ゲシュ崩ログ 51 おばあちゃん言われる。
- カテゴリ:日記
- 2022/10/08 07:52:05
このブログでも年上にみられたかもしれない、という日記を前に書いた事があるけれど、私が年より上に見られる事はよくある。顔が残念だから、だと思ってた。残念な老け顔だからそうなんだろうか。って思ってた。昨日は子供の前で編み物していたら、子供に
「なんかおばあ~ちゃんみたい。おかーさんおば~ちゃんみたい」
って言われた。
一寸待ってよ、と。
今迄誰かれに老けてると思われても、またまた御冗談をとなぜかプラス思考で冗談だと思ってた。だが、子どもというこれ以上嘘のない純粋ピュアな感性を持つ子供という生き物に、なぜか「おば~~ちゃんみた~い」という印象を私は与えているみたいで。子供という生き物が、嘘のつけない純粋ピュアな残酷なほど正直な生き物である事は周知の事実だ。そして痛感する。ピュアな生き物の悪意なんて無い感じの発言これグサーーーーと刺さる。これは、子供がなんの悪意もなく「おと~さん髪ここうす~い」ってなんの悪意もなく言うのに似てる。そのピュアさゆえに。その純粋さゆえに。悪意ある人の悪口の何倍も何千倍もショックでした。今まで老けてみられる事あっても「そうは言っても」となぜか話を聞き流せてたのに、純粋な人の言葉って悪人の何千倍もグサっとくるんだな、と実感しました。もし人をいじめたい時は、悪人ぶるより善人ぶってたほうが意地悪の効き目があるんだな、と思いました。
おばあちゃんに見られる、という点でふと思い出す事があるのですが、私はなぜか名古屋にきてからおばあちゃんによく話しかけられる。忘れもしないですが、名古屋の地を初めて踏んだ日か二日目くらいの日に、私は全然知らないおばあちゃんに、いきなり喫茶店で「このピザ食べていいよ」ってピザもらった。そんで手帳に漫画描いてたら、「なにかいてるの?なにかいてるの?」って興味深げに(多分職質的なもんだとおもうけど)話しかけられた。不審者レベルで言うと私のほうが不審者だったんですが、私はまだ二十一歳だったので、知らないおばあちゃんに話しかけられて、ピザまでおごってもらったのにめっちゃ引いてしまって、なんだかそれに「あ、ごめんね~」っていう雰囲気になってしまって、あの時のおばあちゃんにそういえば何の恩返しも出来てないんだよな~と思ったりしました。他にも…と見ず知らずのおばあちゃんから物を貰う事が多かった。それをなぜか今まで平然と受け取っていたけれど、本当にありがたい事だったんだよな。それにしてもなぜ老人は私に話しかけるのだ。
だけど貰ったものが色々ありすぎて、よく考えたら私は愛知県のおばあちゃんおじいちゃんに命をもって恩返ししてもいい位お世話になっている。今後の人生はおじいちゃんおばあちゃんの為に生きることにする。というか、もうすでにそういう生き方をしていると言っていいかも。愛知県のおばあちゃんが優しいからかな~と今まで思ってたけど、もしかしたら、
「私がオナカマだと思われていた(おばあちゃんに見えていた)」という事だろうか…。ええ。嘘ぉ。おばさん世代になってきて、オバサンって言われる覚悟をしていたのに、一足飛びで「おばあちゃん」って言われると思ってなかった。覚悟してなかったそれは。ノーガードの急所にクリティカルヒットでした。でも、本物のおばあちゃんにも、おばあちゃんと思われてるのか私は?????それは無い。だがそれにしてもどっか行くとおばあちゃんによく話しかけられて、物をあげるねって言われる。一体なんなん。おばあちゃんの守護霊にでも守られてるのだろうかと思うくらいだ。もしかして子供が「おばあちゃんみたーい」って言ったのも守護霊の…とかスピ話にしたくなるすぐに。はぁもっと理性的な話をしなくっちゃ。もう大人なんだからな。
おばあちゃんみたいに優しくて穏やか、という表現である可能性ないかな。
子どもの語彙と表現って独特。