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ホタテガイ

ニコットおみくじ(2022-02-17の運勢)

おみくじ

こんにちは!冬型の気圧配置が強まり、列島の日本海側は広く雪となる。

太平洋側も、四国から東海の一部と東北、北海道は雪が降る。
沖縄は曇りのち雨。

【ホタテガイ】 帆立貝 Mizuhopecten yessoensis

            Japanese scallop、Yesso scallop、

            Giant Ezo scallop

☆二枚貝鋼ー翼形亜鋼ーイタヤガイ科のMizuhopecten属に分類される
 軟体動物の一種です。

<概要>

〇分布

オホーツク海、北海道、東北地方の日本海及び太平洋沿岸

〇発見・分類

@新種記載

 1854年Perryさん率いるアメリカ艦隊が来航しました際に、
 函館から本種を持ち帰りまして・・・

 Jayさんによりまして、Pecten yessoensisとしまして、
 1856年に新種記載されました。

 その後・・・

 DallさんがPecten属の亜属としまして、
 Patinopecten属を新たに設けまして、
 本種もこれに属しますことからPatinopecten yessoensisとなりました。

 ★意味

  ラテン語で・・・

  ・patino  :皿

  ・pecten  :櫛

  ・yessoensis:蝦夷の

  このような意味をなします。

 1963年増田さんは日本産の本種が北米産の
 Patinopecten yessoensisとは別系統でありますことを示しまして、
 Mizuhopecten属を新設致しました。

 その後・・・

 1977年波部さんが本亜種名を学名と致しまして採用をします。

 本種はMizuhopecten yessoensisとされました。

 ☆由来

  本亜属名は日本が昔、瑞穂(みずほ)の国と呼ばれていたことに由来します。

〇形態的・生理的特徴

@殻

 扇形の一対の殻を有します。

 殻長:約15cm以上までに成長します比較的大型の二枚貝です。

 扁平な左殻と、膨らみのあります右殻が合わさりまして、
 右殻を下にしまして浅海の砂底に生息をします。

@特徴

 高温に耐性が低く低温には高い寒冷海洋性です。

 ★至適海水温

  約5~20℃の冷水です。

  高温限界:約22~23℃とされています。

 ☆内臓器官

  それぞれが形態的に独立をしています。

  貝殻を開け軟体部を露出させますことで各器官が簡単に色別可能です。

 ★判別

  本種ですが、雌雄異体であります。

  繁殖期の場合ですが、生殖巣を外部観察するだけで、
  生態熟度と個体の性別を容易に判別をすることが出来ます。

 ☆繁殖期

  地域によりますが、概ね3~4月前後です。

 ★自然分布域

  ・カムチャッカ半島

  ・千島列島

  ・サハリン

  ・北海道

  ・東北

  ・朝鮮半島北部

 ★養殖によります産業的分布

  ・北海道オホーツク沿岸

  ・北海道噴火湾

  ・青森県陸奥湾

  ・宮城県

  ・岩手県

 <ホタテガイの中>
 
       殻                 殻

     ーーーーー             ーーーーー
     ┃    ┃            ┃    ┃
 ーーーー      ーーーー    ーーーー     ーーーー
 ┃ AAA         ┃    ┃ CCC        ┃
 ┃ AAA   BBB    ┃    ┃ CCC   BBB   ┃
 ┃ AAAAA BBB     ┃    ┃ CCCCC BBB   ┃             
 ┃  AAAAAA      ┃    ┃  CCCCCC     ┃
 ーーーーーーーーーーーーーー    ーーーーーーーーーーーー

       雄                 雌

 <内臓器官>

 A:精巣

 B:腎臓

 C:卵巣

〇水産生物としての特徴

水産物として広く流通する本種は、主に地まき放流又は垂下養殖によりまして
生産されたものです。

約2~5歳齢の成貝が主です。

〇食する場所

殻と中腸腺(ちゅうちょうせん)のほぼすべてが可食部です。

@美味

 特に貝柱とヒモは美味であることから市場価値が高いです。

 *貝柱:「閉殻筋(へいがらきん)」

 *ヒモ:外套膜(がいいんまく)

@需要

 殻付きで生きたまま流通します活貝や、軟体部のボイルや乾物等、
 工品として消費されています。

 特にですが・・・

 アジア諸外国におけますホタテガイの需要の高まりから、
 輸出量も上昇をしています。

〇内臓器官の神経

@内分泌学

 脊椎動物の脳に担当する器官となります中枢神経は、
 軟体動物の場合、3つに分かれています。

 ・頭部神経節
 
 ・内臓神経節

 ・足部神経節

 このうち、2枚貝類は、頭部と足部が癒合(ゆごう)しました
 頭部神経節、足部神経節と内臓神経節の2つが存在します。

 ホタテガイは、両神経節を明確に観察することが出来ます。

@神経節を摘出

 ・神経節からのペプチドタンパク質の質量の固定

 ・神経節におけますトランスクリプトーム解析等

 ・組織の量や純粋な組織の摘出

 これらの方法があります。

〇繁殖生物学

本種(ホタテガイ)は、稀に生殖巣がモザイク状の雌雄同体も出現します。

*基本的には雌雄異体種です。

これに対しまして・・・

近縁種のアメリカイタヤガイ Baycallop(Argopectenirradians)は、
非常に似た外部形態であるものの雌雄同体です。

1つの生殖巣が精巣と卵巣で構成されています。

問題 ホタテガイの漁獲量日本一は北海道です。

   全国シェア「割合(%)」は・・・

   99、8%です。(2019年)

<ホタテガイの漁獲量(t)「シェア(割合)(%)」ランキング 2019年>

順位   都道府県   漁獲量(t)   全国シェア(割合)(%)

     全国     339435   100

1位   北海道    338618    99、8
2位   青森        817     0、2

*食品データ館より抜粋

このような結果になっています。

では主なホタテガイの産地についてですが、
北海道内におけるホタテガイの漁獲量が市町村で多い所を教えてください。

多い市町村は、猿払村、枝幸町です。

1、釧路市

2、稚内市

3、函館市

ヒント・・・ 〇正解の市

       同管内魚種別生産高

       ・ホタテガイ:21410

       ・鮭・鱒  : 4500

       ・なまこ  : 3280

       ・ほっけ  : 2250

       ・その他  :10350

       *単位は(百万円)です。

       *WEB広報誌 かいはつグラフ2015.09 より抜粋

        第2章~OO管内~

       同管内では、国道の整備により鮮度が保たれたまま
       傷むことなく輸送をされました留萌管内産のホタテ稚貝を、
       前面のオホーツク海沖で放流をしまして、
       約4~5年後に成貝として水揚げをしています。

さらにヒント・・・ カーリング女子日本代表(ロコ・ソラーレ)さんは、
          同市で日本代表決定戦を行いました。

お分かりの方は数字もしくはホタテガイの漁獲量が多い市町村を
よろしくお願いします。

       

         


          


      




















アバター
2022/02/18 00:37
こんばんは!お忙しい時間帯にも関わらずこちらにもお答えとコメントをありがとうございます。
ももさん、正解です。
良く分かりましたね。
そうですか、魚介類が大好きですか。
稚内にもウニ等様々な美味しい魚介類がありますね。
一度食してみたいですよね?
本日もどうぞご体調にお気をつけてお過ごしくださいませ。
どうもありがとうございました。
アバター
2022/02/17 23:22
2番w
魚介類は大好きです(*^^*)




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