさですよね~」
立ち姿が美しいブナの林。
実は雪と深い関係があります。
内陸にある蔵王連峰に降る雪は日本海側に比べ、水分が少なく軽い。
その為、雪に押し潰されること無く、木が成長するんです。
美しいブナの林をゆっくり進んで行く。
〇独鈷沼(どっこぬま)(五合目)(1264m)
「は~い、五合目、独鈷沼到着です」
独鈷沼?面白い名前。
〇独鈷(どっこ) 密教で使う仏具
独鈷とは、密教で使う仏具のこと。
ある修験者が人々を灼熱地獄から救う為に、独鈷で地面を掘ったところ、
清水が湧き、沼になったと伝えられています。
「今まで険しい道だったですからね~。
あの~、昔の人もこの沼を見てね、ほっとしたんじゃないでしょうか~」
〇三五郎小屋
今夜は山小屋で一泊。
明日、熊野岳を目指します。
今回は、この山小屋で一泊するところまでと致します。
次回は二日目、熊野岳を目指します。
ももさん、どうもお疲れ様です。
そうでしたか、蔵王のスキー場をテレビでご視聴なされましたか。
そして、スギの上の部分だけが雪の中から出ていまして素晴らしい光景でしたか。
素敵な光景を視聴出来まして良かったですね(祝)
因みに残念ですが、来年度のスキーワールドカップ蔵王大会は中止になりました。
蔵王は樹氷を良くTVで放送しますが、スギも美しいですね。
スギの上の部分だけが雪の中から出ていて
素晴らしい光景でした(*^^*)