日本百名山 ~ BSプレミアム ~ ①
- カテゴリ:レジャー/旅行
- 2023/03/17 01:14:12
こんばんは!17日(金)は西日本から東日本では雲が多く、
太平洋側を中心に雨が降る見込みです。
北日本は晴れますが、北海道では雪の所もあるでしょう。
南西諸島は晴れそうです。
今回は中国地方の最高峰、大山(だいせん)。
表情豊かな岩の山を巡(めぐ)ります。
秋の彩りに
心躍る
山肌と紅葉の
コントラスト
圧巻 岩の稜線
日本海の
大パノラマ
白波望む 秋の峰
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鳥取 大山
およそ100万年前の火山活動で生まれた大山山系。
10近いピークが連なっています。
〇JR米子駅から車で1時間
JR米子駅から車で1時間、大山の山並みが見えてきた。
*この番組は2022年1月に放送したものです
〇大山
北に聳えるのが主峰大山。
〇烏ヶ山(からすがせん)
南に連なるのが烏ヶ山です。
〇鏡ヶ成(かがみがなる)キャンプ場前登山口
鏡ヶ成キャンプ場前登山口に到着。
ここで待ち合わせ。
あの方かな~?
〇写真家 柄木孝志さん
「おはようございま~す」
柄木(からき)さん?
「はい、あの写真家の柄木と申します」
よろしくお願いします。
18年前、大阪から移り住んできた柄木孝志(からきたかし)さん。
〇写真集『24hours』より
大山に魅せられ、写真をはじめ写真集を出版。
春夏秋冬、様々な時間帯に大山を撮影し、その美しさを伝えています。
「大山は~まずあの~見る位置によって~、全然形状が違ってくる山で~。
まぁそこが~まず一つの魅力かなと思いますし。
これから行く烏ヶ山は、あ~~ピークが素晴らしくて、
まぁそこから~あ~見る麓のですね。
ブナ林の紅葉と。
え~、ちょうどいま、見頃を迎えてますので。
え~その奥には大山も聳えてますし、え~また大山の頂から見る。
あのロケーションとは違うあの~風景を皆さんに楽しんでいただけるかなと
思います」
大山山系の二つの頂を巡(めぐ)る山旅。
一日目は大山の南壁を見る為に烏ヶ山へ。
そして二日目、車で移動し、博労座(ばくろうざ)の駐車場から
ブナの紅葉を楽しみ、元谷(もとだに)へ。
さらに日本海を望みながら大山の山頂へ向かいます。
夕景を堪能、翌日下山する中級者向けの山旅です。
*下山は同じルートを戻る
「じゃあここから山道、あ~入って行きま~す」
午前9時出発
〇新小屋峠
「滑りますので気をつけてくださ~い」
は~い。
*撮影:11月上旬
秋の陽に照らされて輝く森。
〇ブナ
周りにはブナの木がたっくさ~ん。
「ちょうどブナの白と緑と黄色。
色彩の表現としては~、非常にバリエーションが効いた、
写真家にとっては凄くいいロケーションです」
ほ~んと色とりどり。
「個人的には実はブナを僕あのこの下から舐めるように撮るのが好きで~、
あの~この質感というか広がりというか、
芯から先まで非常に絵になる木だと思います」
真下から見ることで木の美しさを惹き立てる。
写真家ならではの視線ですね~。
今度は竹藪だ。
「こうやって伸びた竹の笹が体に絡まってくるんで、
たまに擦ると切れたりもするんで、
しっかりとあの注意をしながら歩いてください」
出発して1時間、傾斜がきつくなってきた。
標高1200m、屋根に出た。
「これからは道が狭くなったりするので、
あの特に足元を意識して歩いてくださ~い」
足元、気をつけて行こっ。
あっ、柄木さんカメラを。
狙ったのは~、迎えの斜面。
「ポツンポツンと、あの~黄色だったりオレンジだったり。
赤の紅葉が見れると思うんですけど、
あ~いうのをあの光の入り方で切り撮るのが凄い好きで」
カシャッ♪
写真 柄木孝志
山肌に疎(まば)らに残った紅葉。
それだけに色彩が際立ってる。
カシャッ♪
写真 柄木孝志
「何ですかね、儚(はかな)さというか。
あ~まぁ秋の終わりというか」
「あ~やっと見えてきました~」
え~、どこ~?
「あれがあの烏ヶ山の山頂ですね~。
鳥の烏から~あの由来して名前が付いたっていう風にもいわれてます」
〇烏ヶ山(からすがせん)
なるほど~、烏が羽を広げている。
相変わらず道は狭いな~。
「細くて急な斜面というのがこの烏ヶ山の特徴でもあります」
「正面に烏ヶ山の山頂が見えてま~す。
あの坂をこれからさらに上がって行きます」
標高差50mを一気に登る。
「こっからまた急でロープを使って上がります。
しっかりあの足元、あまりあの手に集中、あの意識を持っていかないで、
足元しっかりと踏みしめてくださ~い」
は~い。
この日一番の難所。
「じゃあこれを上がれば山頂です」
歩き始めて2時間
〇烏ヶ山(1448m)
「山頂に到着で~す」
やった~。
見晴らしは~?
「は~、よいしょ~。
ちょうどこの上に立つと~。
あの大山が綺麗に開けて見えますね」
山肌を埋め尽くす紅葉の絨毯。
その奥に大きな岩の山が。
「まさに大山の南壁ですね~」
格好いい、明日はあの頂へ。
ここで山旅スケッチ。
今回は烏ヶ山の山頂に到着した所までと致します。
次回は大山の撮影ポイントについての紹介から始めます。