二百二十日
- カテゴリ:占い
- 2023/09/11 17:45:53
ニコットおみくじ(2023-09-11の運勢)
こんにちは!9月11日(月)は大気の状態が不安定になります東海から中四国で、
強雨や雷雨の恐れがあります。
又、日本海から低気圧が接近する北海道は天気が下り坂です。
関東や東北では変わりやすい天気ですので注意が必要です。
そして、残暑が続きます。
怪しい雲が迫ってきましたらにわか雨や雷雨の可能性もありますので、
注意・警戒が必要です。
【二百二十日】 にひゃくはつか
☆雑節の一つで、立春を起算日として220日目にあたります。
21世紀初頭の現在では平年なら9月11日、閏年(うるうどし)なら
9月10日です。
週十年以上のスパンでは、立春の変動により9月12日の年もあります。
*立春・・・2023年は2月4日でした
八朔「(はっさく)旧暦8月1日)」・二百十日(9月1日)とともに、
天候が悪くなる農家の三大厄日とされてきました。
統計的には台風は二百十日から9月下旬にかけて襲来することが多く、
二百十日よりも二百二十日の方を警戒する必要があります。
[農家の三大厄日] 2023年
農家にとりまして警戒すべき厄日です。
荒れ日等といわれています。
・八朔 :8月1日
・二百十日 :9月1日
・二百二十日:9月11日
<概要>
〇二百二十日
二百十日同様にこの頃農家では収穫を控えました重要な時期でありながら、
秋の収穫を前にしまして台風が頻繁に上陸する頃であります。
特にこの頃、稲は「中稲(なかて」といいまして花を咲かせる時期です。
しかし、台風や暴風雨が襲来するという大惨事に見舞われることから、
農家にとりましては厄日以外のなにものでもありません。
@中稲
奈良時代には既に熟期によりまして早稲(わせ)と晩稲(おくて)の
区別がありました。
「万葉集」には「早田・早稲」の五が見えています。
平安時代になりますと、さらに中間の中稲が現れました。
早稲を作付けしますのが早田で、中稲を作りますのは中田(なかだ)です。
そして、晩稲を作るのが晩田(おくてだ)と呼ばれました。
★早米(そうまい)
古代律令制でも早・晩の区別がありましたが、
中世成立期になりますと中稲が現れまして、
早稲、中稲、晩稲の区別が成立します。
≪収穫期≫
・早稲:陽暦で8月中旬~9月中旬
・中稲:10月上旬~中旬
・晩稲:11月上旬~中旬頃
☆早生(そうせい)
生育期間が短く、早い時期に収穫期に達します作物品種の
遺伝的な特性です。
反対の性質であります晩生(おくて)と中間の中生(なかて)を含めまして、
作物栽培上重要な特性となっています。
早生になりますと生育期間が短くなりますので、
一般的傾向としましては収量が低下します。
しかし・・・
厳しい自然環境の条件下では、
生育期間が短い早生の方が有利である場合も少なくありません。
又、ハウス栽培を含めまして、
野菜では早い時節の出荷は市場で高く評価されます為、
収益が飛躍的に増加することが多いです。
@二百二十日は季節の移ろいの節目
二百二十日あたりはちょうど夏から秋へと季節が変わります節目でもあります。
その様子を示したかのように高頻度で暴風雨が襲来します。
この為、農家ではこの日を厄日と定めまして、
秋の収穫を確たるものとします為に、
あらゆる事態に備える為の準備を行います。
@二百十日よりも二百二十日の方が台風襲来頻度は高い
統計学におきましては、
二百十日よりも二百二十日の方が台風が襲来する確率が高いという
結果が出ています。
特に二百二十日の後の10日間は農家や漁師達の間では忌がられておりまして、
例えば9月26日あたりは高頻度で台風が襲来しましたころから、
「魔の26日」とも呼ばれています。
■過去9月に襲来した台風一覧
・洞爺丸台風(1954年/昭和29年)
・狩野川台風(1958年/昭和33年)
・伊勢湾台風(1959年/昭和34年)
・第2室戸台風(1961年/昭和36年)
・第2宮古島台風(1966年/昭和41年)
・第3宮古島台風(1968年/昭和43年)
・沖永良部台風(1977年/昭和52年)
@二百二十日が雑節に収録されたのは貞亨暦(じょうきょうれき)から
*貞亨期間・・・1684年4月5日~1688年10月23日
この二百二十日は当初から雑節に収録されていた訳ではなく、
江戸時代の暦学者・渋川春海(しぶかわはるみ・しゅんかい)さんが
品川の漁師からの意見を参考にしまして、
貞亨暦から入梅や八十八夜や二百十日とともに雑節に組み込まれたと
されています。
旧暦においては7月17日~8月11日頃まで日取りが移動することがあり、
特に注意を促す目的でこのような日付を設けたとされています。
@二百十日が雑節に入れられた理由や由来
実は二百二十日が雑節に取り込まれたのには、
二百十日に関連したエピソードがあることはあまり知られていません。
暦学者・渋川春海さんは大の釣り好きであったとされていまして、
ある晴天の日、品川の沖へ舟を出そうとしていたその時、
偶然、とある漁師の舟と遭遇をしました。
そこで漁師は渋川春海さんにこう告げました。
「今日はちょうど立春から数えて210日。
オイラのこれまでの経験上、
この日は必ずといってよいほど海が荒れる。
アンさんも気いつけなよ。」
これを聞きました渋川春海さんは天候の変化に沸き立ちて、
急遽、釣りを取りやめました。
しかしその後・・・
漁師さんが告げた通り、
黒雲がよぎり始め、瞬く間に空を覆い隠すと
暴風雨が吹き荒れたとのことです。
この後・・・
1684年に貞享暦が完成する訳ですが、
暦として収録するまで、渋川春海さんは毎年検証を重ねたそうです。
つまり・・・
それだけの高頻度でこの日に暴風雨が吹き荒れたことになります。
問題 源氏物語や枕草子の中で、
二百十日もしくは二百二十日頃に決まって襲来する台風のことを
何というかを教えてください。
1、草分(くさわけ)
2、野分(のわき)
3、暴風(あからさまかぜ)
ヒント・・・〇正解の呼び名 *正解の反対は風祭り
@源氏物語
第二八帖の名です。
光源氏三十六歳の秋八月に正解が吹き荒れた後、
風見舞にまわる夕霧の目に移じた六条院のさま、
垣間見た紫上や明石姫君のさまなどを述べる。
王鬘(おうかつら)十帖の第七です。
さらにヒント・・・
〇俳句
・中空を芭蕉葉飛べる野分中 :川端芽舎さん
・日枝高く吹きかへさるる野分かな:池西言水さん
・手負猪萩に息つく野分かな :河東碧梧桐さん
〇正解の意味
O原に生い茂る草を吹き分けるように吹き込む強い風を意味します。
この頃に吹きます風といいますと夏と秋の境目、
もしくは初秋に吹きます大風や台風のことを指します。
〇1951年~2020年7月までの台風襲来回数の合計
・4月 :1回 ・6月 :10回
・7月 :34回 ・8月 :73回
・9月 :66回 ・10月:17回
・11月:1回
お分かりの方は数字もしくは二百十日もしくは二百二十日頃に
決まって襲来する台風を何というかをよろしくお願いします。
ヒントになっているか?ですが、流石ですね。
2番の野分で正解です。
どうもおめでとうございます(祝)
はい、今夜も蒸し暑いですね。
ノエママンも体調にお気をつけてお過ごしくださいませ。
どうもありがとうございました。
週明け月曜、お疲れ様~☆彡(_´Д`)ノ~~オツカレ♪
2、野分(のわき)☆彡(`・ω・´)b
無理せず無茶せず、心と体を労わりつつ、今週も楽ぴくヨロピク~☆彡◡( ๑❛ᴗ❛ )◡ルン♥