日本百名山 ~ BSプレミアム ~ ①
- カテゴリ:レジャー/旅行
- 2023/04/11 00:24:41
こんばんは!11日(火)は、北海道では雲が多く、
西日本も次第に雲が広がる見込みです。
夜になると雨の降る所があるでしょう。
その他の地域は晴れる見込みです。
訪れるのは東京奥多摩の大岳山(おおだけさん)と御岳山(みたけさん)。
寒さ和らぐ峰々を春の兆しを求めて旅します。
早春の柔らかな陽光
見つけた春の息吹
澄んだ空気が生む光景
芽吹き始める命
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大岳山・御岳山
東京都福生市から望む奥多摩の山々。
そのほぼ中央に大岳山と御岳山が聳えます。
大岳山
御岳山
〇奥多摩駅
*この番組は2021年3月に放送したものです
JR奥多摩駅で案内してくれる方と待ち合わせ。
おはようございま~す。
〇福島和可菜さん
「おはようございま~す。
福島和可菜(ふくしまわかな)です。
よろしくお願いします」
よろしくお願いします。
写真提供:KFCトライアスロンクラブ
〇2013年 御岳健康大使に就任
御岳山健康大使を務めるタレントの福島和可菜さん。
トレイルランニングで活躍するトップアスリートです。
御岳山にはトレーニングの為、週に一度は訪れています。
今回の旅の見どころは?
「ほんとにこう表情が色々変わっていくような
バラエティーに富んだ楽しめるコースになっているんではないか?
なっていう風に思います。
はっ、また今のまぁ時期は~空気がとっても澄んでるので~、
眺望も期待出来るんじゃないかって思います」
楽しみ~。
早春の大岳山、御岳山を巡(めぐ)る一泊二日の山旅。
1日目
一日目、JR奥多摩駅から鋸(のこぎり)尾根を登り、鎖場を越えて大岳山へ。
山頂からの眺望を楽しみ、ロックガーデンを巡(めぐ)ります。
そして御岳山の山頂を極め、夜は宿坊で一泊。
2日目
二日目、夜明け前に出発し、都心を照らす御来光を堪能します。
下山はJR日向和田(ひなたわだ)駅へ。
全行程およそ20km、中級者向けのルートです。
*撮影:3月上旬
「では早速行きましょう」
午前8時半、JR奥多摩駅からスタート。
今日はいい天気、登山日和だなぁ~。
駅から歩くこと5分、うわぁ~、長くて急な階段だ~。
「こういう階段を見るとワクワクしませ~ん?」
はい、私もファイトが~、湧くかな~?
「行きましょ~う」
はい、頑張るぞ~。
「息が切れないスピードで登ると、楽に登れるかな~?と」
一歩一歩確実に。
およそ200段、あっ、登り切った~。
「登って来ましたよ~。
上から見ても~、面白い景色です」
急な階段も楽しめちゃう福島さん。
やっぱりタフだな~。
さらに登り、標高700m程のコナラやアカマツの林へ。
「いつもはこういう道、走ることが多いんですけど~、
こうやってゆっくり歩くのもいいですね~。
風を感じて揺れている様子とか」
はい、とっても安らぎますね~。
「あっ」
何ですか?
「これ見てください、これ」
あっ、ドングリ?
「根が出てるの見えますか?」
どれどれ~?あはは、ほんとだ。
「ドングリコロコロって転がるイメージあるじゃないですか?
でも本当は転がりたくないんです」
え~、どうしてですか?
「秋の間に落ちて~冬の感想から自分の身を守る為に
その場に根を張っていくんですけど。
そうすることによって下から水分も吸い上げて生き残っていける」
しっかりと根を伸ばして大きくなるんだよ。
標高は1000m程。
大岳山へ続く鋸尾根を登って行く。
陽射しがあったかいな~。
「あっ、これ咲いてるかな~?」
何の花?
「馬酔木(あせび)ですね。
白~い花が幾つか咲き始めてます」
〇アセビ
可愛い~~~。
小さな鈴が幾つも釣り下がってるみたい。
「この辺道幅狭いので気をつけながら歩いて行きましょう。
両方とも崖ですので」
あ~、結構切れ落ちてる。
気をつけよっと。
「見てください、この石。
この石、とっても硬いので~、
まぁ雨とか風に~削られることなくずっと残っているんです」
〇チャート
(堆積岩の一種)
海の生物が海底で降り積もって出来た硬い石だそう。
「遠くから見るとこの岩がゴツゴツしていてギザギザしていて、
鋸の歯のように見えるので、鋸尾根の名前が付いたといわれています」
辿(たど)っている岩尾根。
今は樹木に覆われて~よく分からないけど~。
遠くから見ると鋸のようにギザギザしてるな~。
「はい、ここからは鎖場になってます。
だいぶ急、直登ですね~エヘヘ。
足元注意しながら手を上手く使いながら登って行きます」
高さ10m程の鎖場、福島さんリズミカルに登って行く~。
やぁそれにしても~グイグイ、スピードが半端ない。
あ~、目の前が開けた~。
「どうですか?この景色~」
爽快、見えてるのはどこの山ですか?
「ちょうど雲取山から繋がる石尾根という尾根で。
え~目の前が六ッ石山(むついしやま)です」
〇六ッ石山
あ~、あの東京で一番高い雲取山に連なってるんだ~。
「大岳山の山頂ですね~。
見えてきました~」
〇大岳山
あれが大岳山の山頂か?もう間もなくだな。
「お~、急登きましたね~」
滑りやすい木の根っこ、注意して行こっ。
急登が続く~、ふ~。
「おっほっほ、空が抜けた~」
いよいよ山頂かな?
標高差900m余りを4時間かけて登って来た。
〇大岳山(1266m)
*正確には1266、4mです
「着いた~、着きました~、ここが大岳山山頂。
しかしいい天気です今日は~」
〇丹沢山系
南には神奈川県に聳える丹沢がくっきり。
〇奥秩父山地
西には奥秩父の山々。
〇富士山
その奥には雪をいただく富士山。
神々しいな~。
「はい、御岳山に向かいたいと思います」
きょうの目的地ですね~?
「この辺りちょっと岩場が続くので、注意しながら降りて行きましょう」
岩場の下りは慎重に。
ここで山旅スタイル。
今回は大岳山山頂に着きました所までと致します。
次回はトレラン技術を使った下り方を紹介を
福島さんに教えていただきますところから始めます。