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スミイカ

ニコットおみくじ(2021-12-23の運勢)

おみくじ

こんにちは!太平洋側は広く晴れる。

北陸から北海道の日本海側は雪の所が多い。
沖縄は曇りのち晴れ。
最高気温は東北や北陸、北海道で平年より低い。

【スミイカ】 コウイカ Sepla(platysepia)esculenta Hoyle,1885

            Cuttlefish

☆外套(がいとう)背長はが約20cm前後あります。

 外套膜を「えんぺら」と呼ぶ鰭が縁取っています。

 *外套膜・・・身体の周り

 鰭の基部に沿いまして白い線が走っています。

 長い腕が獲物を捕まえる為の触腕(しょくわん)で、
 目の下に収納する穴がありまして、閉まっておくことが出来ます。

 貝殻の先端には、棘があります。

 *貝殻・・・甲

<概要>

〇名前の由来

甲烏賊

@漢字・学名の由来

 ・貝殻を持つイカの意味があります。

 ・貝殻は、貝殻の名残りで浮きの役割があります。

 ★えんぺら

  コウイカ(ハリイカ)類の鰭を一般に「えんぺら」と呼びます。

@烏賊

 烏を食べるのを好み、いつも自ら水中に浮く。
 飛鳥はこれを見て死んでいると思い烏賊を啄みに舞い降りてくる。
 そこを巻き取って水中に引き込み食べてしまう。
 これで「烏賊(いか)」という。和漢三才図会

〇生息域

海水生です。

水深:約10~100M前後の砂泥地に生息をしています。

〇分布

富山湾、外房以南(千葉県)、瀬戸内海、有明海、東シナ海。

〇生態

砂泥地の底近くに棲息しています。

@産卵

 早春から初夏に浅場に来まして、藻等に産卵し、
 そして死んでしまいます。

@生育

 孵化しました小イカは、浅場で成長します。

 夏には、「新イカ」として利用されるまでに育ちます。
 翌年春には成熟をしまして、産卵後は死んでしまいます。

 ☆寿命

  約1年です。

〇漁法

刺し網、カゴ漁、底引き網

〇旬

秋から春で、漁の盛期は春です。

〇下ろし方

墨を潰さないように下ろします。

〇味や身の特徴

・冬から初夏にかけての親は肉厚で、甘みが強いです。

・熱を通しましてもあまり硬くはなりにくいです。

〇栄養

・良質なタンパク質に富みます。

・タウリンを多く含みます。

 *タウリン・・・コレステロールの低下作用、視力向上、
         肝機能強化作用があります。

・イカ墨:抗癌作用があります。

     防腐効果があります。

〇料理

・スミイカの刺身
・新イカの刺身
・スミイカの湯引き
・スミイカの中華炒め
・スミイカのアヒージョ
・スミイカの天ぷら
・スミイカの煮物
・スミイカのぬた
・スミイカの一夜干し
・スミイカの唐揚げ

〇加工品・名産品

@ゆではりいか

 内臓を取り去り、塩茹でにしたものです。

 このままわさび醤油や生姜醤油で食べても良いです。

 煮つけや、パスタ、サラダにしても合います。

〇属名の意味

Sepiaとは、絵の具のセピアをとったことによります。

〇歯磨きの原料

甲は歯磨きにの原料や薬用に用いられたことがあります。

〇傷薬にする

「怪我をして先ず傷を石油で洗って、
 烏賊の甲羅を削ってその粉を薬としてなすったのであるが・・・」

『新釣り百科』(佐藤垢石さん、松崎明治さん 大泉書店)

〇佐藤垢石(さとうこうせき)さん

1888年(明治21年)6月18日ー1956年(昭和31年)7月4日

日本のエッセイスト、釣りジャーナリストです。

@本名

 佐藤亀吉(さとうかめきち)さん

 ★号

  「垢石」とは釣り用語です。

  鮎は水中の石の表面に付く水苔を食用としますが、
  鮎釣り師は、この水苔を「垢」と呼びまして、
  垢の食べ跡を観察しまして魚の所在を判定するといいます。

@人物

 群馬県前橋市(当時:群馬県群馬郡東村)出身

 前橋中学(現:群馬県立前橋高等学校)卒
 
 校長排斥を要求し、ストライキを指導します。

 そして・・・

 退学処分を受けます。

 早稲田大学に入学しますが、中退します。

 その後・・・

 報知新聞記者を経て分筆で独立をします。

 ☆主な作品

  ・鮎の友釣り

  ・たぬき汁

問題 佐藤垢石さんの作品で「鰍(かじか)」という作品があります。

   鰍という魚は、何目の魚ですか?

1、有尾目

2、スズキ目

3、カサゴ目

〇鰍

杜父魚 鮖 Ⅽottus pollux

☆日本固有種です。

@分布

 北海道南部以南の日本各地に分布をしています。

@名称

 地方によりましては、他のハゼの魚と共にゴリ、ドンコと
 呼ばれる事もあります。

@体色

 淡褐色から暗褐色まで、地域変異に富んでいます。

@分類

鰍種群には、生活史や形態的、遺伝的特徴が異なる集団が存在しています。

★主な集団

 ・大卵型(河川陸封型)

 ・中卵型(両側回遊型)

 ・小卵型(両側回遊型・湖沼陸封型)

これら3種類あります。

〇保全状態評価

絶滅危惧ⅠB類(EN)(環境省レッドリスト)

河川改修等により生活環境が圧迫を受け、各地で個体数が
減少をしている(2020年)

〇外国名

Japanese sculpin

@意味
 
 日本のカジカという意味です。

@世界の鰍

 約300種が確認されています。

 日本に生息をしている種は約90種とされています。

『鰍』という作品の冒頭より・・・

冬の美味といわれるもののうち鰍の右に出るものはなかろう。
肌の色はダボ紗魚(はぜ)に似て黝黒(ゆうこく)のものもあれば、
薄茶色の肌に瓔珞(ようらく)のような光沢を出したものもあるが、
藍色の肌に不規則な雲型の斑点を浮かせて翡翠(かわせみ)の羽に見る
あの清麗な光沢を出しているのが一番上等とされている。
川の水温と鰍は密接な関係を持っている。
北風に落葉が渦巻いて、鶺鴒(せきれい)の足跡が玉石に凍るようになれば、
谷川の水は指先を切る程冷たくなる。
その頃、鰍押しの網で漁(と)ったものならば、本当の至味という。
また、早春奥山の雪解けて、里川の薄にごりの雪代(雪代)水が
河原を洗う時、遡(のぼ)り笯(ど)で漁った鰍も決して悪くない。
鱒も山女魚も鮎も同じであるが、冷たい水に棲んでいるものほど、
頭と骨がやわらかい。殊に鰍は冬が来ると、
こまやかな脂が肉に乗って骨がもろく、川魚特有の淡白な風味のうちに、
舌端に溶けるうま味を添えてくる。

このように、佐藤垢石さんは鰍のことを述べています。
実は以前おりました北海道道南の友人も鰍鍋を冬は楽しみにしていました。
蟹鍋も良いですが、こちらの方は美味しいと述べていました。

ヒント・・・

〇鰍の目について

条鰭目に分類されます目です。

魚類のみならず脊椎動物全体の中で最大の目です。

〇こちらの目の魚

・キュウセン(通称ベラ)

・シロギス

・タチウオ

・カクレクマノミ

・ナンヨウハギ

・タテジマキンチャクダイ

・ヒフキアイゴ

・クロマグロ

・コバンザメ

このように、様々な大小、そして生活様式や食性が異なるお魚たちが、
同じ目としております。

数字もしくは鰍という魚が何目かをよろしくお願いします。















 










 










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2021/12/23 22:17
こんばんは!お月様が美しい木曜日の夜をお疲れ様です。
夕食時のお時間帯、お忙しい中どうもコメントをありがとうございます。
そうですね、イカがよろしいようですね。
そうですか、明日のクリスマスイブにイカは素敵ですね。
そうですか、一桁台の気温は寒いですね。
はい、週末にむかい寒波が各地にやってくる予報が出ていますね。
はい、どうもありがとうございます。
ハナちゃんも風邪や病気、そして膝等、どうぞお気をつけてお過ごしくださいませ。
どうもありがとうございました。
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2021/12/23 18:48
イカ食べなくっちゃね。コレステロールも下げて抗癌作用も大事だネ。明日のメニューはイカにします。

今日は8℃でした。明日はもっと寒くなりそうです。
ゲンさんも寒さ対策して風邪ひかないようにして下さい。




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