Nicotto Town


かきくけこのブログ。


ゲシュ崩ログ 260 勉強すれば

やっぱりもう、そうですけど。いわずもがなですけど、勉強すればするほど、世の中ひろい…知らないこといっぱいある…と思います。あと人生全部使っても大海の一滴分くらいの事しか知れないのかなとか思う。もっと人脈とか能力とかがあったらそんな気持ちにならないのかな。
 この前、道あるいてたら知らないおばあちゃんがいきなり話しかけて「本読みなさい!本はいいよ!本読むのはいいよ!」と力説してきたので「…え、…ええ…そうなんですね」って言った。そしたらすごい形相で「ほんとにわかってんのお前?」と言いたげな表情で見られて、去っていった。一体なんだったのかあれは。老婆心というのだろうか。本出版してる人の関係者だったのかな。本を読めと見ず知らずの人にすすめられるなんて。でもまぁ、本読めって言われるのは、いきなり当たり屋みたいな言いがかりつけられるより安全で平和でいい話ですよね。日本屈指の偏差値の低い地域だったんだけど。偏差値の高い地域に住んでる方はきっとこんな体験した事ないでしょう。羨ましい限りです。日本のスラム街みたいなとこ住んでる人は「くす」っと笑っているかもしれません。あるね、そういうの、って。知識は重荷か、それとも起爆剤かと意見は対立する気がする。諸刃の剣。昔、好きな作家である五木寛之氏が何かの映像で「文言お化けが」って言ってる時に、「あ~この人の本全部好き」って思いました。文言お化けっていう妖怪は多分メジャーなお化けじゃないですが、そうとしかいいようのないお化けが五木氏には見えてるんだ…と思った時、そりゃあの人は面白い本書くわ。と納得しました。文言お化け。天才にしか見えない世界があるんだな、とおもわせますよね。凡人に到底理解しえない世界の存在が、その一言に凝縮されていた。同じ世界に生きているのに、見えている世界が全く違う。そういうのは大人と子供によくあるんだなと思います。子供の目から見える世界は、大人と全く違う。今の私が、私はもう大人だから大人の考え方してるんだよ私は、って思ってるけど、もしかしたらもっと後になって「あの頃は私まだ何もわかってなかった。あの時ああしてればよかった」と思う事は、いくつも簡単にいっぱい噴出しそう。なそんな予想は、外れて欲しいものである。後悔なんて一個もないっていう人って、いるのかな。子供と大人で、答え方が違ってきそうですね。




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