ゲシュ崩ログ 339 老人が搾取されている
- カテゴリ:日記
- 2023/09/21 09:48:28
何歳から老人かというと、年金をもらうようになったら老人かなと思う。最近はもらわない意思表示でもらわない人も多いそうで。そういう人はまだまだわかうど!ということなのかなと思います。
私の育った家はわりかし老人は大切にというほうの考えに近かったので、老人って大切にされてるのかな。と思ってたら、この前老人なご年齢ともいえるわが夫と、旅行した時、ちょっとビックリした。
というのも、飲食店に入ったら、老人の注文したメニューだけでてこない。売店で「これください」って言ったら、まったく違うのでてくる。何かありましたら、お声かけください、というような店員さんの接客があるお店で、お声かけくださいとかいう声かけまったくされず、まるでいないかのように接客される。そういう感じの社会的冷遇を横で見ていて、「え?なんで?おかしいのでは?どうして何も言わないの」と疑問に感じたんですが、老人のほうはそんな事当たり前だといわばんかりに「いいよいいよ。べつに…」って言うんですねぇ。ええいいんかい!?と驚くというか。現代って老人こんなに肩身狭いんだな…とビックリしたというか。いやまぁ、そういう事はでも、確かに、まだ何にも問題じゃないのかもしれない。昨今は、老人を狙った特殊詐欺があるあると、何度も何度も回覧版で回ってくる。本当なのかどうかわからないけれど、我が家にもちょっと困った事が起きてしまった。
コロナを理由に契約の料金をかえてくる業者
取引のある企業が、一番大切なお金の部分を、契約書と違って下方修正したらしい。と、コロナ収束して最近になって、それをふ、っと老人の夫の口からきいた。
ちょっとそれってどうなんだろうとびっくりした。
まぁ確かに、契約書にも、「自然災害等の社会情勢の変化によっては契約をかえる事がある」みたいな事は書いてあったというような記憶は私にもあるんですけど、それでもなんだか、コロナに対しての給付金も無いのに、コロナ損害は何にも救済措置もなく、老人は「…しかなたいのかな」みたいな感じで飲み込むしかない状態であるそうで。なんとなく、怖いなと思った。しかも、そんな悩みがあるという事を、私が聞いていなければ、ずっと誰も知らないままだったかもしれない。一人で契約下方修正等の事案を抱えてたかもしれない。我が夫はまだそういう風に相談窓口があったほうの老人だったが、世の中の老人というのは、きっともっと苦労や悩みや、悪徳商法の餌食にひっかっかって、それでいて「しかたないよ」って誰にも何も言わずにいるんだろうか…という事を、自分の目で、実際に見てしまった私としては、本当に老いというのはコワイし、老いるまでに、自分の信頼という貯金を貯めておかなければ、お金があってもお金は何にもあてにならない老後に貯金というけれど、老後こそ、お金というものは、全くあてにできない物質なんだなと、凄く思いました。
コロナ給付金の条件に微妙にひっかからないという程度なので、本当になんとも、薄皮をゆっくりすこしづつ削ぐようなことが、老人になるとあるんだ…となんともすさまじいが、本当の話を、私はどう対処したらいいのかわからず、老いが実におそろしい。怪談でも作り話でもなく、これは本当の話だから…。
もしもっと恐ろしい搾取があれば、このサイトにも課金なんてのんきな事はやってられないかもしれない。
いやあ…若いっていい。若いっていい。若い子供の呑気さに目が洗われる。