日本百名山 ~ BSプレミアム ~ ②
- カテゴリ:レジャー/旅行
- 2023/04/12 00:31:50
こんばんは!12日(水)は、西日本から北日本では雨の降る所が多く
雷を伴う所もありますが、西日本では昼前頃から、
北陸や北海道では昼過ぎ頃から次第に晴れ間が広がる見込みです。
南西諸島は晴れたり曇ったりとなり、所によりにわか雨があるでしょう。
なお、に資本から北日本では広い範囲で黄砂が予想されているため、
交通障害などに注意してください。
早春の柔らかな陽光
見つけた春の息吹
澄んだ空気が生む光景
芽吹き始める命
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大岳山・御岳山
*この番組は2021年3月に放送したものです
〇福島和可菜さん
御岳山の健康大使を務めるタレントの福島和可菜さん。
トレイルランニングで活躍するトップアスリートです。
御岳山にはトレーニングの為、週に一度は訪れています。
*3月上旬
前回は大岳山山頂に到着した所までの紹介でした。
今回はトレラン技術を使った下り方を福島さんに
教えていただきますところから始めます。
<山旅スタイル>
トレラン技術を使った下り方
〇トレラン技術を使った下り方
山を下りる時に役立つトレイルランニングのテクニック、
福島さんに教えて貰いましょう。
〇下り方の基本
山道を下る時、基本は一歩一歩確実に下ります。
それを福島さんは。
「ここにトレイルランニングのテクニックをプラスすると、
よりリズミカルにスムーズに下りれると思います」
〇一歩足を出したら
すぐ次の足を出す
「一歩足を出したらですね。
すぐ次の足を出していくと。
で、次の足を出したらまたさらに次の足をだしていって、
地面の接地時間をなるべく短くします」
〇地面と足の
接地時間を短く
歩幅は小さくリズミカルに。
そうすればバランスを崩しにくく安定して下りることが出来るといいます。
「次のポイントは視線です。
下る時ってどうしても足元真下を見がちになってしまうと思うんですが、
少~し先、視野を広くもちます」
〇少し先を見て
視野を広くする
先の地面の状態を見て、足の置き場を探すことでスムーズに下りられるんだ。
「もう一つは下る際にこう手を開くことによって体がしっかりと安定しますし。
手でもバランスをとることが出来ます」
〇手を開いて
バランスをとる
やじろべえのようにバランスをとることで、重心をとりやすくなるそうです。
トレイルランニングのテクニック、早速取り入れてみよう。
大岳山の山頂から15分程下って来た。
「はい、着きました~」
〇大岳神社
「これが大岳神社」
せっかくだからお参りしましょう。
パッパッ♪
今回の登山が無事でありますように。
「ちょっとこれ可愛くないですか?
お気に入りなんです、私の」
可愛いけど~、何だろう?
「えっ、何に見えます?」
狛犬ですか?
「そう思いますでしょ?
でも実はこれね~、狼なんです」
え~、狼~?何かとっても優しい顔してますね~?
「ちょっと見た目、犬かな~?
でも後ろから見たら、何か猫背だし。
猫かな~って思うんですけれども」
狼が祀られているのは畑を荒らす猪などを追い払ってくれる
有難い存在だからだといわれています。
大岳山を下ること1時間余り
「はい、ここで道が二つに分かれます。
あのどっちの道に行っても~、
御岳山の方には行けるんですけども今回はこっち側から行きます。
ロックガーデンっていわれてるんですけれども、
私の大好きな道なので是非こちら側から行きましょう」
〇ロックガーデン
1km程に渡って続く岩の渓谷、ロックガーデン。
人気のハイキングコースなんだそう。
潺(せせらぎ)が心地いいな~。
「お~~、いいね」
「ここから見る岩の勇ましさ、ダイナミックですよね~?
迫ってきてるかのような」
岩が覆いかぶさってきてるみたい。
水の流れが削り出した岩の庭園。
自然の造形って美しい。
「あ~、綺麗ですね。
ちょっと触ってみよう。
わぁ~フォフォフォフォ」
楽しそう。
「氷水、わぁ~。
あの~、勿論今起きてるんですけど目がシャキーンって、アハハハ」
氷のような水だけど、生き物はいるのかな~?
「この辺ヤマメも多いんですよ~。
よく見るんですけど」
今日もいるといいな~。
「あっ、います。
ヤマメがいます」
えっ、どこ?
「あの声を大きく出しちゃうとヤマメってすぐ逃げちゃうんですよ」
〇ヤマメ
あ~、ヤマメ~。
こ~んな冷たい水でも優雅に泳いでる。
「あっ、カエル、カエルがいます」
えっ、まだ寒いのにもういるんですね~?
「このカエルはですね~、ナガレタゴガエルっていうカエルで~、
寒い時期から活動するカエルです」
〇ナガレタゴガエル
冬の間、水の中で冬眠して2月の終わりには産卵の為、起き出すそう。
早起きのカエル、見つけて得しちゃった。
「あっ」
何かまた何か見つけました?
「あ~~~~、ありましたよ~。
見てください、見てください。
この辺り一帯」
〇ハナネコノメソウ(白色と赤色のお花)
「これネコノメソウっていう花なんですけど~、
沢沿いに咲く花を告げる花になります」
咲き始めの春の花か~。
ちょっと季節を先取りって感じ。
ロックガーデンを抜けてしばらく登って行くと~。
あ~、建物が見えてきた。
「着ました~、失礼しま~す」
〇武蔵御嶽神社
凄~い立派なお社(やしろ)。
「ここが武蔵御嶽神社で~す。
私も毎年、その年の始まりには必ずこの武蔵御嶽神社に来てお参り、
お祓いをしてもらっております」
関東でも有数の山岳霊場として知られる神社。
昔からみんなここを目指して来たんだな~。
「いつもありがとうございます。
ウフフフ」
本殿の後ろ側へとやって来ました。
〇御岳山(929m)
「はい、着きました~~~。
お疲れ様でした~」
ありがとうございます。
「ここが御岳山山頂、929地点になります」
そうなんだ。
歩き続けること7時間、ようやく到着した山頂は神社の中。
山そのものが信仰の対象として崇められてきた御岳山。
その頂に神社が建ってるんだな~。
南には辿(たど)って来た大岳山、御岳山と仲良く並んでる。
大岳山
御岳山
「はい、この真正面に見える山が日の出山っていう山になります。
明日の朝はあの山頂から御来光見れたらいいなって思ってます」
〇日の出山
日の出山から見る日の出ですね~、楽しみ~。
御嶽神社のすぐ下に町があるんだ~。
立派な宿坊の門。
「はい、こちらが今日泊まらせていただく宿坊です」
今日は宿坊で他瓶疲れを癒やそう。
〇駒鳥山荘
ここで山旅スケッチ。
今回は駒鳥山荘の宿坊に宿泊までと致します。
次回はトレイルランナーに人気の御岳山の紹介から始めます。