日本百名山 ~ BSプレミアム ~ ②
- カテゴリ:レジャー/旅行
- 2022/11/26 00:34:59
こんばんは!26日(土)は、北日本から東日本では雲の多い天気となり、
北海道は朝のうちから、東北から東日本では昼頃から広い範囲で雨が降るでしょう。
雷を伴う所もあるため、落雷や竜巻などの激しい突風、降雹、
急な強い雨に注意してください。
西日本も雲が広がりやすく、所々でにわか雨や雷雨がある見込みです。
南西諸島は曇りや雨となり、昼前までは所により雷を伴って激しく降るでしょう。
澄み渡る支笏湖ブルー
神秘的な❝苔の回廊❞
生き生きとした自然
噴煙をあげる
溶岩ドーム
❝苔の回廊❞と❝活火山❞
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北海道 樽前山
〇登山ガイド 佐藤瑞季さん
両親が山好きだった佐藤さん。
一歳の頃から樽前山に。
そして何度も登るうち、樽前山の虜に。
その魅力を伝えたいとガイドになりました。
*撮影:8月上旬
前回は苔の回廊の説明まででした。
今回はコケの楽しみ方をガイドの佐藤さんに
教えていただきますところから始めます。
<山旅スタイル>
コケの楽しみ方
〇コケの楽しみ方
「苔の回廊に来たなら、苔を楽しみたいですね。
おすすめの道具を紹介させていただきます」
「霧吹きがあるといいですよ」
①霧吹き
「乾燥した苔には霧吹きをかけることで
本来の艶々した姿を見ることが出来ます」
〇ジャゴケ
「こちらがジャゴケという苔です」
「霧吹きを使って水を吹きかけると、
表面の六角形の模様がより鮮やかに見られます」
〇ヘビのうろこ 蛇苔(じゃごけ)
模様が蛇の鱗に似ているので蛇苔。
②ルーペ
「ルーペがあるとパッと見では分からない
苔の意外な姿を発見出来て楽しいです」
〇エビゴケ
「こちらはエビゴケ。
苔の回廊では一番沢山見ることが出来ます」
「ルーペで見ると、うん❝エビの触角❞っぽいですね」
「一見同じような苔なんですけれども、
ルーペを使うといろ~んな苔が集まっている様子が見られます」
③接写レンズ
「スマホ用の接写レンズを使うことで
先程見たルーペの小さな世界を写真に撮ることが出来ます」
カシャー♪
カシャー♪
〇タカネツキヌケゴケ
見れば見る程引き込まれる苔の世界。
カシャー♪
〇ジャゴケ
カシャー♪
〇エビゴケ
あなたも苔の写真にチャレンジしてみませんか~?
カシャー♪
〇セイタカスギゴケ
〇苔の回廊
第1回廊 終点
「ここが第1回廊の終点ですね~。
今回はここまでにしたいと思います」
ありがとうございました。
「や~長い距離~、随分絶景が続きましたね~」
う~ん、苔が見事だったな~。
2日目
二日目、北尾根登山口を出発。
風不死岳を経由して、樽前山を目指します。
「途中に岩場や急登がありますので、気をつけてゆっくり登りましょう」
はい。
まずは風不死岳へ。
「この辺りの~森はですね~。
針葉樹、トドマツが多いんですけれども、
こちらあの北海道を代表する針葉樹の一つですね~」
実はこのトドマツが風不死岳の名前の由来となっています。
「風が不死の山と書いて風不死岳なんですけれども、
この漢字は当て字で本来はアイヌ語のフップウシ。
トドマツが沢山ある所という意味の山の名前からきています」
へぇ~~。
いよいよ登り、お~、結構急だ。
「あっ、ご覧ください。
ツルアジサイが満開です」
〇ツルアジサイ
涼しい環境を好むツルアジサイ。
北海道で多く見られます。
「他の木に巻き付き日光を求めて高く高く登って行く植物です。
大きい木に合わせて10m。
長いものでは20mぐらい、高い所まで背を伸ばしていきます」
「おっ、あれシマリスですね。
あ~、登ってる登ってる」
あ~、可愛らしい~。
〇シマリス
何か食べてますね~?
「あの葉っぱ~、ナナカマドですね~。
そろそろこの時期、実を付けるんですけども、
それちょっと風に当たったかもしれないですね。
あ~、背中の縞々可愛いですね~」
傾斜が益々きつくなってきた~。
や~、息が切れる。
「おっ、後ろを見てくださ~い。
支笏湖見えてきました」
〇支笏湖
あ~、真っ青。
「登りは急できついですけれども、
いい景色見ると頑張って来た甲斐がありますね~」
はい。
ここで山旅スケッチ。
今回は支笏湖が見えてきましたところまでと致します。
次回は支笏湖ブルーと清流についての説明から始めます。