Nicotto Town


かきくけこのブログ。


ゲシュ崩ログ 86 ちっちゃなプロデューサー

子供の前で時々、独り言をいうと「それはダメです」とか注意される。たとえば、スーパーで「これ美味しいけど高いんだよな~」と独り言つぶやくと「買っちゃだめです」とかいきなり子供に言われる。その時のハッキリした自信満々さにえ…はい、わかりました。とそのまま買わずに帰る。そういう事がよくある。本屋の前で「あ~~~~久しぶりにリボンでも買ってよもかな」と独り言をつぶやくと、聞いてた子供が「おもちゃ屋さんに行ってからでしょ」とか言ってきたりして、「おお…段取り通りに今日の予定をすすめてくれてる」と、ちっちゃなプロデューサーぶりに最近感動しきりです。
 そんな中、めちゃくちゃ美味しいイタリアンカフェの前を横切るとき、「はぁ~~~~この店、めっちゃ美味しいんだよな~~」と独り言をつぶやいて、そのまま帰ろうとしたら、子供が「じゃ、入っていいよ」っていう。「え?」って驚く。いつものノリだったら、「だめ~~~~~」って言うんじゃないのかよ、って驚いて、柔軟なその態度に面白いやらかわいいやら嬉しいやらで、「じゃ入るか」って入って食べた。美味しいんだその店が。名古屋、ガルバ、で検索したら、ガールズバーの事しかでてこない。ガールズバーじゃないガルバっていう名前のお店なんです。そういうただのカフェなんです。そういう店があり、その店が美味しいのなんのと。味が。味が美味しい。山ぶどうソースというソースがかけられたパン(サンドイッチ?)がも~~~~~。なんだあれ。モーニングで出してくれるクロワッサンもは~~~~~~~。美味しいのよ。クロワッサン出した時点で優勝、みたいなとこあるけど。パンでハイカロリーなあのクロワッサンというパンは、カロリーに裏打ちされたゆるぎない美味しさがある。だけどあのガルバで出てくるパン、なんだかよくわからな美味さがあり、なんだろうあの美味さ。そして山ぶどうソース!!
 スタバみたいな雰囲気と値段だけど、味がなんかもう、最高。と私が食べながら、子供にもそういう美味しいもの食べさせようとしたら、「緑いろのスープはいやだ」とかいう。子供はやっぱり味じゃなくて、見た目らしい。見た目がすべてらしい。美味しいのに。モーニングで食べられるほうれん草とサトイモのスープ。子供の「入ってよし」で入った店でしたが、子供はあんまり食べなかった。もしかしたらお母さんが本当に店の前で食べたそうにしてたのをみて「しかたねー」って思ったのかな。なんだろう。ちっちゃいプロデューサーの心は謎につつまれている。
食べてほしい 馬と私と 同じくらい 
もう子供がなぜ私にほんとに似てないのか、っていう位こんなにごはん好きなお母さんに似てない。




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