日本百名山 ~ BSプレミアム ~ ②
- カテゴリ:レジャー/旅行
- 2022/03/05 00:05:31
こんばんは!5日(土)は、北日本と東日本の日本海側は雨や雪が降り、
雷を伴う所もあるでしょう。東日本の太平洋側は晴れそうです。
北日本から東日本では、日本海側を中心に高波に警戒し、
落雷や突風、雪崩に注意してください。
西日本も晴れる所が多くなりますが、黄砂に注意が必要です。
南西諸島も日中は晴れる見込みです。
神秘
悠久の森
威容を誇る
岩壁
豊かな
山の命
山中に残る
修行場
尾根に続く
古道
古の祈りの峰を行く
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英彦山
〇写真家 船尾修さん
カラコルムやマッターホルンなど、世界の山に登ってきた写真家の船尾修さん。
日本の原風景が残る大分に移住。
山への祈りをテーマに撮影しています。
*撮影:11月中旬
前回は岳滅鬼山の頂上に着きました所までの紹介でした。
今回はまずは岳滅鬼山の名前の由来を船尾さんに
教えていただきますところから始めます。
「色んな説があるんですけども~、まぁ、読んで字の通り、
まぁ、餓鬼を滅する山。
つまり、まぁ、人間の欲望をですね、あの~、まぁ無くすと、
まぁ、その~、その昔~、修験者達が~、
やはりこの山域を歩いたのは、まぁそのような意味合いがあったので~、
まぁ、そこから付けられたんではないか?って
いわれる風にいわれてます」
〇餓鬼(がき)=人間の欲を滅する
なるほど~、良くを捨てるってことなんですね~。
「さぁこっからですね~、しばらく~、
あのちょっと急な崖を降りることになるので、
あの~、ちょっと後ろ向きになって、ゆっくりと慎重に降りましょう」
はい。
「よいしょ~」
「だんだん修行の道らしくなるかと思います」
切り立つ岩場、まさに修行の道。
「まぁ、やはりこう肉体的な~、あの~、苦痛から~、
やはり何かを、こう力を得ようとしたんだと思いますね」
「あ~、岳滅鬼山に、あの~、着きましたよ」
〇岳滅鬼峠
「こう昔の江戸時代の標識ですね~」
標識ですか~?
「これより北、豊前国小倉って書いてありますね。
ですので~、ちょっとここが昔の、まぁ憮然と豊後の
あの~、境目だったとこですよね~」
〇豊前(福岡県)
「恐らく~、まぁ江戸或いは、もっと昔から~、
人の往来がやっぱり合ったんじゃないかな~と思いますね」
この峠を越えて人が行き来していたんだ~。
〇豊後(大分県)
この日は麓に下りて一泊。
ここで山旅スケッチ。
<山旅スケッチ>
小鹿田焼の里
麓には山の恵みと共に続いてきた暮らしがあります。
〇山が育む焼き物の里
谷あいに14軒が軒(のき)を連ねる皿山地区。
〇大分県日田市皿山地区
焼き物の里です。
〇重要無形文化財
小鹿田(おんた)焼
造られているのは国の重要無形文化財にも指令されている小鹿田焼。
その制作には山に水が欠かせません。
水を動力にした唐臼(からうす)で原料の土を砕きます。
〇唐臼
コン♪
パンパンパンパンパンパン♪
山の水、山の土、そして山の木を燃料にして造られる器。
300年間、製法を変えることなく、
親から子へ一子相伝で受け継がれてきました。
*写真提供:日田市
しかし、山は恵みをもたらすだけではありません。
2017年豪雨で山が崩れ、大きな被害が出ました。
〇小鹿田焼協同組合理事長
坂本工(さかもとたくみ)さん
「や、もう作陶(さくとう)どころじゃないですよ、それは。
まぁ唐臼が流されたのと、小屋がま~、3~4カ所破壊が有ったので、
全部立て直した家もありますけど」
山がお怒りになったと考える人もいたそうです。
「山に対する思いは、もう生活の一部であり、
全部水と、そうい木と、あの~、自然の恩恵というものに対する
凄い重要な思いはあったと思いますね。
山の神様~に参るというとは毎年やってます」
英彦山の懐(ふところ)、今も自然と共に生きる素朴な暮らしがあります。
2日目
登山二日目
〇岳滅鬼山登山口
「じゃあ出発しましょうか」
岳滅鬼山登山口を出発、いよいよ英彦山へ。
「法華窟(ほっけくつ)が見えてきましたよ」
あっ、岩に大きな穴が開いてる~。
〇法華窟
「かなり大きな一枚岩ですよ、これね~。
こういった岩場のことを、まぁ窟といったり~、岩屋といったり、
まぁいずれにしても~、あの修験道のその修験者達がね、
昔~、こういった所で、まぁ祈祷(きとうをしたり、
あの~、してたような場所だと思います」
ピーッーピッ、カシャッ♪
*写真 船尾修
「何か英彦山への入口っていう感じで、何かいい感じですね~」
聖なる山への入口、英彦山への祈りの世界へ。
〇岳滅鬼山峠
「昨日降りて来た岳滅鬼峠に今、戻って来ました。
今日はですね、まぁここから英彦山へ向かって、
尾根道を通りながら~、向かいたいと思います」
幾つもの峰を越えた先に、目指す頂が。
今回は岳滅鬼峠までと致します。
次回は岩場等の道を進んで行きます。
ももさん、お忙しい土曜日のお時間帯にコメントをありがとうございます。
あはは、百名山のような語り口調にですねw
そうですか、小鹿田焼についてお詳しいですので驚きました。
さすがはももさんですね。
そうですか、縄目の模様が特徴的なのですね。
勉強になりました、ありがとうございます。
そうでしか、復興していると嬉しいですね。
では、後ほど部活でよろしくお願いします。
どうもありがとうございました。
あの~九州豪雨で多大な被害が出ていたけど復興してるはずw