日本百名山 ~ BSプレミアム ~ ①
- カテゴリ:レジャー/旅行
- 2022/10/14 00:54:54
こんばんは!14日(金)は、西日本から東日本の日本海側と
北日本は晴れるでしょう。
西日本から東日本太平洋側では、関東では雲が広がりやすいですが、
概ね晴れる見込みです。
南西諸島は、曇りや雨となりそうです。
今回は白馬岳(しろうまだけ)とその隣にある雪倉岳(ゆきくらだけ)。
アルプスを一望する稜線を進み、秘密の花園へと向かいます。
標高2379mの
巨大な湖
天上の稜線
奇跡の
❝白い虹❞
咲き誇る花々
❝秘密の花園❞
楽園
北アルプス 秘密の花園へ
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白馬岳 雪倉岳
富山、新潟、長野の県境で沿って聳える白馬岳と雪倉岳。
〇白馬岳
白馬岳は日本百名山の一つで登山客にも人気。
〇雪倉岳
一方の雪倉岳は訪れる人も少ない静かな山です。
北陸新幹線が停まる糸魚川駅から車で1時間半。
〇蓮華(れんげ)温泉登山口
登山口に到着。
ここでガイドさんと待ち合わせ。
おはようございま~す。
〇山岳ガイド 羽山菜穂子さん
「おはようございます~。
山岳ガイドの羽山菜穂子(はやまなほこ)です。
よろしくお願いしま~す」
羽山菜穂子さん、エベレストに登頂したことがあるクライマーです。
*写真提供 倉岡裕之さん
20代の時、白馬村に移住。
山岳ガイドとして活躍しています。
〇20代の時 白馬村に移住
*写真提供 倉岡裕之さん
今回の見どころは?
「はい、え~、登山者でしたら誰でも知っている白馬岳。
そちらに続く稜線は北アルプスの山々が沢山見えて
とても人気なコースなんですね。
で~、そこから~雪倉岳へ向かうんですけれども、
そちらは❝秘密の花園❞といわれているお花畑が
次から次へと現れてくるんです」
え~。
「楽しみにしてください」
はい。
白馬岳と雪倉岳を巡(めぐ)る二泊三日の山旅。
一日目、不思議な形をした木々が立ち並ぶ天狗の庭から白馬(はくば)大池へ。
二日目、標高2000mを超える稜線を進み、白馬岳へ。
そして三日目、秘密の花園を味わいながら雪倉岳を目指します。
*撮影:8月上旬
「じゃこちらからスタートになります」
まずは森の中へ。
〇蓮華の森
「蓮華の森という、このね、あの歩きやすい道を歩いて行きます」
あっ、木の橋。
「この丸太は滑りやすいので気をつけて渡ってくださいね」
は~い。
わっ、ほんと滑りそ~う。
慎重に。
「この辺りは雪が沢山降るので水がとても豊富なんです」
そうか~、これ雪融け水なんだ~。
「あっ、見てください。
これマイヅルソウです。
もう実になってますね~」
〇マイヅルソウ
「白いお花が咲いて、その後、あの赤い実になるんですけど、
今はその中間くらい」
〇タケシマラン
こっちはもう真っ赤に熟してる。
〇エンレイソウ(黒色の実)
どの実も瑞々しい。
「この木、見てくださ~い。
面白い形をしてるでしょう?」
随分折れ曲がってますね~?
〇ネズコ(クロベ)
ヒノキの仲間
「これっネズコっていうんですけど~、
育つ時に~、雪の重みで~、圧を受けて、こういう形になっちゃうんですね~」
へぇ~、こ~んなに~?
雪の力って凄い。
視界が開けてきた。
〇天狗の庭
「この辺りは天狗の庭になりま~す」
えっ?天狗の庭?
何これ~?
枝が捻(ね)じ曲がってる。
「これはカラマツです。
日本海から吹く強い風でこういった形になってるんです」
確かにどの木も不思議な形。
昔の人はこれを天狗の仕業(しわざ)と考え、天狗の庭と名付けたのかも。
突然大きな岩がゴロゴロ~。
「足を置く所をよ~く見て気をつけて、
で、手でこう岩をねこう支えるようにして歩くといいですね」
緑あふれる森を進んで行きます。
〇白馬大池(2379m)
大きな湖が見えてきました。
白馬大池(はくばおおいけ)です。
周囲は1、6km。
北アルプスで二番目の大きさを誇ります。
「ちょっと見てください。
あの岩の下とか、あそこに今います」
え~、何々?
〇クロサンショウウオ
「クロサンショウウオっていうんです。
オタマジャクシにこう手と足が、こう出た感じで可愛いでしょう?」
子供のクロサンショウウオ、鰓(えら)が生えています。
大人になると鰓が消え、陸で暮らすようになります。
初日はここまで。
「今日泊まる山荘になりま~す。
お疲れ様でした~」
今回は山荘に宿泊するところまでと致します。
次回は二日目、白馬岳を目指します。