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事始め・針供養

ニコットおみくじ(2023-02-08の運勢)

おみくじ

こんばんは!九州から関東は晴れ。

北陸は雨や雪で局地的に雷を伴う。
東北と北海道の日本海側は午後から雪でふぶく所も。
沖縄は曇り。

【事始め・針供養】 ことはじめ・はりくよう

☆2月8日は事始めとされまして、様々な行事が行われてきました。

 江戸時代初期に始まったとされます針供養は、
 裁縫技術の上達を願う為行います。

<概要>

「事八日」の日には、道具に感謝の心を込めて「針供養」

2月8日は「事八日」の日です。

「事」とは元々祀り或いは祭りを表します言葉で、
コトノカミという神を祀るお祭りの日です。

[コトノカミ「事代主神(コトシロヌシ・コトシロヌシノカミ)」

事代主神は、大国主神に国譲りを進言して姿を消しました託宣の神です。

≪別名≫

 ・コトシロヌシノカミ          ・ことしろぬし

 ・八重事代主神             ・八重言代主神

 ・積羽八重事代主神           ・恵比寿大神

 このように呼ばれます。

〇事代主神(コトシロヌシ)

八重事代主神(やえことしろぬしのかみ)、
或いは八重言代主神(やえことしろぬしのかみ)とも呼ばれます。

神名の「コトシロ」とは「言代」の意味がありまして、
その役割は神に代わりまして「言葉を代わりに申し上げる」ことです。
つまり宣託の神です。

〇日本書紀の事代主神(コトシロヌシ)

大国主神(オオクニヌシ)と神屋楯比売命(かむやたてひめのみこと)との間に
生まれました。

日本書紀によりますと、妻であります活玉依姫(いくたまよりひめ)との間に
二柱の女神をもうけます。
長女の媛踏鞴五十鈴媛(ひめたたらいすずひめ)は神武天皇の后となりまして、
次女の五十鈴依姫(いすずよりひめ)は第二代・綏靖(すいぜい)天皇の
妃となっています。

〇葦原中国平定・国譲りの物語り

建御雷之男神(タケミカヅチ)は出雲国の伊奈佐(いなさ)の
小浜(おはま)に降るや、逆さに突き立てた十拳剣(とつかのつるぎ)の前に
胡坐(あぐら)をかきまして、大国主神に服従と国の委譲を迫ります。
困惑しました大国主は美保岬に釣りに出かけていました
事代主神を呼び寄せまして、相談することにします。

〇シャーマンとしての事代主神

このエピソードから、事代主神はシャーマンであったと考えることが出来ます。
決断を迫られました大国主神が美保岬に省庁されます隠地から
わざわざ事代主神を呼び寄せましたことや、
事代主神の妻が活玉依姫、つまり神の魂を宿らせます巫女であったことからも
推察できます。

事代主神と活玉依姫は大国主神が伊豆の国の政務に迷った時に、
然るべき方向性を授けます神官と巫女でありました。

〇国譲りを進言し青柴垣に隠れ去る事代主神

事代主神は大国主神から受けました相談に対します回答としまして・・・

「この国は天津神の御子に立て奉(まつ)られむ」と告げます。
そして、自らが乗って来ました船を踏み傾け、
ある種の呪術的な拍手であります天の逆手を打ちまして
青葉の柴垣(ふしがき)に変えまして、
どこへとも知れず隠れ去ってしまいます。

島根県の美保神社では、
この伝説的な故事に由来します「青柴垣神事(あおふしがきしんじ)」が、
今も執り行われています。

〇お祭り

そのお祭りが12月8日と2月8日と2回あります。

「事八日」、「事の日」といわれました。

「事」が始まりますことを「事始め」、「事」が終りますのを「事納め」と
いいますが、実はコトノカミが「年神様」か「田の神様」かで、
事始めと事納めの時期が逆転します。

農家ではコトノカミは田の神様ですので、
作業を締めくくります12月8日が「事納め」です。

年が明けまして農作業を開始します2月8日を「事始め」としました。

事の神を年神様と捉えます所では、
歳神様を迎えます為に正月準備を始めます12月8日を「事始め」、
2月8日を「事納め」としました。

「事」を何と捉えますかによりまして、
一方の始まりの日は一方の終わりの日になります。

〇針供養

「事八日」に「針供養」が行われますが地方や社寺によりましては、
12月8日に針供養を行います所もあります。

古くなりました針や、折れたり曲がったりしました針、
錆ました針等を豆腐や蒟蒻(こんにゃく)等に刺しまして供養をしまして、
裁縫の上達を願います。

〇お事汁(おことじる)

里芋、大根、人参、牛蒡(ごぼう)、蒟蒻、小豆等をいれました
「お事汁」を食しまして、無病息災を願います風習もあります。
栄養豊富なお事汁は、寒い季節に体の芯から温まります
伝統の健康長寿食です。

〇春の訪れ

2月9日からは七十二侯の「黄鴬睍睆(うぐいすなく)です。

睍睆(けんかん)・・・鳥の声が清らかなさまを指します。

山里で鴬が鳴き始めます頃です。
春の訪れを告げます鴬は「春告鳥(はるぐげどり)」とも呼ばれます。

@梅に鶯

 梅の花も早春一番に開花をしますおめでたい花です。

 実際に梅の木にとまります鴬色の鳥はメジロですが、
 春の到来を表しますおめでたい梅と、
 初の訪れを告げる鴬の取り合わせは人々の理想のイメージとして
 親しまれてきました。

問題 本日針供養が行われました淡島神社。

   針供養は淡島神社や淡島神を祀りますお堂を中心に、
   全国の寺社で行われています。

   その淡島神社の総本山があります都道府県を教えてください。

1、東京都

2、京都府

3、和歌山県

〇淡島神社(あわしまじんじゃ)

[針祭(針供養)2月8日(水)午前11時より]

祭神少彦名命は、裁縫の道を初めて伝えました神様です。
一年の間に納められました針を本殿にて祓いを受けました後、
針塚に収めまして、塩をかけまして土にに返しますことで、
針の労を労(ねぎら)いまして、今後の上達を祈る祭りです。

@淡島神社の起こり

 その昔、神功(じんぐう)皇后が三韓出兵からお帰りの際、
 瀬戸の会場で激しい荒らしに出会いました。
 沈みそうになります船の中で神に祈りを捧げますとお告げがありました。

 「船の苫(とま)を海に投げ、その流れのままに船を薦めよ。」

 その通りに船を進めますと、一つの島に辿(たど)り着くことが出来ました。
 その島が友ヶ島です。

 その島には少彦名命と大己貴命が祀られていまして、
 皇后様は助けてくださりましたお礼の気持ちを込めて、
 持ち帰ってきました宝物をお供えになりました。

 その後・・・

 何年か経ちまして、神功皇后の孫にあたられます仁徳天皇が
 友ヶ島に狩りに来られまして、経緯(いきさつ)をお聞きになりました。

 そこで・・・

 島では何かとご不自由であろうとお社を対岸の加太に移されまして、
 御社殿をお建てになりましたのが加太淡島神社の起こりとされています。

 《御祭神》

  ・少彦名命(すくなひこなのみこと)様

  ・大己貴命(おほなむじのみこと)様

  ・息長足姫命(おきながたらしひめのみこと)様
   (神功皇后)

  御祭神の少彦名命は医薬の神様です。
  特に、女性の病気回復や安産・子授け等に霊験あらたかといわれています。

ヒント・・・〇北山村の特産柑橘「じゃばら」68、3%が花粉症に効果実感

      2008年岐阜大学医学部が花粉症の諸症状が改善されたと
      学会で発表。
      「ナリルチン」が多く含有。

      *2019年果皮粉末の調査結果(JAcom)より抜粋

お分かりの方は数字もしくは淡島神社の総本山があります都道府県を
よろしくお願いします。

















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