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日本百名山 ~ BSプレミアム ~ ①    


こんばんは!31日(火)は、北日本から東日本では雲が広がり

雨の降る所が多いでしょう。
北陸から東北の日本海側では雷を伴う所もありそうです。
西日本は朝の内は雨の降る所もありますが、西から次第に晴れ間が広がるでしょう。
南西諸島は曇りや雨となり、雷を伴って激しく降る所もある見込みです。

訪れるのは大分と宮崎に連なる祖母山(そぼさん)。
西日本有数の自然のままのもk理を歩き、その春を満喫します。

生命あふれる
     清流
アケボノツツジ
   彩る稜線
九州の山々
    一望

              命育む 曙の峰
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                祖母山

九州の東部に連なる祖母・傾(かたむき)山系。
その西に聳える最高峰の祖母山。

〇祖母山(1756m)

神武天皇の祖母を祭神として祀ることから名付けられました。

*山名と由来は諸説あります

大分県のJR緒方駅から車で走ること50分。
奥岳川(おくだけがわ)にある尾平(おびら)登山口にやって来ました。

〇尾平登山口

ここで案内してくれる方と待ち合わせ。

おはようございます。

〇自然観察指導員 工藤克史さん

「おはようございます、よろしくお願いします。
 え~、本日案内させていただきます工藤といいます」

よろしくお願いします。

5年前から祖母・傾山系など案内している
自然観察指導員の工藤克史(くどうかつふみ)さん。
地域の子供達にも地元の自然の豊かさを伝えています。

この時期の見どころは?

「手つかずの自然が、え~、一気に芽吹き出してですね、
 え~、中でもアケボノツツジという淡くてですね、
 え~、凄い綺麗なピンク色のえ~花が、
 え~、凄く魅力的な一番の見どころかな~という風に思います。
 で、え~、山頂はですね~、え~、もう九州全域の色んな山々が、
 え~、見渡せるような景色が、え~、広がってます」

春の祖母山を行く一泊二日の山旅。
一日目、登山口から新緑の奥岳川に沿って進み、
ツガやモミの針葉樹の森を進みます。
稜線で満開のアケボノツツジを楽しみ、六合目の山小屋で一泊。

二日目、御来光に照らされた山頂を極めます。
下山は黒金(くろがね)尾根を下る全行程10km、中級者向けのコースです。

*撮影:4月中旬

午前7時出発

「今ここ歩いてる木々を抜けたらもう祖母山が見えてきますので」

いきなり見えるんだ。

「正面に見えてる所がちょうど祖母山の稜線になりますね」

わぁ~凄い岩壁、大迫力。

「二つポコポコっと、え~、猫の耳のように出ている、
 え~、山があると思うんですけれども、
 あの辺りがちょうど祖母山の山頂になりますね」

〇祖母山

左の耳を目指すんだ。

「まぁあののんびり楽しみながら歩いて行きたいと思います」

まずは川に沿って歩きます。

「春になって新芽が沢山出て来て、明るめのグリーンが凄く綺麗ですよね」

木漏れ日とマッチして素敵。

「ここ頭少し気をつけてください」

は~い。

「吊り橋もかなり揺れますのでゆっくりゆっくり進みましょう」

うわぁ、結構きしんでる。

〇奥岳川

「この流れは~、もう大元はあの祖母が源流でずうっと流れてきてますね。
 こういった水の見る景色はですね、
 この山域ではあの凄く魅力の一つかなっと思います」

ほ~んと、綺麗な流れですね~。

「この辺り実は結構色んな生き物がいて~、
 祖母山のちょっと渓谷沿いの生き物を楽しみましょうか」

「あ~、ちょっと上の方、今いますね~」

あっ、魚かな?

「ヤマメとかアマゴとかが住んでるんですけど、
 この地域では総称して、あの~、エノハという風に呼んでおります」

〇エノハ
(ヤマメやアマゴなどの総称)

こっちには蟹もいる。

〇サワガニ

「浅瀬の場所には、え~とこの辺りサワガニが結構生息してたりします」

もっと珍しい生き物もいるのかな~?

「ちょっと僕の方もじゃあ見てみましょうかね」

ここで山旅スタイル。

今回はこの辺りで終了と致します。
次回は渓谷に潜む生き物についての紹介から始めます。






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