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かきくけこのブログ。


ゲシュ崩ログ 332 東京おもちゃ美術館

東京おもちゃ美術館というところに行ってきた。ユーチューブに記録動画もアップしといた。面白かった。オープンラストで子供は遊べる場所だった。子供にとっては行って損なし、大満足の場所なんだな、と思いました。リーズナブルなとこもいいですね。
 おもちゃの美術館というだけあって、そこには美学があるというか、おもちゃという子供の玩具という枠を超えて、おもちゃという作品を堪能する場所というような、大人も見ていて知的好奇心が刺激される凄く楽しい場所ですよ。子供向け施設だとおもっていたけど、実際行ってみたら、美術館とか行くような人が行く場所でもいいと思いました。親子連れだけではなく、外国人旅行客等も多く訪れていました。子供には太鼓判絶対おすすめですけど、大人が行ってもまったく問題ない場所だなという意外な面白さの大発見をした気分でした。
 店員さんがよく話しかけてきます。普通、美術館で話しかけられるってそこまで無いですよね。普通の展覧会とか美術展って、神聖な、ともいえそうなくらい、静謐な雰囲気を出してるんですが、おもちゃ美術館は、そういうかしこまった空気ゼロでした。店員さんは気さくに頻繁に話しかけてきます。しかもおもちゃのプロが説明してくれるのかと思いきや、「あれ、私もこれ、よくわからないのよね、どうだったかしら」という感じで、とても親近感わく感じの接客が味わえます。そこはまったく美術館とは違うなという感じもしました。美術館というけれど、美術館というより公民館みたいな…でも、確かにアーティスティックな作品も多くて美術館みたいな雰囲気もあり。なんともいえない面白い場所です。個人的にはとってもこの、都心にあるのになんともあったかい感じが微笑ましくて、きてよかったな、と思いました。一日遊べるので、子供は「また行きたい」と言ってました。そんな素敵な場所でした。

沖縄にはおもちゃ美術館が無いからか、東京おもちゃ美術館で廃藩置県前の沖縄、琉球のおもちゃが展示されていました。沖縄は一応一国の王国だったのだから、独自の文明が色々あってもよさそうですけど、指ハブというおもちゃしかなかった。日本にはコマとかお手玉とか子供が遊ぶ多様な歴史あるおもちゃがあるのに。何して遊んでいたんだろう?琉球の子供の労働問題とか人身売買とかそういう事が関係してるのだろうか。子供が遊ぶ余裕が無かった…みたいな現実が、おもちゃから浮彫にされているようで、なんだか切なかった。ドイツの緻密なおもちゃがうまれた背景に、「長い冬が、このような文化を作った」みたいな説明がなされていて、え、長い冬が凄い傑作を生む理由だったとしたら、常夏の島国は、ドイツ人のような緻密な作品は絶対生まれないってことかな。となんだか人種差別とかじゃなくて、まぁ、でも、実際、ドイツは寒かったから精工な凄い作品が生まれたんだという現実は現実として受け止めてもいいんだよねっていうか。そういう気分になりました。までも、一長一短とはよくいったもので、だからといってドイツ人と沖縄人では沖縄人はドイツ人に絶対勝てないという事では無いと、沖縄の凄い人が発掘されて、証明して頂きたいものですね。実際そうなのでしょうし。?

ウェイキックというおもちゃを子供と遊んだんですけど、ボールとゴールの大きさや人形の操作しやすさ秀逸で、ちょっとした熱中をもたらす面白さがありました。他にもドイツの緻密な作品は、見てるだけでも楽しいものでした。

これはもう、一度は行くしかない、という感じの面白い場所でしたよ。全国にもあるらしいですね。東京のみならず、近くのおもちゃ美術館に行ってみるといいかもしれません。




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