七草
- カテゴリ:占い
- 2022/01/07 14:22:48
ニコットおみくじ(2022-01-07の運勢)
こんにちは!日本海側は午前中を中心に雪。太平洋側は広く晴れる。
最高気温は西日本では平年並みだが、東日本、北日本は低い。
【七草】 ななくさ seven grasses
☆様々な観点で挙げられました7種類の野草、野菜です。
春の七草につきましては、7種の野草や野菜が入りました粥を
人日の節句の朝に食べる習慣が残っています。
*粥・・・七草粥
*人日の節句・・・旧暦1月7日
〇人日の節句
本来は1月7日の「人日」の日に行われます「人日の句」の行事です。
これは五節句の一つです。
*五節句・・・江戸幕府が定めた式日です。
★五節句
・1月7日:人日
・3月3日:上巳
・5月5日:端午
・7月7日:七夕
・9月9日:重陽
@人日
文字通りですが「人の日」という意味です。
中国の前漢時代に人の日としてそれぞれの占いを立てます。
☆意味
・元日:鶏
・2日:狛(犬)
・3日:猪
・4日:羊
・5日:牛
・6日:馬
・7日:人の日
8日にを占いまして新年の運勢をみていたことに由来をします。
@七種菜羹(ななしゅさいのかん/8しちしゅのさいこう)
唐の時代には、人日の日に「七種菜羹」という7種類の
若菜を入れた汁物を食しまして、無病息災を願うようになりました。
羹とは、あつもの、汁という意味です。
官吏昇進を1月7日に決めましたことから、
その日の朝に七種菜羹を食し、立身出世を願ったといいます。
@若草摘み・七種粥
この風習が奈良時代に日本に伝わりますと、年の初めに若菜を摘んで食し、
生命力をいただく「若草摘み」という風習。
そして7種類の穀物でお粥を作ります「七種粥」の風習等と結び付きまして、
「七草粥」に変化していきました。
江戸時代になりますと「人日の節句」「七草の節句」として
五節句の一つに定められますと、人々の間に定着をしていきました。
@最後の日
7日といいますと・・・
「松の内」の最後の日にあたります。
*松の内・・・1月1日から1月7日
関西地方等では、1月15日までの地域もあります。
七草粥が定着しました背景には、お正月の御馳走に疲弊した胃腸を労りまして、
青菜の不足しがちな冬場の栄養補給をする紅葉もありまして、
この日に七草粥を食しますことで、
新年の無病息災を願うようになりました。
〇春の七草
・芹(セリ)・・・水辺の山菜で香りが良く、食欲が増進すると
いわれています。
@高血圧・動脈硬化・整腸効果
・ビタミンA
・ビタミンC
・カルシウム
・リン
・カリウム
・薺(なずな)・・・別名:ペンペン草といいます。
江戸時代には、ポピュラーな食材でした。
@高血圧・解熱・便秘・利尿・解熱・止血作用
・ビタミンK
・御形(ごぎょう)・・・別名:母子草といいます。
草餅の元祖です。
★効果
・風邪予防
・解熱
@咳止め・痰切り・喉の炎症・利尿・むくみ
・繁縷(はこべら)・・・☆効果
・目に良いビタミンAが豊富
・腹痛
@利尿作用・止血作用・鎮痛作用・歯槽膿漏
・ビタミンB群
・ビタミンC
・カルシウム
・カリウム
・カロテノイド
・フラボノイド
・サポニン
・仏の座(ほとけのざ)・・・別名:タビラコ
蒲公英(タンポポ)に似ています。
食物繊維が豊富です。
@健胃・整腸作用・高血圧予防
(注)
キク科のホトケノザは黄色い花を咲かせます。
シソ科のホトケノザはピンク色の花を
咲かせます。
*シソ科のホトケノザは食べることは
出来ません。
・菘(すずな)・・・蕪のことです。
ビタミンが豊富です。
@便秘・胃潰瘍・胃炎・風邪・骨粗鬆症・がん予防
・ビタミンA
・ビタミンB1
・ビタミンB2
・ビタミンC
・カルシウム
・鉄
・食物繊維
・蘿蔔(すずしろ)・・・大根のことです。
★効果
・消化補助
・風邪予防
@消化不良・二日酔い・頭痛・発熱・冷え性
胃炎・便秘の解消
・ジアスターゼ(根の部分)
・ビタミン(葉の部分)
・ミネラル(葉の部分)
〇多種多様
七草粥は春の七草とは限りません。
@七草粥のルーツ
・七種菜羹
・七草粥
元々は7種類です。
春の七草になりましたのは後世のことです。
春の七草に限らずに7種類の野菜を入れて作る地方や、
野菜以外の具やお餅を入れて7種類とするところもあります。
お好きな野菜を入れていただくのも大丈夫です。
出来るだけ新鮮な若菜を使用したり、自然界からの新しい生命力を
いただくとよろしいようです。
問題 七草は、全て合わせると複数の薬膳効果があります。
含有しますビタミンやミネラルは約7種類です。
その薬膳効果の種類は約何種類でしょうか?
1、10種類
2、12種類
3、15種類
〇効果・効能
・健胃効果
・食欲増進
・利尿効果
・二日酔い解消
・解熱
・去痰
・咳止め
・気管支炎予防
・扁桃腺炎予防
・肝臓回復効果
・そばかす予防
・あかぎれ予防
・心の安定効果
〇七草囃子(ななくさばやし)
@歌
「七草なずな唐土(とうど)の鳥と 日本の鳥と 渡ら先に
トントントン トントントン」
この歌は、地域によりまして歌詞が異なるようです。
〇七草の刻み方
1種類につき7回ずつ叩きます。
合計49回叩きまして刻むというのがルールです。
*回数は地方により異なります。
ヒント 推古天皇が納めていました推古朝の時代の604年に、
OO段階の階級にそれぞれ色を付けて朝廷内の序列を決めました
階級制度のことです。
聖徳太子や曽我氏が高句麗や百済等の制度を参考にしました。
お分かりの方は数字もしくは薬膳効果の種類をよろしくお願いします。
土曜日のお忙しい中、お答えとコメントをありがとうございます。
あはは、4番ですか。
そんなに効能がありましたら、逆に嬉しいですよね?
はい、昨夜は2杯食しました。
お互いに2022年、無病息災で過ごしてまいりましょう。
七草がゆ食べましたか?w