子供が保育園にいきしぶるようになった。まぁ、気まぐれなのかなという感じであった。深刻という訳でもない感じ。よくよく聞いたら「今日雨だから保育園遊ぶの面白くないんだよなー」とか言ってた。そういう理由で…行きたくないとか言ったのか。とかいろいろ不思議に思っていた。ふと、ぽろりと呟いた言葉に「先生怖い…」とも言っていた。いやいや。先生というのはコワイもんだよ。私も怖かったよ。今でも怖いよ。って言うと、なんだか少し気がまぎれたようだった。先生ってのは友達じゃないんだよ。偉い人だからね。と言ったけど、私は子供の気持ちを忘れた大人になっちゃってるんだろうか。子供がどれくらい怖いのかはあまり考えてないけれど、きっとまぁ大丈夫でしょう。そんな事を言いだしたら、先生が怖いというのは全員同じだろうし。子供の自我が芽生えてくるこの時期、きっと自我の置き所や我儘のできる場所できない場所での自分の気持ちのコントロール法などを、まさに真剣に毎日勉強まっさいちゅうの子供だろうから、色んな感情の摩擦を経験していることでしょう。そういう時に私がそれをかわってあげられたらいいのに。でもこころの感情を代わりに引き受けるというのは誰にもできない事なんでしょう。自分でどうにか乗り切るしかないんだよ。今日も行きたくないのかい？って聞いたら、晴れたからなのか。天気が晴れだからなのか。今日は行ってくれた。やっぱり天気なのか。じゃ先生怖いっていってたのあれ何だったの？子供のひとことひとことに振り回されている。