日本百名山 ~ BSプレミアム ~ ③
- カテゴリ:レジャー/旅行
- 2022/06/13 00:48:03
こんばんは!13日(月)は、南西諸島と九州は雨となり、
雷を伴った激しい雨の降る所もあるでしょう。
中国・四国から東北南部は雲が多いものの概ね晴れる見込みです。
東北北部から北海道は曇りや雨となるでしょう。
美しい
ブナ林
生命が
輝く季節
佐渡島を一望
山頂の絶景
佐渡島 巨樹と花々の山
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金北山
*この番組は2021年8月30日に放送したものです
○副住職・トレッキングガイド 近藤慶太さん
*撮影:6月下旬
前回はこれまでよりも傾斜が急になった所までの紹介でした。
今回は疲れにくい登り方の紹介から始めます。
<山旅スタイル>
疲れにくい登り方
急登でも疲れにくい登り方を教えてください。
「はい、まずは歩幅ですね」
○歩幅 大股で歩く
「大股で歩くのは良くないです」
大股は駄目。
「え~、出来れば小股で歩くと、疲れが出にくくなります」
○歩幅 小股で歩く
小股で歩く。
「大股だとどうしても、え~と、こう前に体を傾けることになりますね~。
そうすると、この前の筋肉を凄く使ってしまうんです。
で、前の筋肉っていうのは、止まる時とかの筋肉なので~、
出来れば下りの時にとって置きたいので、
あまりここの前の金に育を使わない方が楽に登ることが出来ます。
で~、代わりに~、この後ろの筋肉、この筋肉は足を伸ばす為の筋肉なので、
ここを使うように意識しながら歩くだけで~、
疲れは、え~、全然違うと思います」
○ポイント
骨盤の下に脚がくる姿勢を意識する
ポイントは骨盤の下に脚がくる姿勢を意識すること
○ポイント
お知りから太ももの後ろの筋肉を押し出すようにして歩く
お尻から太ももの後ろの筋肉を押し出すように歩く。
こうすれば比較的疲れないで登れるようになるそうです。
出発して3時間半
「ちょっとあちら見てくださ~い。
頂上が見えますね~」
○金北山 山頂
やっと見えた~。
ここに社(やしろ)がある部分、ここが金北山の頂上です。
よ~し、もうひと踏ん張り。
「え~、はいと言いたいですが、まだもう少し登るので、
え~、気を緩めずに上がってください。
はい、それでは行ってみましょう」
「ちょっとこれ見てくださ~い。
ここに小っちゃい小っちゃいお花があるんです」
○エゾノヨツバムグラ
「エゾノヨツバムグラといいま~す」
花弁(はなびら)は1mm程、ほんとに小っちゃい。
「この時期見られるお花で多分一番小さいお花になりますね~。
で、ここにもお花がありますよ」
え~、これ?花なんですか~?
○ギンリョウソウ
「ギンリョウソウという名前ですね~。
ユウレイタケって呼び方もするそうです」
○ギンリョウソウ
(別名 ユウレイタケ)
ほんと、オバケみたい。
「見た通り、これは真っ白ですよね~?
光合成をしてないから白いんですよね。
草というよりは、え~、菌類に近い植物なので、
まぁキノコとかそっちの方に近い、え~、生き物ですね」
夏を彩る花は他にも。
こちらはコケイラン。
○コケイラン(白いお花)
○ウラジロヨウラク(ピンク色のお花)
鈴なりに花を咲かせるウラジロヨウラク。
仏像や仏壇に使われる瓔珞(ようらく)に因んだ名前です。
○瓔珞
○花の島
「え~、佐渡は別名花の島とも呼ばれてまして、
おおよそ1500種以上といわれてますね~」
○1500種以上の植物が自生
北緯38度線上に位置する佐渡島には、北方系と南方系の植物が自生しています。
さらに種類が多い理由はもう一つ。
「この島は大型の動物が、え~、生息していないですね~。
熊ですとか、鹿ですとか、猪ですね~。
そういったものが生息していないので、食害がほとんど無い島なんですね~。
食害がほとんど無いので、春、夏、秋と、
え~、色んな植物が楽しめるんですね~」
いよいよ山頂へ。
「この階段登ると山頂ですよ~」
○金北山 山頂(1172m)
登り始めて4時間半
「は~い、お疲れ様でした~。
え~、金北山山頂1172m、え~、到着しました~」
ありがとうございました~。
○金北山神社
「それから~、こちらが~金北山神社になります。
造営の時期は~、え~、定かでは無いんですけれど、
かなり古くからあったと聞いております」
○北山(ほくさん)
実は金北山は元々北山と呼ばれていました。
ところが江戸時代の初め、金山が開発されると頭に金の字が添えられ、
金北山と呼ばれるようになったのです。
○金北山
「やっぱり佐渡で一番高い山にある神社ですから、
徳川の時代から大事にされていたようです。
ではどうぞこちらをご覧ください」
うわぁ~、凄~い。
佐渡島の南側が一望出来ます。
○飯豊山(いいでさん)
日本海の向こうには飯豊山。
越後駒ケ岳 中ノ岳 八海山
越後三山
そして、越後三山。
○北アルプス
さらに北アルプスの山並みも薄っすらと。
「この時期は雲にかかりやすい場所なんですけど、
こうやって見れるのは凄く、ラッキーなことですね~」
近藤さん、最後に是非案内したい場所があるとのこと。
一旦下山し、麓にある展望台へ。
今回は頂上に到着をしましたところまでと致します。
次回は近藤さんが最後に是非案内したい場所の説明から始めます。