日本百名山 ~ BSプレミアム ~ ③
- カテゴリ:レジャー/旅行
- 2022/01/24 00:38:37
こんばんは!24日(月)は、北海道では日本海側を中心に
雪となる所があるでしょう。東北から西日本は朝頃までは雨や雪となる所が
多いですが、次第に天気は回復し、太平洋側では晴れる見込みです。
日本海側では一日を通して雲の多い天気となるでしょう。
南西諸島は曇りや雨となる見込みです。
きらめく湿原
錦に染まる山々
大地の息吹
山の魅力が満載
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くじゅう連山
〇登山ガイド 西嶋功さん。
山口県出身の西嶋功さん。
サラリーマン時代に大分に赴任。
くじゅう連山に惚れ込み、山麓で宿を営みながら登山ガイドをすることに。
*撮影:10月下旬
前回は法華院温泉山荘で一泊をしたところまでの紹介でした。
今回は人が守った自然につきましての紹介から始めます。
<山旅スケッチ>
人が守った自然
〇人が守った自然
くじゅう連山の山中に湧く法華院温泉。
その周辺には広さ53ヘクタールの湿原、坊ガツルが。
希少な植物群の分布地として登山口のタデ原湿原と共に
ラムサール条約に登録されています。
〇坊ガツル・タデ原湿原
2005年ラムサール条約登録
ここは人が手を加えることによって、独自の生態系が保たれてきました。
山小屋の御主人、弘蔵さんは長年に渡って、
坊ガツルの自然保護活動を続けてきました。
「あの~、よく手つかずの自然とかいう言葉を聞きますけども、
そうではなくて、え~、人間とか動物とかと関わり合いながらの自然ですね。
それで保たれた自然だと思います」
〇昭和24年撮影
坊ガツルでは昭和40年代まで牛が放牧されていました。
そして牧草の成長を促す為、毎年野焼きが行われてきました。
*映像提供:九州電力
湿原は放置しておくと、森林になってしまいます。
しかし坊ガツルは、今も続く野焼きのお陰で湿原として残っているのです。
「ここにまぁ人がはいるようになってもう700年近くなりますけども、
それをですね、その頃と景観ってどんどん変わっていってるんですね。
でも、その、お~、ずうっとまぁ一緒にここに住みながら、
何とか皆さんと一緒にこう維持をしていきたいという気持ちで今はいます」
くじゅう連山の山奥に広がる坊ガツルの自然。
そこは古くから人々の暮らしと共にあったのです。
月明かりに浮かぶくじゅうの山々。
2日目
おはようございます。
「おはようございま~す。
今日はいよいよ、九州本土最高峰、中岳、久住山を目指して歩きます。
展望も良さそうなので、頑張って行きましょう」
はい、頑張ります。
山肌に朝日が当たってきた。
あれ?随分荒涼としてますね~?
「ここはあの、北千里ヶ浜と呼ばれる所なんですよ。
硫黄山からのガスで~、高い木が育たない砂礫(されき)地帯になってます」
へ~、硫黄山のガスのせいか~。
不思議な景色が広がる北千里ヶ浜を進む。
続いては急な登り。
「岩が大きいですからね~、気をつけて行きましょう」
大きな岩がゴロゴロしている。
「よいしょっ」
「ふ~」
標高をグングン上げて行く。
「ふ~、ふ~」
「もう少し先に行くと、絶景ポイントがあります。
ふ~、あと少し、頑張りましょう」
絶景ポイント?頑張るぞ~。
わぁ~、綺麗な池。
「はい、火口の一つ、御池(みいけ)になります」
これ?噴火口なんですか?
「はい、雨が溜まって出来た池です」
「こちらの池と奥の中岳、え~、昔から信仰の対象として崇められてた場所です」
〇中岳
澄み切った御池とその奥に聳える中岳。
この景色に人々は古くから祈りを奉げてきたのか~。
「そちらの奥には、え~、法華院の上宮(じょうぐう)もあります」
神聖な場所とされてきた御池の周りを歩かせて頂く。
「はい、え~、ここが、え~、法華院の上宮になります」
今回は上宮に到着のところまでと致します。
次回は法華院の上宮の説明から始めまして、中岳に向かいます。
ももさん、お疲れ様です。
そうですか、登山グッズをお持ちですか。
当時は確かに九重といったり久住と呼んだりでしたよね?
そうなのですか?登山口の長者原(ちょうじゃばる)にはコーヒー屋さん(喫茶店?)があるのですね?
かなり有名な山ですので、人が途絶える可能性は少ないはずですので、
あるのではないでしょうか?
長者原で飲んだ珈琲がとっても美味しかったけど
あの店はまだあるかな?(^_^;)