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かきくけこのブログ。


ゲシュ崩ログ 350 喧々諤々埼玉県

埼玉県の虐待防止条例は撤回されたそうです。


尾木ママは断固絶対反対と言及したそうですが、そのように動きましたね。教育の現場にいた現場の感覚を持った文化人の尾木ママ。さすが、というところか。尾木ママのいうことはいつも正しいな~とか考えちゃう。

たくさんの議論が交わされるというのは、人間が人間であるといえる必須条件だと思います。猿山のサルは一人で決めて一人で行動して後からついてこさせますからね。私ちょっとそういうサルみたいなとこあるんで、埼玉県みたいに、発案があり、異議があり、撤回があり、反省があり、というような、人間しかできないような一連の騒がしい活発さというのを、知性と崇高な人間の証明だと思うんです。結果が間違っているか間違っていないかはあまり私は考えてないのかもしれません。けっこう民主主義的な考えを私はするところがあります。とても素晴らしいと思うのは、異論がたくさん噴出したこと、それが政治を動かしていることがすごいな~と思います。

 いろいろあって、政治家が避難のやり玉にあがる結果になってしまったかもしれませんが、ここで思い出して忘れず心がけるべきが、「虐待から子供を守る」ということだと思います。「政治家を守る」でもなかく、「親の立場を守る」でもなく、子供を守ること。それが唯一最大の論点で理由で原因で目的だとするならば、いろいろあったけれども、常に社会全体で弱者の立場を考えていくという、強い人間、上に立つ人しかできない人間がする行動に、多くの人を巻き込んだという結果は、ものすごくいいことだったと思います。そういう風がふいている日本であってほしいな~と思います。弱者が、政治の道具になっているのではなく、弱者のためにあれこれするしなんやかんや間違いながらでも、一歩一歩よりよくということを、有能な人が一人で支配してやったんじゃなくて、多くの意識の集合としてすすめたのならば、埼玉県の底力、埼玉県の識字率の高さというか、そういうのはすごかったと思う。もしかしたら、そういう啓蒙思想も政治家のほうにあったのかもしれない。やっぱり政治家というのは、一手も二手も三手も先を読んでいますね。私たちの悪にもおちかねない人心というものも無視せずに、治世するってどんだけ大変なんだろう????ほんとすごい。えらい人に絶対なりたくない。というか、なれない。苦労すぎる。そんで一生懸命やったあと、「埼玉県議会の発案おかしーんだよ」というように顔についた傷みたいないわれようをされるのであれば、やっぱり上に立つ人って…民衆を扇動するって…マリーアントワネットの時代から、私みたいな下種人種は、「うわ~上に立つ人とか絶対なりたくない」と思うような、哀れみでみられる人種なのかな~と私には思えてならない。ちょっと、ときどき、あ~…政治家とかにならなければならない家系じゃなくてよかった~下衆で。とか思うことがある。どんだけ卑しいのでしょう?でもこれが下層市民の現実ではあるまいかと私は思います。

 子供を虐待から守る条例によって、親を傷つけ、保育者を傷つけ、不必要な悲しいことがらを生みかねない一方で、本当にいま、行政の助けを求めている弱者というものが、いるかもしれないというのは忘れてはならないと思う。往々にして、弱者は何も言わないものであり、法は悪用されるものである。それに対してどう、正義をつらぬくの?私には、この世界のえらいひとが本当に善人しかなれないんだろうな、と思う。すぐなまけようとかしたり、めんどくさいとかいう私は、社会で輝く出世してえらいと言われる人にはなれないだろう。上にいけばいくほど、埼玉県みたいに、えらく叩かれるだろうし。偉い人はやっぱり下衆には考えられない重荷を背負いながら、生きているんだろう。ぼーっと生きてる私には、埼玉県の騒動が、好ましくもあり、あんなに活発に教育に本気な集団の動きをみて、自分はなんてなまけているのかなと反省しきりなのだった。
 ちかごろ、子供のほうがいろいろチャレンジしているみたいだし、私もちょっと新しいことしてみようとか頑張りたいとか、少しは一応思っているだけどね。




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