日本百名山 ~ BSプレミアム ~ ④
- カテゴリ:レジャー/旅行
- 2023/01/28 00:58:44
こんばんは!28日(土)は、北日本の日本海側や
北陸から山陰にかけては雪が降り、所により雷を伴うでしょう。
また、新潟から北の日本海側ではふぶく所もある見込みです。
北日本から東日本の太平洋側は概ね晴れますが、山沿いでは雪が降るでしょう。
西日本の太平洋側や九州北部は晴れ間もありますが雲が広がりやすく、
にわか雪の所がある見込みです。
南西諸島は雲の多い天気となって所によりにわか雨があるでしょう。
水源の森
錦秋の彩り
山頂からの
大展望
錦織りなす紅葉の峰
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雲取山
〇ビジターセンター解説員 伝井真弓さん
伝井さんは都内のビジターセンターに勤務する自然解説員。
奥多摩の魅力を分かりやすく伝えています。
*撮影:11月上旬
前回は雲取山の山頂が見えました所までの紹介でした。
今回はいよいよ雲取山の山頂を目指します。
〇雲取山(2017m)
ようやく見えた。
あれが雲取山か?
「山頂のほんとにすぐ上に雲があるように見えますね。
まさに雲をも手に取るようにといわれた雲取山ですね~」
標高1500mを超えた。
「稜線に着いた所ですね~」
「あそこで鳥の声がしますね~。
ちょっと覗いてみましょう。
コガラですね~」
どこ?
あっ、いた。
〇コガラ
小雀
「木の隙間なんかをこうちょっと突ついてるんですけど
小さな虫をこう探して、飛び回ってる所ですね~」
チュンチュンチュンチュンチュンチュンチュンチュンチュンチュンチュン♪
「厳しい冬を越える為に食べ物をね探して飛び回ってる感じですね」
チュンチュンチュン チュンチュン♪
〇ゴジュウカラ
五十雀
実りの秋、鳥達は必死に冬支度。
「この先がかなり急登になりま~す。
ちょっと山頂まで頑張る感じですね」
はい。
いよいよ雲取山の頂へ。
もうひと頑張りだ。
歩き始めて4時間
〇雲取山(2017m)
「山頂着きました~。
頑張りましたね、お疲れ様で~す」
ありがとうございます。
「こちらに山頂標識がありま~す。
東京都最高峰2017m雲取山です。
お疲れ様でした。
今日はちょっと雲が多くて景色が見えないんですけれども
明日の朝、あの~ちょっと期待しましょうか?」
*正確には2017、1mです
この日は山頂近くの山小屋で宿泊。
3日目
午前5:30
そして翌朝、快晴だ。
「わぁ~、だいぶ赤く空が染まってきましたね。
空が綺麗ですね~。
都心方面が見えてます。
ここは凄くこう広い範囲が見渡せるのでほんとに気持ちがいいですね」
「あ~東京湾に光が当たってきましたね~。
雲取山からだと奥多摩の山々が見渡せるんですよね~。
幾重にも重なったこの山々の景色が私大好きなんですよね~」
〇富士山
「や~この朝しか見れない景色が好きなんですよね~」
〇南アルプス
西には南アルプスも見えてま~す。
〇北岳(3193m)
日本で二番目に高い北岳。
〇仙丈ケ岳(3033m)
仙丈ケ岳。
〇甲斐駒ヶ岳(2967m)
甲斐駒ヶ岳。
〇大菩薩嶺(2957m)
南に目を向けると大菩薩嶺(だいぼさつれい)。
〇富士山(3776m)
そして富士山。
〇ビジターセンター解説員 伝井真弓さん
「奥多摩は~麓は人が住んでいて~、人の暮らしが近いんですけれども~、
登って来るにつれて凄くこう山が深くなってきて~、
大自然が広がるんですよね~。
ただ歩くだけではなくて~、
ちょっと立ち止まってこう上を見たり下を見たり~、
こう鳥の声を聞いたりして、色んなこう自然を楽しみながら歩くと、
こう山の楽しみがまた一つ増えるんじゃないかなと思います。
是非季節を変えて何度でも通って~、
自然の変化とか~、あの~、自然の楽しさ感じて欲しいな~と思います」
東京都の最高峰雲取山。
秋の魅力を満喫した山旅でした。
旅のスタートはJR奥多摩駅からバスで40分。
お祭バス停で伝井さんと待ち合わせでした。
始めにゲートがありますがここは東京都水道局が管理しています場所で、
登山者は脇から入って行きます。
だいぶ色付いていましてとても綺麗でした。
そして、水源の森に入って行きました。
まずは水の近くまで降りられる場所がありまして、降りて行きました。
とても澄んだ水でかなり冷たかったです。
そして、沢沿いの道を進んで行きました。
カツラという甘い匂いの葉っぱの植物がありました。
このカツラという木は沢沿いのちょっと湿った所を好むようです。
歩き始めて4時間、三条の湯という山小屋に着き宿泊をしました。
二日目、朝の光りが気持ちよかったです。
本日は昨日の沢沿いの道と異なりまして、水が無い尾根を歩きました。
水無尾根から雲取山を目指しましてきつい登りを歩きました。
紅葉が綺麗でミズナラのオレンジ色、イヌブナの黄色、
そしてアワブキという木が生えていまして、
こちらの木は火をくべますと泡がブクブクと出ることから名前が付いたそうです。
さらには、ホオノキ、コハウチワカエデ、イタヤカエデ、オオモミジと
カエデの紅葉が凄く鮮やかでした。
山小屋から1時間ほど歩きますと景色が開けてきました。
紅葉が真っ盛りでした。
序盤は沢沿いの道を歩き、雲取山が水源の森と感じました。
二日目は紅葉がとても美しかったです。
三日目は東京都最高峰だけに色々な山々が見え美しかったです。
雲取山の大自然からいつまでも美しい水が流れて欲しいと願います。