清明
- カテゴリ:占い
- 2022/04/05 15:00:02
ニコットおみくじ(2022-04-05の運勢)
こんにちは!高気圧に覆われ、日中は全国的に晴れる。
咲こう気温は平年並みか、高くなる。
雪の降る地域では雪崩に注意が必要。
【清明】 せいめい
☆日本には一年間を24分割しましてそれぞれに季節を表します言葉の
24節気という言葉があります。
清明とは、5番目の二十四節気のことを指します。
<概要>
毎年4月5日頃であるとされています。
春分と穀雨(こくう)との間の二十四節気であります清明です。
徐々に春爛漫となる時期です。
〇意味
清明はその字が表します通りで・・・
「全てのものが清らかで生き生きする頃」
このような意味があります。
@由来
由来ははっきりしておりませんが・・・
江戸時代の太玄斎公が記しました暦についての解読書におきまして
「物発(ぶつはつ)して清浄明潔(せいじょうめいけつ)なれば、
此芽(このめ)は何の草としれるなり」
このように記されています。
清明はこの一節を訳したものではないかといわれています。
*太玄斎公・・・常陸宍戸藩第5代藩主:松平頼救公
*解読書 ・・・暦便覧
★暦便覧(こよみびんらん)
江戸時代の天明7年(1787年)江戸で出版をされました
太玄斎公の著によります解説書です。
*正式タイトル名:こよみ便覧
暦便覧は国立国会図書館に所蔵されています。
暦便覧は、二十四節気につきましても解説をされています。
現代におきましても二十四節気を説明するさいには、
良く引用されています。
〇時期
2022年の清明は、4月5日です。
二十四節気では毎年日付が異なりますが、例年4月4日か4月5日です。
*2021年の生命は4月4日でした。
〇風習
・中国:清明節
・沖縄:清明祭
@中国
中国では清明節に祖先の墓参りをします。
草むしりをしましてお墓を清掃する習慣があります。
日本でいいますと、お盆にあたります行事の一つです。
@沖縄
18世紀に中国から沖縄に伝わります。
同じように祖先のお墓にお墓参りをしまして、
親戚一同でお餅や豚肉料理、お菓子や果物等を食すという
風習が生まれたようです。
これを清明祭といいまして・・・
「シーミー」
このように発音をします。
〇日本の生命の七十二侯
内容 時期
初侯 @玄鳥到る(つばめきたる) 4月 4日頃~4月 8日頃
燕が南からやって来ます。
次侯 @鴻雁(こうがん)北へかえる 4月 9日頃~4月13日頃
雁は北へ帰ります。
三侯 @虹始めて見(あらわ)る 4月14日頃~4月19日頃
雨が上がると春の空に
虹がかかるという景色です。
@燕
・玄鳥(げんちょう)
・乙鳥(つばくら)
・天女(つばくらめ)
このように色々な呼び方があります。
〇中国の七十二侯
・桐始華
・田鼠化為駕
・虹始見
「桐の花が咲き、陰を好む野ネズミがいなくなり、
雨の後の空に虹がかかるようになる」
このような意味があります。
〇清明節
@清明
・節気
・節日
この2つを兼ねています。
中国の清明節は「お墓参り」の日です。
清明節の前後一カ月程、人々は親族や先祖が眠るお墓に行きまして、
雑草を取ったり、お墓の手入れをしたりする等、
綺麗になりました墓前にお酒等、お供え物を捧げまして、
紙銭を焼きまして冥福を祈ります。
日本ではお彼岸やお盆、命日等にお墓参りをしますが、
中国では一般にこの日だけがお墓参りの日です。
〇鬼節
清明節では「鬼節」(死者の日)とも呼ばれます。
「鬼節」は3回あります。
・ 4月 5日の「清明節」
・ 7月15日の「中元(ちゅうげん)節」
・10月15日の「下元節(しもげんせつ)」
これらを合わせまして「三冥(さんみょう)節」といいます。
最近では「ハロウィン」も「鬼節」と呼ばれたりしているようです。
@鬼
・日本:角が生えて毛むくじゃら、虎の褌(ふんどし)かパンツを着用して
片手に金棒を持つ姿の妖怪?です。
・中国:普通の亡霊を意味します。
〇遊び
中国の清明節では・・・
・踏青:ピクニック
・秋千:ブランコ遊び・凧揚げ
これらの外遊びをしました。
@もう一方の清明節
「寒食」を食すという習慣があります。
☆寒食
火を通さない食事のことです
中国の方は、今も冷えた食べ物を嫌いますが、
これは冷たい食べ物は体に悪いとされてきたからです。
その体に悪い物を食す日なので、
体を動かしましてそのマイナスを極力防ごうとこうした
外遊びが考え出されたといいます。
この日に寒食を取りますのは・・・
紀元前の春秋時代の晋(しん)の文公(ぶんこう)であります
重耳(ちょうじ)が部下を焼死させてしまったという歴史上の
出来事に由来をしています。
〇沖縄のシーミー(清明祭)
清明節は沖縄でも行われまして「シーミー」と呼ばれています。
清明の頃、親族一同がお墓参りをしまして、そこでお弁当を広げます。
沖縄の道路を車で走っていますと、しばしば人家のような要塞のような
大きなコンクリートの造形物を目にします。
これは・・・
「亀甲墓(かめこうばか・きっこうばか」と呼ばれるお墓です。
親戚一同が集めれる程の広さです。
ここでお弁当屋お酒、お茶等を並べまして皆様同士で食しまして、
死者を供養します。
@不吉ではない
沖縄の人からしますと・・・
「お腹は怖い所でも不吉でも無い」
このように考えられています。
死者も生きている人も一緒なんだそうです。
★亀甲墓
福建省の文化が伝ったといわれています。
死者と生者が共に食事を楽しむという習慣は沖縄独特なのかも
分かりません。
〇清明の旬の食べ物
・清見(みかん)
・アスパラガス
〇季節の花
・ソメイヨシノ
・シダレザクラ
・ヤエザクラ
・タンポポ
問題 沖縄の清明祭(シーミー)は西暦何年から始まりましたでしょうか?
教えてください。
1、1868年
2、1768年
3、1668年
ヒント・・・ 〇清明祭(シーミー)
琉球王国の歴史が記されました史書であります
「球陽(きゅうよう)の中に・・・
毎年清明祭を行う事を定めるという記述があります。
これ以降沖縄を中心に徐々に清明祭の文化が広がりまして、
現在もこの文化が続いています。
さらにヒント・・・
〇正解の西暦に近い時代に起きました出来事
・江戸大火
・浅間山噴火
〇この時代に活躍しました人物
@平賀源内さん
江戸時代に学者であり、医学者でもあり、
事業家や芸術家としても活躍されました人物です。
11歳の時:「お神酒天神」という名の掛け軸を創作しています。
☆頬の部分だけ丸く繰りぬかれていまして、
裏に仕込んだ赤い紙と肌色の紙を紐で引っ張りますことで、
天神様の頬が赤くなるという「からくり掛け軸」です。
目の前に御神酒をお供えしますと、
その重みで紐が引っ張られまして、
天神さんがお酒を飲んで酔っ払ったように見えるという訳です。
お分かりの方は数字もしくは沖縄の清明祭(シーミー)が
西暦どの時代から始まりましたのかをよろしくお願いします。
火曜日の夜をお疲れ様です。
お忙しい時間帯にお答えとコメントをありがとうございます。
今回のヒントで分かりましたか。
素晴らしいです、正解です。
おめでとうございます(祝)
そうですね、水曜日も健やかに過ごしてまいりましょうね。
どうもありがとうございました。
火曜、オツカレちゃ~ん☆彡(_´Д`)ノ~~オツカレー♪
2、1768年☆彡(`・ω・´)b
週ド真ん中水曜も、無理せず無茶せず、体を労わりつつ、ガンバルンバ~♪(^_-)-☆