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初荷・書き始め 

ニコットおみくじ(2023-01-02の運勢)

おみくじ

こんにちは!2日は、沖縄は雲が多い。

西日本、東日本の太平洋側は冬晴れで空気が乾燥する。
日本海側は雲が広がり雨や雪が降る。
北陸山沿いは積雪が増加する。
北日本は日本海側を中心に雪でふぶく所があり太平洋側でも風が強い。

【初荷(はつに)・書き始め】

☆運送関係の人達の日で、新年の商い始めの荷物を「初荷」といいます。

★1月2日に行いますのが現在では一般的です。
 書道や茶道、三味線等のお稽古ごとは「1月2日から習い始める」と 
 いわれています。
 この日を初稽古の日とします習いごとは多いです。

<概要>

〇初荷

1月2日は「初荷」です。

@年が明け、販売店に向けて初めて商品が出荷される日

 初荷は、工場から販売店に向けまして、初めて商品が出荷されます日です。

 ニュースになりますのは「初売り」になりますが、
 実はその前に初荷が行われています。

 以前は元旦を休日にします企業が多かった為、
 初荷は1月2日が一般的でした。

@一年の商売繁盛を祝う意味合いがあります

 初荷には、商売繫盛記がんの意味合いがあります。

 幸先良いスタートを切ります為、出来るだけ派手に初荷を行います。

 以前までは年始最初の出荷でありますことを示す為、
 荷物に「初荷」の旗や幟(のぼり)を付けることが多かったのですが、
 現在は安全面を考慮しまして少なくなっています。

@現在は1月4日以降に行われますのが一般的

 現在は正月三が日を休みます企業が多い為、
 初荷は1月4日以降になることが多いです。

 日にちに関係なく、その年最初の出荷が初荷になります。

〇書き始めの由来

書き始めは、平安時代の宮中におけます「吉書の奏(きっしょのそう)」という
御油持がルーツです。

[吉書の奏]

 吉書を奏上(ほうじょう)します儀式を「吉書奏」といいます。
 「建武年中行事」にその作業の詳細がみえます。

 吉書の儀式・・・

 ・院庁          ・中宮

 ・東宮の御所       ・諸官衛

 ・諸政所

 これらにおきましても、また摂政、関白、大臣に任じた際等にも行われました。

 ≪吉書≫

 物事の改まったのち、吉日良辰を選びまして奏聞(そうもん)します文書です。

 奏聞・・・天子に申し上げますことです。
      奏上(そうじょう)ともいいます。
      またそうぶんともいいます。
      「民情をOOします」

 そして吉書を奏覧(そうらん)します儀式を朝廷では吉書奏といいましたが、
 武家でもこの儀にならいまして、将軍が吉書に判を据えます儀式を
 吉書始と称しました。

 平安時代は、朝廷の吉書奏は年首(ねんしゅ)、政始(まつりごとはじめ)、
 移徙(いし)、改元、代替等に際しまして、
 清涼殿に出御(しゅつぎょ)しました天皇に対しまして、
 弁官、蔵人(くらうど)又は外記から吉書を奏上します儀式でありました。

 年首・・・1年の初めのことです。

 政始・・・年始や譲位、改元、内裏焼亡、院宮崩御等の
      大事後に最初に開かれます外記政のことです。

 移徙・・・①貴人の転居、神輿(しんよ)の渡御を敬っていいます語です。

      ②転居、引っ越し。

       「彼岸のOOは悪いと兆(えんぎ)を云い」〈滝井・無限抱擁〉

この吉書の奏は鎌倉幕府、室町幕府にも引き継がれまして、
「吉書始め」という信念の儀式行事として定着します。
その時の文書は、吉書奉行が全て清書しましたようです。

江戸時代になりますと、この吉書始めが庶民の間にも
「おめでたい新年に書道(習字)をする」という行事となりまして広がりました。

浮世絵で有名な歌川豊国さんによりまして、
「寺子屋での書き始めの様子」を描かれたものもあります。

*1804年(享和4年)頃

この時代は「筆山吟味(ひつざんぎんみ」といいまして、
幕府で要職に就きます為の試験科目は「書」と「算盤(そろばん)」の
2科目のみです。
字が上手なことは大事な教養です。

江戸時代には、自宅で書き初めをします場合、
年が明けまして最初に汲みました井戸水を神前に供えました後、
その若水を使用して墨を摺りまして、恵方に向かいまして詩歌を書きました。

*最初に汲みました井戸水・・・若水(わかみず)

〇書き初めの意味

@書の上達を願う

 新年早々に、神聖な若水を使用して書きますことで、
 神意にあやかりまして、字が上手になりますことを祈願します。

@一年の抱負を心新たにします

 おめでたい言葉や詩歌、又は今年一年の目標や抱負を書きますことで、
 行動を新たにするという意味があります。

〇書き終えました書き初め

出来上がりました書き初めは、飾りまして読み返し、
気持ちを新たにします。

@期間

 年神様が滞在します期間といわれます「松の内」まで飾ります。

 *松の内・・・1月7日、又は1月15日まで

松の内が過ぎましたら「左義長(さぎちょう」と呼ばれますお祭りで、
正月飾り等とともに燃やします。

@左義長

 ・どんど焼き          ・さいと焼き

 ・とんど            ・鬼火焚き

 このように呼ばれます行事のことです。

 この時に、炎が上がれば上がる程字が上達するといわれています。

 近くで左義長が行われていない場合は、
 大きな神社のお焚き上げ等に奉納しますのも一つです。

〇おすすめの言葉や四字熟語

・飛翔              ・挑戦

・時哉(ときかな)        ・荷心香(かいしんかんばし)

・守破離(しゅはり)       ・一期一会

・心機一転            ・一意専心(いちいせんしん)

・直感精読(ちょっかんせいどく) ・転凡成聖(てんぼんじょうしょう)

問題 岐阜県関市では新春恒例の日本刀のOO初め式が行われました。

   OOに入ります言葉を教えてください。

1、書き

2、打ち

3、焼き

〇OO初め

関市ではおよそ700年前の鎌倉時代後期から刀鍛冶の技術が受け継がれまして、
毎年1月2日に刀匠(とうしょう)の皆様が一年間の無事を祈ります
OO初めが行われます。

@披露

 日本刀の原料になります玉鋼を1300度に熱して叩きまして
 不純物を取り除きます「折り返し」を披露します。

正確には・・・

〇古式日本刀鍛錬OO初め式

関市の刀工の皆様が、年初であります1月2日に日本刀の鍛錬を奉納しまして、
仕事と繁栄を記念します行事です。

ヒント・・・〇太鼓をたたく・舌鼓

      @太鼓を叩くの意味

       他人に同調して機嫌をとること=太鼓を持つ。

       ★「太」を含む諺(ことわざ)

        肝が太い・・・度胸があって何事も動じない性格

       ☆「鼓」を含む諺

        舌鼓をOO・・・美味しい物を食べて満たされる様子。
                美味しい物を食べて舌の音を鳴らすという 
                意味から。

       ★「叩」を含む諺

        石橋を叩いて渡る・・・用心の上にも用心を重ねて
                   事を行うことのたとえ。
                   丈夫な石橋ですら
                   安全を確かめてから渡ること。

      @舌鼓

       ・あんこう鍋、お寿司、すき焼き、焼肉、ローストビーフ

お分かりの方は数字もしくはOOに入ります言葉をよろしくお願いします。





      
























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