マハゼ
- カテゴリ:占い
- 2023/10/03 16:55:31
ニコットおみくじ(2023-10-03の運勢)
こんにちは!九州から関東甲信は晴れるが、午後は雲が広がる。
東北、北海道は朝に雨や雷雨の所があるが、次第に天気が回復する。
沖縄は晴れ。
【マハゼ】 真鯊 真沙魚 Acanthobius flavimanus
(Temminck and Schlegel,1845)
Spony goby
yellowfin goby
☆スズキ目ハゼ亜目ハゼ科ゴビオネルス亜科マハゼ属の魚で、
世界て見ても非常に種類が多いです。
現在では魚類の8%、およそ2200種が確認されています。
<概要>
〇別名
・ハゼ ・カジカ
・カワギス ・カワギス
・カワハゼ ・グズ
・デキハゼ ・フユハゼ
・カマゴツ ・ゴズ
〇種属
@日本
ハゼ科は日本だけでも100属500種近くいるとされています。
@世界
世界に至りましては何と2000種を超えているといわれている
多様な種属です。
その中にありまして、マハゼは「真」が付けられる代表種となっています。
〇学名由来
学名の属名であります❝Acanthogobius❞は、
ギリシャ語の❝akantha❞=棘のあると❝Gobius❞=ハゼからなりまして、
種小名❝flavimanus❞はラテン語で黄色い手を意味します言葉に由来しています。
〇貴重
かつては日本全国に普通にみられまして、
古くから食用として親しまれてきた魚で、
江戸前の天ぷら種には欠かせないとされていたりしていいます。
しかし・・・
現在では獲れる所や数も減りまして、安い魚ではなくなってきています。
〇呼称
全国各地で親しまれてきただけに、
地方では様々な呼称が付けられています。
・カワギス ・カワハゼ
・グズ ・デキハゼ
・フユハゼ ・カマゴツ
・ゴズ
〇生態
@分布
マハゼは日本をはじめ、亜熱帯から温帯域の東アジアに広く分布しています。
@生息
船舶のバラスト水等に紛れまして運ばれ、
アメリカのカリフォルニア湾でもその生息が確認されるようになっています。
★日本産魚類検索全種の同定第三版
日本近海の分布は・・・
津軽海峡~屋久島の太平洋沿岸、瀬戸内海、
北海道小樽~鹿児島県枕崎の日本海・東な海沿岸とされています。
*東シナ海沿岸・・・有明海を含みます
☆海外
朝鮮半島の西岸・南岸、河北省、山東省、海南島、ピーター大帝湾(稀)、
シドニー湾(移入)、カリフォルニア(移入)
このようになっています。
@食性
主に水流の早くない内湾の河口域の砂泥地に生息していまして、
若魚は汽水域にも侵入します。
主にゴカイ等の多毛類や貝類、小魚等を捕食しますが、
藻類も食します雑食性です。
@産卵期
生息地によりましてズレがあるようですが、
初春から初夏にかけてのようです。
砂泥底に出入口が2カ所ありますY字型の巣穴を作りまして、
その中で産卵をします。
産卵後は孵化しますまで雄が巣穴を守ります。
@寿命
1~3年です。
〇特徴
@体長
マハゼの標準体長は約20cmで、
大きいものでスト全長約25cmにもなります。
ハゼの中では大きい部類です。
@体形
あまり側扁せず円筒形に近く、細長いです。
@鰭(ひれ)
背鰭は前後2基に分かれていまして、尾鰭は後縁が丸い扇状になっています。
特徴的なのは左右の腹鰭が一体化していまして、吸盤状になっています。
@体色
背側は淡黄褐色で腹は白く、体色には不規則な暗色斑紋があります。
背鰭と尾鰭には淡黄色の地に、黒い斑紋が綺麗に並んでいます。
臀鰭は黄色味を帯びていまして、下縁が帯状に黒いです。
〇主な産地と旬
@主な産地と漁獲量
・松島湾 ・東京湾
・浜名湖 ・伊勢湾
@漁獲時期と旬(10月~1月)
ほぼ通年漁獲されます。
産卵期は初春から初夏にかけてです。
この時期は身が充実していて美味しいのは秋から冬にかけてです。
〇目利きと調理ポイント
@活け物かそうでなければ硬い物
活け物も市場に入ってきます。
値が高いですが、間違いはありません。
そうでなければ、まだ体が硬く硬直しているくらいのものが良いです。
@全体に艶がありまして、眼が澄んでいるもの
・体表を覆いますヌメリに透明感がありまして、艶々しているもの
・眼に透明感と張りがありまして、綺麗なものが新鮮
@調理ポイント
活け物であれば生食も出来ます。
古くから惣菜魚としての他、江戸前天ぷらの種として親しまれてきました。
★身
癖の無い上品な白身です。
〇美味しい食し方と料理
@天ぷら
マハゼ料理の王道です。
江戸前の天ぷら種としてもお馴染みです。
サクッとした衣をふっくらとした身も食感が良く、とても美味です。
天ぷらにします場合は、キスのように開きまして骨は取り除きます。
@唐揚げ
二度揚げしますと骨まで食すことが出来ます。
@刺身
活け物であれば試してみたいです。
小さい魚ですので捌くのは大変ですが、
透明感のあります白身はそれだけの価値があるといわれています。
@佃煮と甘露煮
古くから佃煮や甘露煮にされまして、広く総菜の一品として食されています。
佃煮や甘露煮は丸ごと煮まして、頭も骨も食すことが出来ます。
@干物
姿のまま丸干ししたものを焼いて食します。
@焼干し
宮城県の郷土料理の一つに、ハゼの焼干しという保存食があります。
これはマハゼの内臓を取り除きましてから炙り焼きにしましたものを
天日干しにしたものです。
☆伝統的な雑煮
ハゼで出汁を取ります。
〇主な有効成分とその働き
@カルシウムやミネラル
丸ごと骨も一緒に食すことが多く、カルシウムやミネラルを沢山摂取出来ます。
@丸ごと調理しますことでビタミン類も豊富
丸ごと調理して骨や内臓も一緒に食すことで、
ビタミンAやビタミンE等の好酸化力のあるビタミンが生の身だけを
食すのに比べ、何倍も多く摂取することが出来ます。
@動物性のたんぱく源
ハゼのタンパク質には必須アミノ酸の他、
旨味成分でもあるアスパラギン酸やグルタミン酸も豊富に含まれています。
問題 マハゼのお刺身や天ぷらを提供するお店が「はませい」さん。
「はませい」さんの周辺にあります湖名を教えてください。
1、諏訪湖
2、浜名湖
3、佐鳴湖
[はませい]さん
住所 :静岡県湖西市新居町新居3390-7
電話番号:053-592-6178
《入荷のお知らせ》2021/07/05
ぷりぷりの真ハゼ入荷しました
本日のおすすめは「真ハゼ」です
お刺身にできるハゼは貴重です
淡白でも甘みのある白身のハゼ刺
ふわふわのハゼ天
粋で味わい深い時間をはませいさんでお過ごしください
はませい定食 5500円(税込)
ヒント・・・〇正解の湖
静岡県西部の浜松市と湖西市に跨る湖です。
今切口で遠州灘と繋がっていて、
太平洋の海水が流入する汽水湖です。
元々は淡水湖でしたが、室町時代に起きた明応地震(1498年)と
高潮により砂洲が決壊して外海と通じ、汽水湖となりました。
お分かりの方は数字もしくは「はませい」さんの周辺にあります湖名を
よろしくお願いします。