立夏
- カテゴリ:占い
- 2023/05/06 15:29:09
ニコットおみくじ(2023-05-06の運勢)
こんにちは!前線が本州を南下し、九州と中国、四国、東北北部は雨。
近畿から東北北部は午後から雨。
沖縄は曇りのち雨。
最高気温は平年並みか高い。
【立夏】 りっか
二十四節気の一つで「夏の始まり」を意味します節気です。
<概要>
〇二十四節気
中国から伝わりました二十四節気は日本の気候に合わないものもありましたので、
農耕が盛んでした日本では「雑節(ざっせつ)」という暦に合わせまして、
日本では旧暦として用いていました。
@雑節
節分や彼岸等があります。
〇七十二侯
二十四節気をそれぞれ三分割しましたものを七十二侯といいます。
24 × 3 =72
1年間を72個に分けましたもので、
初侯、次侯、末侯という3つの侯があります。
春分も初候、次侯、末侯に分けることが出来ます。
@立夏の場合
・初候:蛙初めて鳴く(かえるはじめてなく)
水田で初めて蛙が鳴くのを聞きます頃です。
求愛の為に鳴いているともいわれています。
・次侯:蚯蚓出ずる(みみずいずる)
土から蚯蚓が出て来ます時期です。
冬眠していました蚯蚓が活動を始めまして、動き始めます。
・末侯:竹笋生ず(たけのこしょうず/ちくずんしょうず)
筍が土から顔を出します時期です。
この場合の筍は一番流通しています孟宗竹(もうそうちく)ではなく、
細めの真竹(またけ)です。
★孟宗竹
アジアの温暖湿潤地域に分布します竹の一種です。
種名は冬に母の為に寒中筍を掘り採りました三国時代の呉の人物、
孟宗さんに因みます。
《孟宗》さん ???年ー271年
中国三国時代の呉の政治家です。
字は恭武さんです。
荊州江夏郡の出身で、二十四孝の一人として数えられますと共に、
孟宗竹の名前の由来となっています。
[二十四侯(にじゅうしこう)]
中国古来の代表的孝子24人をいいまして、
又、彼らの逸話を集めました同名の幼童の教訓書をいいます。
その人と配列の順序には諸本で異同がありますが、
元の郭居敬(かくきょけい)さんの作をいわれます二十四考によりますと、
虞舜(ぐしゅん)さん、漢の文帝、曽参(そうしん)さん、
閔損(びんそん)さん、仲由(ちゅうゆう)さん、董永(とうえい)さん、
剡子(えんし)さん、江革さん、陸績さん、唐夫人、呉猛さん、
王祥さん、郭巨さん、揚香(ようこう)さん、朱封昌さん、
庾黔婁(ゆけんろう)さん、老菜子(ろうらいし)さん、
蔡順(さいじゅん)さん、黄香さん、姜詩(きょうし)さん、
王褒(おうほう)さん、丁蘭(ていらん)さん、孟宗さん、
黄庭堅らさんでありまして、仲由さんと江革さんの代わりに
張考さんと田真さんを入れましたものもあります。
考子譚(こうしたん)を集めました書には、
古く前漢の劉向(りゅうこう)さん作「考子伝」がありますが、
敦煌(とんこう)発見の唐末五代の円艦大師雲辯(うんべん)さんの
作といわれます「二十四考押座文(おうざぶん)」によりまして、
唐末頃には考子の代表24人を数えます習慣が形成されていましたことが
分かります。
二十四考説話は、
一般に親に対します子の一方的献身を説きまして、
親の喜びの為に70歳になりましても赤子の真似をします周の老菜子さん、
親を養う為に我が子を生き埋めにしようとします漢の郭巨さん、
親の食欲の為に、厳冬に筍を探して泣きます晋(しん)の孟宗さんや、
氷上に寝まして鯉を獲ろうとします晋の王祥さんの話等、
残酷なものが少なくありません。
「二十四考」は江戸時代には日本でも訳されまして、
近松半二(ちかまつはんじ)さんらの浄瑠璃(本朝廿四考」等、
芸能にも多く取り入れられています。
☆マタケ 真竹・苦竹 Phyllostachys bambusoides
Japanese timber bamboo
giant timber bamboo
madake
中国原産とも日本自生ともいわれますイネ科マダケ属の竹の一種です。
直径:約15cm、高さ約20mになります大型種です。
節には環が2つありまして、節間が長く材質部は薄いです。
材質は弾力性がある等、優れております。
その為、建築や竹細工に利用されています。
漢字で苦竹と書きますように一般に筍が苦い印象がありますので、
市場に出回りますことは少ないです。
竹の皮には黒褐色の斑点がありまして、
無毛で綺麗な皮ですので、食料品等の包装等に使用されてきました。
〇立夏の意味
二十四節気の第7節目です。
夏の気配が立ち上がってきましたような時期という意味です。
立夏は春分と夏至のちょうど中間になります。
5月に入りまして、少し夏めいてきました頃のことです。
〇立夏はいつ頃?
二十四節気は日付固定ではありませんので、日付は変動します。
@2023年の立夏
5月6日(土)です。
@立夏の期間
5月6日から次の二十四節気の次の第8節、
小満の5月21日(日)までの15日ぐらいを指します。
〇立夏の時期の頃の花
@藤 ふじ Wisreria floribunda
Wisteria
★マメ科フジ属の植物です。
原産地:アジア、北米、ヨーロッパ
特徴 :5月に薄紫色の房状の花を咲かせます。
棚にそりまして薄紫色のカーテンのようになっていまして、
とても美しい植物です。
開花期:年によりましては、気温で4月中に開花しますことがあります。
@ツツジ 躑躅 Rhododendron
Azalea
☆ツツジ科ツツジ属の植物です。
原産地:東アジア
特長 :ツツジは公道等の植え込みに植えてありますものから
草原等で生えているものまで種類が沢山あります。
5月にはツツジ祭りが各地で開催されます。
問題 立夏の時期に食すもので旬を迎える植物に苺があります。
農林水産省によります2021年作況調査の「野菜生産出荷統計」を基に、
苺の生産量(収量)の全合計及び都道府県ランキングの中で、
3位の県名を教えてください。
1、静岡県
2、熊本県
3、宮崎県
順位 都道府県名 収穫量(t) 割合(%)
1位 栃木 24400 14、8
2位 福岡 16600 10、1
3位 ここ 12100 7、3
4位 愛知 11000 6、7
5位 長崎 10700 6、5
ヒント・・・〇正解の県
作付面積は微減していますが、10a当たりの収量を
前年比102%に伸ばしました。
比較的新しい品種の「ゆうべに」「恋みのり」、
白い品種の「淡雪」があります。
「淡雪」は、発祥地の鹿児島県志布志市で登録されましたが、
隣県の当県でも栽培されています。
お分かりの方は数字もしくは2021年作況調査の「野菜生産出荷統計」の
苺の生産量が3位の県名をよろしくお願いします。