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日本百名山 ~ BSプレミアム ~ ①     


こんばんは!16日(月)は、西日本から北日本の日本海側は雲が多く、

雪や雨となる所があるでしょう。
西日本から北日本の太平洋側も雲が多く、
午前中を中心に雨となる所がある見込みです。
南西諸島は曇りや雨となるでしょう。

訪れるのは会津の秘峰と呼ばれる会津朝日岳。
真っ盛りな秋を堪能します。

会津の秘峰
色彩
 豊かな紅葉
山の奥深くへ
待ち受ける岩場

              輝く紅葉の玉手箱
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               会津朝日岳

会津朝日岳は福島県の西の端、只見町(ただみまち)にあります。

〇会津朝日岳(1624m)

周辺の山々が比較的なだらかなのに対し、荒々しい姿をしています。
いち早く太陽が当たることから朝日岳と呼ばれるようになりました。

〇JR只見駅から車で30分

〇赤倉沢登山口(550m)

登山口でガイドの方と待ち合わせ。

おはようございま~す。

〇登山ガイド星貴博さん

「おはようございます。
 ガイドの星です。
 よろしくお願いします」

お願いしま~す。

地元福島県出身の星貴博(ほしたかひろ)さん。
自然に関わる仕事がしたいと8年前登山ガイドに。
会津の山々や魅力を伝えています。

今回の見どころは?

「会津朝日は~ご覧の通り奥深い山にあるまぁ秘峰とも呼ばれる山ですね。
 植生が豊かで、会津らしい昔ながらの自然を楽しめる山だと思います。
 紅葉は綺麗に色付いていて、今はとても綺麗ですね」

〇奥会津の紅葉

「奥会津の紅葉を是非楽しんでいただきたいと思います」

会津の秘峰を目指す日帰りの山旅。
登山口を出発。
まずは沢沿いに進む。
標高800m辺りから本格的な登りに。
高揚真っ盛りの道を歩きます。
そして待ち受ける荒々しい岩場。
山頂からは雄大な景色を堪能します。
往復7時間、急登や登り返し、険しい岩場もある中級者向けのルートです。

*下山は同じルート

*撮影:10月下旬

朝、空気が凛としてる。

「そうですね~、気持ちいいですね~」

「こちら見ていただけますか?
 早速出てきました。
 これがブナです」

〇ブナ

「白い木肌でスウッと立っていてこの立ち姿が綺麗なのも
 ブナの特徴だと思います。
 私はとても好きです」

只見町を代表する樹木、ブナ。
会津朝日岳には手つかずの原生林も残っています。

「今いる所550mぐらいなんですけど、
 え~、この辺りから上1500mぐらいまでブナが生えています。
 なのでもう登り出してすぐから、え~楽しめますね」

山間の沢に光が差してきた。

「眩しいですね~、秋晴れの中の森歩きはとても気持ちいいですよね」

この先に広がる紅葉の世界を目指し、ゆっくり進んで行く。

「楽しみですね~、ワクワクします」

「ちょっとあちらの斜面見ていただけますか?
 ちょっと岩がゴツゴツしてて、木がついていない所があると思うんですけど」

ほんとだ、岩肌が剥き出しになってる。

「こちら雪食(せっしょく)地形と言って、
 この只見の方を代表する地形になってます」

そうなんだ?

「ここら辺とっても雪が多い場所なんで、雪崩が頻繁に起きるんですよ。
 その降り積もった雪が雪崩となって斜面を削ることによって
 植物が付きづらい地形になってます」

只見町は日本有数の豪雪地帯。
積雪は麓の集落で2~3m。
山間部では6mを越えることも。
その為至る所に雪食地形があります。
これだけ標高が低い所で雪食地形がみられるのは世界的にも珍しいそうです。

沢沿いの道はここまで。

ここから先は山道へ。

〇三吉(さんきち)ミチギ(770m)

その入り口を示す道標(どうひょう)が。

〇ミチギ
 道・路

三吉ミチギ。
ミチギはこの地方の方言で道という意味です。

「え~、こちらちょっと来ていただいていいですか?
 こちら水が湧き出てる水場といわれます」

会津朝日岳の頂までここが最後の水場。

「この辺雪とかもとても多い場所なので
 そういったものが地面に浸み込んで長い年月をかけて湧き出てるもので」

「とても綺麗な水ですよね?
 こっからちょっと稜線まで急な登りが続きますんで
 これを飲んで力水にしましょう。
 冷たくてとても美味しいですね、はい」

ここで山旅スケッチ。

今回は最後の水場の所までと致します。
次回は会津朝日岳の水の恵みについての紹介から始めます。





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