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日本百名山 ~ BSプレミアム ~ ④ 


こんばんは!29日(火)は、九州南部・奄美から北海道では

広い範囲で雨が降るでしょう。
雷を伴って非常に激しく降る所もある見込みです。
落雷や竜巻などの激しい突風に注意してください。
また、東日本から北日本では降雹にも注意が必要です。
沖縄は概ね晴れますが、夕方以降は雲が広がり夜遅くには
所によりにわか雨があるでしょう。

澄み渡る支笏湖ブルー
神秘的な❝苔の回廊❞
生き生きとした自然
噴煙をあげる
  溶岩ドーム

             ❝苔の回廊❞と❝活火山❞
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              北海道 樽前山

〇登山ガイド 佐藤瑞季さん

両親が山好きだった佐藤さん。
一歳の頃から樽前山に。
そして何度も登るうち、樽前山の虜に。
その魅力を伝えたいとガイドになりました。

*撮影:8月上旬

前回は溶岩ドームが目の前に迫ってきました所までの紹介でした。
今回はいよいよ樽前山の東山を目指します。

〇樽前山(1041m)

樽前山の最高地点は溶岩ドームの頂。
標高は1041mです。

〇1909年(明治42)誕生

1909年(明治42)の噴火で出来た溶岩ドーム。
高さ34m、直径は450mに及びます。

「明治の後期に大噴火があった際、
 僅か二日で出来たっていわれてるんですけれども、
 それ以降、調査研究目的以外では、
 こちらのドームの上には誰も登ったことが無いということです。
 人が踏み入ったことが無いっていう風に聞くと何か神秘的にも見えますね~」

溶岩ドームには立ち入ることが出来ない為、
周りを取り囲む外輪山の中で最も高い東山を目指します。

                    東山(1022m)

      溶岩ドーム(1041m)

「さぁガスが抜けて景色広がってきました~」

やった、いいタイミング。

「おっ、こちらのヒビ割れた石。
 これ火山岩といって噴火して飛んできた溶岩の岩ですね~」

〇パン皮状火山弾

パン皮状火山弾、表面にヒビが入っています。
噴火の際、表面は冷えて固まりますが、内部は熱いままで膨張を続けます。
その結果、表面がヒビ割れたのです。

「ゴロゴロと沢山大きな岩が転がっていますけれども、
 噴火の際にこれだけ沢山の岩が飛んできたんですね~」

見渡すと夥(おびただ)しい数の火山弾が。

「東山に近づいて来ることで、噴気孔の煙見えてきましたね~。
 黄色というか明るい色になっているのは、硫黄の結晶だといわれてますよ~」

正面右手に支笏湖と苔の回廊。
反対側には溶岩ドーム。

「山頂に向かってこうグウッと登山道延びて、
 このまま空に登って行くような景色、凄いですね~」

ほんと絶景。

「間もなく山頂、到着しま~す」

「はい、樽前山東山到着です~。
 長い縦走お疲れ様でした~」

ありがとうございました。

「や~、ちょうど山頂で明日も晴れてドーム見えて良かったですね」

〇樽前山(東山)(1022m)

樽前山、外輪山の最高地点東山です。

「昨日歩いた苔の森が広がっています。
 ガスが入ってきて森にしっかりと潤いを与えてくれています。
 その向こうには支笏湖ですね~。
 や~、上から見ると支笏湖ブルーもよく分かります」

「ここ東山の山頂からだと煙がモクモクと上がってる様子がよ~く見えますね~」

溶岩ドームの噴気孔が目の前に。

「生きた火山っていうのがよく分かります」

〇登山ガイド 佐藤瑞季さん

「僕は小さい頃からそれこそ数えきれないくらい大好きな山なんです。
 神秘的な苔の森、火山のダイナミックな景色、
 何度来ても飽きさせない魅力的な山です。
 沢山の人にこの樽前山楽しんでいただきたいと思っています」

今も火山活動を続ける樽前山。
その存在からあるからこそ生まれた変化に富む自然を満喫しました。

旅のスタートは札幌から車で1時間半、支笏湖の南にあります樽前山へ。
支笏湖の湖畔で佐藤さんと待ち合わせをしました。
木々を抜けますと目の前に広がりますのは支笏湖でした。
湖畔を離れまして、樽前山山麓の美しい苔の森に入りました。
ミズナラやカエデ等広葉樹の森が綺麗でした。
ヤマブドウの実がまだ青かったですがなっていました。
ヤマブドウの実は鳥達や森の生き物達の大事なご飯になっているようです。
しばらく進みますと、荒涼とした雰囲気になりました。
この辺りからヘルメットを着用しました。
ここからいよいよ苔の回廊の始まりです。
岩に覆われました岩壁は数百メートルに渡って続いていました。
高い所は高さが10m以上ありました。
第1回廊の終点で長い距離でしたが絶景と苔が見事でした。

二日目、北尾根登山口を出発しました。
風不死岳を経由しまして、樽前山を目指しました。
この辺りの森には針葉樹のトドマツが生えていました。
結構急な登りがありまして、そこにはツルアジサイが満開でした。
そして、可愛いシマリスがおりました。
シマリスはナナカマドの実を食していました。
そして、傾斜が益々きつくなってきました。
後ろには支笏湖が見えてきました。
とても真っ青で美しかったです。
しばらく進みますと山が見えてきまして、
千歳川という支笏湖から流れ出る清流がありました。
この千歳川にはチトセバイカモという絶滅危惧種の水草が生えていました。
生き物ではスジエビがおりました。
ここにはキノコが生えていまして、
佐藤さんの大好きなロクショウグサレキンという青緑色をしていました。
しばらく登り続けまして風不死岳の八合目に到着です。
この辺りは笹からシダに変わっていました。
そしてそのシダの大群落の中を進んで行きました。
そして九合目、この先道はさらに険しくなりました。
岩場をよじ登りました。
そして、一つ目のピークの風不死岳に到着でした。
風不死岳を出まして1時間半、いよいよ森を抜けまして火山の景色になりました。
火山灰に覆われました大地の奥に聳えるのが樽前山でした。
その噴煙を上げています樽前山を目指しました。
荒涼な景色が広がります所をにはイワブクロとタルマイソウが生えていました。
そして紫色の花のイワギキョウ、ピンク色のお花のネジバナ、
赤紫色のお花のミヤマホツツジ、白色の実のシラタマノキが生えていました。
神秘的な苔の回廊があり、様々な植物や動物、
この生き生きとしたダイナミックな火山の山、
とても色々な表情を感じます山でした。

アバター
2022/11/29 21:16
こんばんは!曇りの火曜日をお疲れ様です。
ロングメンテナンス後て大変多忙の中こうしてコメントをありがとうおざいます。
なるほど~、久しぶりに旅に付き合うのですか。
そうですか、食べ道楽にならないように心がけるのですね。
晩酌は最高ですね。
なるほど~、お昼を抜いていいとお考えですか。
本日は気圧変動もありそうです。
どうぞ体調を崩されないようにご注意くださいませ。
どうもありがとうございました。
アバター
2022/11/29 19:03
数日後 久しぶりにプライベートな旅に付き合うのだが
食べ道楽にならないようにしようと心がけようと思う
いつもHeはホテル着いた→休む→晩酌→横になる→寝る パターンだからさ・・・・・
お昼を抜いてもいいと思ってるよw




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