七五三
- カテゴリ:占い
- 2022/11/15 15:44:17
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こんにちは!東海以西は概ね晴れ。
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北海道は午前を中心に雨や雪。
沖縄は曇り。
【七五三】 しちごさん
☆7歳、5歳、3歳の子供の成長を祝う日本の年中行事です。
神社やお寺等で「七五三詣で」を行いまして、
報告、感謝、祈願を行います奉告祭です。
<概要>
〇由来と起源
古くは平安時代になりますが、その後も宮中や武家で行われていました。
子どもの年齢に伴いました通過儀式でありますこれら3つが由来とされています。
@髪置(かみおき)
幼児が頭髪を初めて伸ばす時にします儀式です。
江戸時代に公家は2歳、武家と民間では3歳の11月15日にすることが
多かったのですが、必ずしも一定していません。
★小笠原流
小笠原流では白髪を被せまして、頂に白粉(おしろい)の粉を付けまして、
櫛(くし)で左右の鬢(びん)を三度掻き撫でまして
無病長寿を祈るのを例としました。
現在でも・・・
・男子:袴着(はかまぎ)
・女子:帯解(おびとき)
これらとともに「七五三の祝い」として残されています。
[小笠原流]
小笠原流は、鎌倉時代より続きます武家故実、弓術、弓馬術、
礼法の流派です。
小笠原家は、初代小笠原長清さんに始まります。
足利氏と同じ清和源氏の家系です。
「流儀を教えることで生計を立ててはならない」
このような家訓を守りまして・・・
現宗家三十一世小笠原清忠さんも、他に仕事を持ちながら、
全国の門人と共に、流鏑馬(やぶさめ)や弓術、
礼法の儀式を各地で執行しています。
《初代 小笠原清忠(おがさわらきよただ)さん》
小笠原初代は・・・
1162年甲州小笠原の庄があり、そこで生誕されました。
当時の関東節は京都に行きまして学ぶというのが全国的にありまして、
初代小笠原清忠さんも京都に出まして礼法や教養を
身に付けていきました。
1185年に源頼朝公が鎌倉幕府を開きましてた。
「京都の文化を取り入れて指導するように」
このように頼まれましたがなかなか返していただけませんでした。
文治3年にやっと帰って来たということが吾妻鏡にあります。
*文治3年 ・・・1187年
*吾妻鏡(あづまかがみ)・・・
:定義
鎌倉幕府の実績を記しました編年体の史書で全てで五十二巻です。
鎌倉幕府の編纂(へんさん)になるといわれています。
1180年(治承4年)から1266年(文永3年)までを
収めています。
幕府の公用記録の他に「明月記」等の公家日記や
顧問書類を引用資料として編まれていまして、
変体漢文で記されています。
わが国初の武家記録です。
〈袴着〉
着袴(ちゃっこ)ともいいます。
幼児に初めて袴を穿(は)かせます儀式です。
古くは・・・
男女の別なく3~7歳の間に行いまして、
江戸時代以降5歳の男児に定着しました。
平安時代には専(もっぱ)ら公家の間に行われたものでありますが、
のちに公家やさらには庶民の間にも行われるようになりました。
幼児を吉の方角に向けまして碁盤の上に立たせまして、
麻の裃(かみしも)を着せまして、左の足から袴を穿かせまして、
初めて双刀を差させました。
父親が高職にあります人や夫婦健全で子孫隆盛な人を親と頼みまして、
氏神様に詣でまして、親戚や知人宅を訪れたり、
自宅にお客様を招いて小宴を開いて祝いました。
近年以降旧暦11月15日に行われるようになりまして、
七五三の風習となりました。
〈帯解〉
幼児がこれまでしていました付け帯をとりまして、
初めて普通の帯を用いる祝いです。
室町時代の上流階級では、はじめ男女とも9歳でありましたが、
のちに男子は5歳から9歳までの間、女子は7歳の時行いまして、
七五三と不可分の関係にありました。
期日は11月の吉日から酉の日の15日となりました。
・帯直し ・紐落とし
・紐解 ・紐直し
・ひぼ直し
そして、帯解の祝い、帯直しの祝いとも呼ばれるようになりました。
〇なぜ?11月15日か?
七五三の日取りは毎年変わることなく11月15日です。
七五三は節句では無い為に、その由来には諸説あります。
@二十八宿の鬼宿日(きしゅくにち)
鬼が出歩かないとされます二十八の鬼宿日にあたりまして、
婚礼以外の祝い事には吉日とされていたからというものです。
@徳川綱吉公の長男の徳松(とくまつ)君の誕生日
江戸時代の5代将軍であります徳川綱吉公の長男であります徳松君の誕生日が、
天和元年(1681年)11月15日であることに由来があります説からです。
幼い頃から体の弱かった徳松君の健康を祈りました儀式が、
七五三の期限というものです。
旧暦の11月は収穫を祝う季節でもあります。
この一年の自然の恵みであります作物の成長と実りの感謝します
神事に合わせまして、授かりものであります子供の成長に感謝をします
意味合いがあります。
〇地域によりましては男の子が3歳と5歳の地域も
七五三はその名の通り7歳、5歳、3歳の子供の成長を祝います行事です。
男の子と女の子で祝う年齢が異なりまして、
男の子は5歳、女の子は3歳と7歳とするのが一般的ですが、
地域によりましては男の子を3歳と5歳の時に祝う所もあるようです。
〇七五三にゆかりのあります食べ物
@千歳飴
長い棒状の紅白の飴で七五三の行事食です。
☆形状
実は直径が15mm以内、長さ1m以内と決められています。
★袋
・鶴
・亀
・松竹梅
これらのおめでたい絵柄が描かれます。
元々、こうした紅白の棒状の飴は「千年」という名前で呼ばれておりまして、
その名前が長寿を連想して、子供の健やかな成長を祈願しますのに
適していますことから、七五三の行事食になったと考えられています。
問題 七五三の風習に関してです。
3歳のお祝い:2回
*2歳と3歳で両方お祝いをする風習があります。
2歳のタイミングで「髪置き」、3歳のタイミングで「紐解」という
儀式を行います。
このような七五三の風習があります都道府県を教えてください。
1、福岡県
2、熊本県
3、広島県
ヒント・・・〇正解の都道府県の神社
@加藤神社 OO市中央区本丸2-1
戦国時代の武将であります加藤清正公を主祭神としています。
1871年(明治4年)の神仏分離令に伴いまして、
現在のOO城本丸と宇土櫓の間に「錦山神社」として
建立されました。
毎年7月第4日曜に、OOの夏の代表的な祭りであります
「清正公(せいしょこ)まつり」が開催されています。
お分かりの方は数字もしくはこのような七五三の風習があります
都道府県をよろしくお願いします。